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光に逆らって飛ぶ 良い世界へ

Flying against the light. To the better world.

*SDGs :「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のために人の個性を大事しよう!


逆光写真を撮るのは好きです。
逆光で撮影されたシルエット写真は素敵な影がうまれて、輪郭が綺麗に切り抜かれていて、ちょっぴりセンシティブな雰囲気になります。

また、光を逆光とハイキーで捉えることで、同じ緑でもやさしい色のグラデーションを作り出すことができ、見ていて心地のいい、やさしい色を写し出すことができるのです。

カメラで撮影をするとき、逆光はNGだと思われがちで、なんとなく「逆光を避ける」ことを意識している人が多いでしょうね。


しかし、太陽の日差しが強かったり、明るい場所で撮影すると写真が白くなってしまうことがあります。これを防止するためにNDフィルターやレンズフードを付けて、余分な光をカットしたら、もっと豊かな色と深い彩度で、写真が鮮やかで面白くなります。


人間も同じです。
強い光のような明るい部分と影のような暗い部分が同時に存在してるこそ、人間性が感じられます。

一人の人間として、複雑で豊かな心があって、ユニークな性格を持っています。また、世の中には性格の明るい人もいれば、逆に性格の明るくない人もいます。

私達は周りからモテる、キラキラして明るい人になりたいとか、常に笑顔で振る舞って周囲に明るくする人のところに寄りたいと思いますよね。


でもね、何回も言いますが、
ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂性)のある社会、組織、グループ、チームを実現するために、性格・個性も重視すべきだと思います。


いわゆる良い部分だけではなく、人の淡さ、弱さ、暗さを包摂しましょう。

もし、笑顔でいる人は明るく深い色調だったら、無表情な人は暗くて浅い色調です;明るい性格は濃いトーンだったら、明るくない性格は淡いトーンです。


それぞれの色の組み合わせごとに「どんな見た目になるのか」と同じ感覚で、一人一人のそれぞれ異なる個性を開花させたら、どんどんカラフルで鮮やかな世界になっていくでしょう。


深く多様な感情を持って、弱いけど強い、不思議な人でも居心地のいい場所を、一緒に作りませんか?


苦しんでる人に一声をかけてみたり、何も言わずにそばにいてあげたりしてください。

光も暗闇も恐れない世界を。

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