JTA特集(客室乗務員)カナダ留学で成長して沖縄の空で活躍
2021年3月4日放送のFMぎのわん「玉那覇尚也のパイロットになろう」では日本トランスオーシャン航空の客室乗務員の照屋さんにお越しいただきました。
玉那覇と同じ宜野湾市出身ということで勝手に先輩後輩という関係で結びつけて番組開始!
人生のターニングポイント
空港での地上職を目指していた専門学校時代で人生のターニングポイントが!休学して1年間のカナダ留学を決めた。決めたはいいが、やはり1年間の海外生活へ飛び出すには不安がたくさん。優しく機内で接してくれたのが日本人客室乗務員。
不安な飛行機の中、優しく話をしてくれて、同じ航空業界へ就職することも話をすると、親身に相談に乗ってくれた客室乗務員の方。
あの人のようになりたい!
そこからは客室乗務員へ志望を変え、カナダへ渡ったという。
リスナーからも「初めてのCAさんとの経験、ものすごい刺激だったんですねえ。こういう経験ができるっていうのは人生で本当に宝物ですね。」と番組中のメッセージ。
カナダでの生活
夢を描き渡ったカナダ!現実は寒くて(沖縄出身者はどこ行っても寒いんです!とツッコミ入れましたが😆)英語の壁やホームシックなど苦しいスタートだっと言う。
沖縄で生まれ育った照屋さんは海に行って気持ちを落ち着かせたとか。
リスナーからの「カナダでの大好きなこと教えて〜」と言う質問に、カナダでは有名なドーナツチェーン店のお話で照屋さんとリスナーさんとの「ローカルな話題」にも触れ、おそらく気持ちはカナダ留学時代に戻っていたのが声を通して感じらた。
英語も最初は聞き取れず、3ヶ月もすると段々聞けるようになってきて、5ヶ月を過ぎることには、自分の意思を伝えられるようになったというリアルな体験も話してくれた。
そんな頃には留学生同士でコミュニケーションも取れるようになり、世界各国の価値観の共有や、自分の幅を広げられる最高の機会だったとも言ってくれた。
1年も経つと、最初の頃のホームシックだった頃とは真逆の「帰りたくない」と言う気持ちが大きくなってとのこと。
そうやって帰国後専門学校へ復学し、「あの客室乗務員を目指して」勉強と就職活動に全力投球!
JTAヘ就職
自分自身を見つめ直すことができたカナダ留学。自分の長所を理解し、気づいた欠点を直して行く努力をする。そうして勝ち取った夢だった客室乗務員を生まれ育った大好きな沖縄の航空会社で実現することとなった。
サービス要員でもあり、保安要員でもある仕事。
どんな時にも冷静にお客様を安全に目的地まで案内する。万が一の際には安全に誘導する。
珍しいエピソードもお話ししてくれた。岡山から那覇へ向かう便で、那覇空港閉鎖が理由で嘉手納米軍基地へのダイバート経験。JTA客室乗務員でも少ないと言う。客室内の様子や4時間も嘉手納基地に滞在することとなった貴重なエピソードを聞くことができたのは、リスナーからも大好評だった。
そんな中、リスナーからの質問で「ご自分がパニックにならないために心掛けていることってありますか?」の質問には、やはり普段の勉強と訓練です!と自信に溢れた声で答えてくれた。
JALグループとは言え、沖縄の翼として飛んでいる航空会社ならでのお話しとして、機内アナウンスを沖縄の方言ですると言うので、ラジオで機内アナウンスをしてもらった。これにはリスナーからも大好評だった。何よりスタジオ内にいた番組アシスタントのまなみさんは自他共に認める「空港大好き女子」は大喜び!
あの理想の客室乗務員を目指して
こんなエピソードも話してくれた。乱気流で不安がる搭乗客の中に外国人がいた。その方に声をかけ、できるだけの安心を取り戻してもらえるようにした。そう、あの理想の客室乗務員が照屋さんにしてくれたように。
JTAで取り組んでいる「サービス介助士」の資格を取得し、全てのお客様に対して安心して空の旅を楽しんでもらう。と言うことを日々努力されている姿が声を通して感じられた。
プロ意識の高さと、海外で鍛えられたコミュニケーション能力の高さを感じることができた。そしてラジオの向こう側のリスナー(知っているだけでも沖縄県外とアメリカから)の方々へも照屋さんの力強く、そして優しいメッセージが届いたと思う。