ビール 瓶を飲むか缶を選ぶか
キリンビールのサイトに、ラガーを飲む人は瓶を愛する、というのがありました。
ビール党の人にとって、この瓶か缶かというのは結構重要な問題です。
私も、同じ飲むなら瓶ビールを飲みたいです。
中身は一緒のはずなのに、なぜか違う味わい…
そう、この「味わい」が違うのですね。
このビールの、「瓶」「缶」についての余話があります。
あるホテルでのお話です。
もう完全時効になっているので、アップしてもいいでしょう…
30年近く前のこと、某ホテルのパーティ会場での出来事です。
開宴を寸前に控えた大宴会場に、主催者の社長が様子を確認に来場しました。
主催会社は、某市の代表的メーカーであるK製鋼。
会場のスタンバイ状況を見た社長、その第一声は…
「なんだ!このビールは~!」でした。
社長の真意を汲み取りかねるホテル関係者。
宴会の予約担当者は真っ青です。
なにがいけなかったのか?
立食パーティでは、開演前に各テーブルにビールを先付けします。
先付けが、まずかったのか?
違いました。
「なんだ、この瓶ビールは!?」だったのです。
K製鋼といえば、国内大手4社に対して年間何万トンものアルミ缶を納品してます。
そうなんです、瓶ビールではなく「缶」ビールを用意すべきだったのです。
その時の予約担当者は経験も浅く、そのあたりの詰めが甘かったのでしょう。
今から急きょ缶ビールに差し替えるか?
ところが残念なことに、ホテルというところは宴会場はもとよりレストランなどでも通常は缶ビールなど置いてません。
客室の冷蔵庫に入れているわずかな本数だけです。
それでも、なんとか全客室から缶ビールをかき集め、かろうじて開宴に間に合わせたということです。
ご苦労様でした~!
教訓
鉄鋼メーカーの宴会では、缶ビールを用意すべし!
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