京都行脚 その4 鞍馬山(写仏vol.2)
お盆休みの初日
好きなことにまっしぐらな娘はパパを伴いコミケの祭典に旅立った。いや、正確にいうと、時系列的にはその旅立ちを見送りもせず、私は京都に旅立った。
向かう先は修験道として名高い鞍馬山
前回の旅は創作大賞2024応募作品「はじまりの物語」執筆中、ヘビの記憶の旅の第2章、龍と呼ばれることになる方向性は決まっていたが龍神なる存在は神社にもお寺にもある、さてどうしたものかと悩んでいた時である。
その際に立ち寄った猫猫寺のご縁で写仏部入部。
一気に仏教に傾くと同時に後半の主人公モデルが空也上人に決定した。
鞍馬山は空也上人が庵を構えて修養した山でもある。なので私の中では「空也上人」、ひいては「はじまりの物語」の聖地としての行脚である。
また、この山で空也上人は鹿と過ごしており、誤って猟師に殺められた際、その鹿革を衣にし、杖にツノをつけたとされています。
やはりハートの熱いロッカーで、そのスタイルもアバンギャルドです!!
鞍馬寺がこの地に出来たのは空也上人より後の時代ですが写仏致しました。
鞍馬寺は自然そのものを尊天とされており仏様のみ姿でいうと、三身一体で現される。
日(光)の精霊・・・毘沙門天
月(愛)の精霊・・・千手観音菩薩
地(力)の霊王・・・護法魔王尊
本殿撮影禁止、本殿御本尊は60年に1度のご開帳です。
そんな理由で霊宝殿に祀られている毘沙門天像を写仏しました。
本物の像の方がより遠くを見ている感じです。
眩しそうですね。
ご覧いただきありがとうございました。
貴船まで抜けて、祇園五条に向かいます。
京都行脚、その5に続く。かな。
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