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肥満税を導入?!

数年前のことです、ニューヨークでこの肥満税の導入が検討されたらしいです。
コーラなどの糖分を多量に含んだ炭酸飲料などに税金を課することによって消費を抑え、ひいては肥満の抑止につながるという考えのようです。
アメリカでは、成人のみならずあらゆる年代層にわたって肥満が蔓延しており、社会問題と化しているとのこと。

さらに、ロサンゼルスではファストフードの新規出店を一年間禁止する法案が可決されたと報じられてました。
ロサンゼルスの貧困層が多く住む地区にはファストフード店が密集しており、このファストフードが肥満を助長しているということで出店を禁止するといういかにもアメリカらしい短絡的な発想です。

今回の炭酸飲料への課税も、同じような考えが基になっているのでしょう。
糖分は肥満への原因のひとつではありますが、唯一の要因でもありません。
だいたい、コーラなども2ℓぐらいを平気で飲むのですから、単に糖分を含んでいるいない以前の問題だと思いますが… 
なんでもかんでも、食べすぎ飲みすぎが肥満の原因となっているのでしょう、このアメリカという国は。
病める大国?幸せな悩みではありますね。

コカコーラやペプシコーラなどの飲料メーカーを始め、住民たちは猛反対をしているそうです。
一方、州知事のパターソン氏はこの法案を通すことに積極的である模様。
(この、パターソン州知事、オバマ大統領に似てますね。) 

どちらにしろ、根本的な食への考えや意識を改革しないと、この国の肥満は抑止できそうにないと思うのですが。
世界には、今日の食さえ得ることができずに常に餓死と背中合わせの国も多数あるというのに、なんというアンバランスでしょうか。

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