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ミュージカルフェス〜JMFとTMD〜

(タイトル写真は、TMD1回目で購入したトートバッグとTシャツ。フェスに参加できる日まで、開封せずに願掛けしています!)

今週末、ふたつのミュージカルフェスが開催されました。私は配信で楽しみました。

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まずは、JMF『Japan Musical Festival 2022』。ミュージカルといっても、タイプの異なる俳優陣が集まっていて、あらためていいなぁとか、こんな素敵な方もいるんだ!と発見のある内容でした。フェスは、本公演にはない組み合わせで楽曲を聴けるのが最大の楽しみ。個人的に「おっ!」と嬉しく感じたのが、木下晴香さんと花村想太さん。

木下さんは、2018年にコンス役を観たきりですが、歌声に役の感情がのる感じがより高まっていて、舞台が目に浮かぶパフォーマンス。田代万里生さんとの♪夜のボート、中川晃教さんとの♪愛していれば分かり合える、ソロの♪パート・オブ・ユア・ワールド、どれも心情が丁寧に伝わって印象的でした。『アナスタシア』再演のお知らせ、来てほしい!晴香アーニャに会いたいです。

花村さんは、『ジャージー・ボーイズ』でのフランキー役の発表があってから、気になっていました。伸びやかで、ワクワク感がある歌声。きっと、作品の中ではさらにいきいきとした魅力的なフランキーになるんだろう、と思いました。

また、映像出演での井上芳雄さんと海宝直人さん。井上さんと中川さんの自然な掛け合いやデュエットには驚きました。海宝さんは、もう、『ノートルダムの鐘』が恋しくなるばかりで。とにかく圧巻でした。こうした演出も今後進化するのでしょう。新しい試みを観ることができました。

そう、藤岡正明さんがレミゼデビュー時のお話をされていて、そんなに年月が経ったのかと。忘れもしない、藤岡マリウスのデビュー日2005年3月10日マチネ、観劇していました。

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カフェソングで、飲み干す前のグラスを倒してしまいながらも、熱い芝居と歌声にグッときたこと、覚えています。

さらに今回は、終演後、配信観客向けのコメント動画もありました。尾上右近さんから流石のコメント(笑)と一丁締めに次回への期待が高まりました!

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そして、TMD『The Musical Day』。2回目の開催でした。前回は無観客、今回は有観客とのことで、出演者の皆さんがよりいきいきされていました。ハプニングもありましたが、それぞれのパフォーマンスが特別なものばかりで、てんこ盛り!

何といっても、伊藤広祥さん、塚本直さん、湊陽奈さんのハーモニー、高橋あず美さんによるドリームガールズのメドレーから、12歳とは信じ難い表現だった加藤礼愛さんのパフォーマンスには、心掴まれました!画面を通しても音の波動が伝わるようで。さらに、井上芳雄さんと佐藤隆紀さんによる♪闇が広がるは、聴きごたえたっぷり!小野田龍之介さんの♪神よなぜは、流石の貫禄。まだ1回目を見終えたばかりなので、すべてのパフォーマンスをアーカイブで繰り返し楽しみたいところです。

映像出演だった海宝直人さんは、ちょっと申し訳ないのですが、内容として中途半端に思えてしまいました。(時間配分が難しいですよね…)やはり!次回こそは生出演で登場いただけたら、と期待しています!

このふたつのミュージカルフェス。それぞれが響き合って続いていってほしいです。

コロナ禍となって、厳しい現実はたくさんありますが、舞台関係において、多様な発信やサービスが増えたことは、ファンとして本当に嬉しいと感じています。

日本のミュージカルが盛り上がること、切に願います!

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