【雑記】「過去に覚えた」ことを覚えている
仕事や趣味や私生活でもなんでも、日々いろんな情報を必要とします。
情報が頭の中に正確にストックされていて、それが必要になった場面でポンと思い出せる、あるいは口に出せる人に憧れるものです。
ここからは仕事の話になりますが、実際私の上司は数字が絡む情報を頭に入れるのがとても得意です。
各原料の年別の生産量と単価、取引先の年商やチェーンの店舗数、社内外の人たちの誕生日までさまさま。
その上司に限らず、過去に得た情報を、普段意識していなくても正確に思い出せる人が少なくありません。
情報戦で有利ですし、ソースを見返す時間も省けて効率的です。
情報が頭に入っていることに越したことはありません。
でも、記憶力の悪い私から言いたいことがあります。
それは、
「『過去に情報を得た』ことが頭に入っていれば十分えらい」
ということ。
情報の内容そのものは最悪忘れてしまってもいい。
時間は掛かってしまうけれども、「過去にその情報を得たことがある」ことを思い出せれば、最終的に必要な情報の内容にもたどり着けるはずです。
私は仕事柄、国ごとの情報や規則を得たりまとめたりしています。
ネットやメールで得ることが多いですね。
残念ながら、私はそれらすべてを記憶する力はありません。
時間が経てば頭からほとんど忘れてしまいます。
ただ、最近は私の部署以外でも海外向けの仕事をする人が増えてきました。
他の人が課題に当たったとき、私が「前にこの情報を得たことがある」と思い出して、ソースを見返し内容をも思い出して、その人をフォローする場面が出てきています。
もはやそれで良いと思えてきました。
情報を得たことすら忘れてしまったら、また1から調べる必要が出てきますから。
ただ、ストックした情報はいつでも整理整頓された状態にして、必要なときすぐに取り出せるようにはしておきたいものですね。
記憶力が良くなくても、なんとかやっていけます。
一緒にがんばりましょう。
(受験勉強もそうですよね。「ナントカの公式を学んだ」ことは覚えているのに、肝心の内容は忘れてしまっている。これはなんなのでしょう)
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