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調理は脳の活性化に寄与

脳科学者の茂木健一郎氏が、料理を作ることは脳の活性化に大変よいことだとして、自身が調理してその効果?を披露してました。その料理も、既存のありふれたものよりも、あっと驚く発想の新機軸的な料理を考え作ることが、より前頭葉の刺激に結がり活性化が促進されるというのです。

もっとも氏は本職の調理人ではないので、その料理の腕前はというとはっきりいってお世辞にも上手とは言えないなものでした… 。しかし、脳科学者が唱える説なのですから、有効性についてはかなりの信憑性が期待できそうです。出来上がった料理をスタジオでは試食してましたが、そのコメントは、「ユニークな味」と評されてました。出演者は、まさか「不味い」とは口が裂けてもいえないので、この「ユニークな味」が妥当な表現だと思います。(笑)

氏の脳科学者という肩書きも実は自称だそうで、氏自身は何も医学部の出身でもなく、脳という人体の働きに関わる研究をしてきたわけではなさそうです。理学部の出身ですから、どちらかというと数学や理科の分野が得意ということでしょう。その方面からの数値的な考え方で人間の脳へのアプローチをして、さまざまな提案をしているようです。
(この自称「脳科学者」については、一部の識者から批判があるそうです)

そんなことは別にして、どちらにしても偉い学者さんがいうことですから、私たちは素直に信じたいものです。料理をすることは、頭にいいことなのだ。このことだけで充分ではないですか。また氏は、料理を「美味しい」と感じて食することが非常に重要だと説いてました。

ここでもまた、精神的に満足のできる食事というものは個食ではなく、みんなでワイワイ楽しくする食卓にあるということが立証されました。この今の疫病下の「個食」や「黙食」の運命やいかに… 

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