2022年遠征納め。

昨晩、海宝さんの地元である市川で、ソロコンサートがありました。一夜明けても、その余韻で心も体もふわふわしていますが、トークや歌、スペシャルゲストなど、思い出したことを書き留めます。セットリストは、貼り出しは無かったようなので、楽曲タイトルや曲順は思い出したもののみになります。

【トーク編】
いつも、登場での「海宝直人です！」の第一声を聞くと嬉しい気持ちになります。今日は、地元開催もあって、子どもの頃のお話も多め。市川市文化会館は、お姉さんのダンス発表会の会場でよく来ていた場所で、成人式の会場だったとか（当時は、サイゴン博多座出演中で参加できなかったけれど、神ちゃんに馬刺しをご馳走になり、お祝いしてもらった思い出があるそうです）。

【歌唱編】
始まりから、♪I'm alive！！前奏が流れた瞬間、ゾクっとしました。舞台版の歌詞で、最後の歌い方も音を上げるラストで、痺れました！

注目は、ファンからのリクエストコーナー。200曲ほど集まり、今回は投票数の多い順に計4曲を前後半に分けて披露。様々なジャンルからリクエストが集まったそう。（さすがに演歌はなかったけれど）ポップスからは、♪猫、♪one more time one more chance。ミュージカルからは、♪時が来た、♪君の夢の中で。どの楽曲が選ばれたかは発表せずに、歌に入るスタイルでした。（会場の拍手で、発表する、しないを決定）特に、ミュージカルはガッツリと歌い上げる系の楽曲で、歌の世界観が一曲で伝わるハイカロリーな贅沢なものでした。今後もリクエスト曲を参考にしたい的なお話をされていたので、新たなリクエストが聴ける機会を楽しみにしています！

さらに、ディズニー作品からは、夏のメンケンさんとの公演が中止になったこともあり、メンケンさんの楽曲から3曲。個人的に♪リフレクションが
嬉しくて、他の2曲のタイトルを失念。演奏も素敵でした。（琵琶の生演奏は初めて聴きました）先日出演した『ミュージカルTV』でのI wishソングの話も絡めて、選曲された3曲でもありましたが、海宝さんの歌う女性の歌、本当に素敵です。

朗読付きの♪run away with me。歌の主人公そのもの、リアルすぎる海宝さんの語りに、ドキドキしました（人生でこんな風に誰かに必要とされる、いくつになっても夢見てしまいます）

♪cold enough to snow。また聴くことができて幸せでした。この楽曲での森さんのピアノも海宝さんの声も、♪so closeと同じくらい好き。心の中で一緒に歌詞を口ずさみました。海宝さんの感じたこの楽曲の雰囲気も聞けて、これもまた嬉しかったです。

♪ラジオ体操。歌詞が刺さりました。海宝さんの歌を伝える力と、自分の状況と重なり、心が震えました。「負けたくない」という歌詞のときの海宝さんの声、まるで心の声のようで。私事ですが
、退職してから今年1年がかりで独立開業しました。思うように動けない時期はしんどくて、でも「負けたくない」という気持ちをモチベーションに行動して、今は始まったばかりの不安な日々。そんな自分の1年に、ご褒美をもらったような1曲でした。こうして、海宝さんを通して、新たな楽曲に出会えることも、海宝さんのコンサートの楽しみのひとつ。

【スペシャルゲスト☆西川大貴さん☆】
海宝さんから、スペシャルゲストを迎える前に、正装しますの一言。バッファローズのユニフォームを羽織り、迎えたのは西川大貴さん！！ステージの中央に大きなソファが置かれていたので気になっていましたが、まさかゲストが来るとは！私の座席からは、機材があって一部見切れてしまっていたところ、その見切れも考えて、お二人が座る位置を入れ替えながらトークしてくれました。（海宝さん、ソファのヘリに座ってくれて、嬉しい心配り）何より、話題はサイゴンや雨が止まない世界なら。（その前に、恋ブロの話も）クリスの存在の仕方によって、サイゴンの作品の印象が変わること、そして、たとえ共感できないキャラクターや作品であっても、いいものを観たと思える作品を、という話も深かった。そこからの、♪why god why。海宝さんの歌×西川さんのタップ×森さんのピアノ×ベース演奏という斬新なセッションへ。表現は、無限である。ゾクゾクとワクワクに満ちたセッション。海宝さんと西川さんの心意気が伝わりました。

今、帰りの機内でまとめて書き留めていますが、また追記できればと思います。

今年は、チケットは手元にあっても遠征を断念したこともありましたが、最後に心満たされる時間を過ごせて、今は諸々感謝の気持ちでいっぱいです。来年は、海宝さんも目白押しな予定。私も、行ける公演は、今まで以上にひとつずつ大切に観ていけたら、と思います。