見出し画像

冬にむけて

最低気温が1桁となるのが普通になり、冬の足音がわずかに聞こえてきました。
早い方は、来週には車のタイヤをスタッドレスに履き替えることでしょう。

冬にむけて、クローゼットの衣替えもそろそろ終盤。
その際に気をつけるのが、どの服を残すのか、です。

服を買う際のマイルールは、1着買ったら1着処分する、です。
ある程度アイテムが揃うまでは拡充を続ける訳ですけれど、
ひととおり揃ったらあとは増える一方。
上記の原則を守らねば、有限のクローゼットに収まりきれません。

わたしは、2年着なかったら確実に処分するようにしています。
流行りはともかくとして、自分の基本スタイルが固まったとしても
好みは微妙に変化し続けます。
これまで服に随分お金を費やしてきていますが、
経験上、2年間全く袖を通さなかった服が復権することはまずありません。

そのため、服を買う際にはかなり吟味するようになりました。
どのようなシチュエーションで着るのか。本当に必要なのか。
どの服と入れ替えることになるのか、などなど。
特に入れ替えの問題は重要で、“入れ替える=手放す”わけですから、
ここで考えを変えることもしばしば。
値段が買う理由の場合は、要注意です。
素材は天然素材が基本。長く愛用できないと困りますから。

今冬はアウターの新規購入はしない予定。
ただ、春・秋・冬に羽織るシェルが必要だなと先日の出張時に思ったので、
これは来月あたりに手に入れるつもりです。
北陸の真冬では出番がないので、晩冬までクローゼットで待機になりますが…。

今年の冬は寒いそうです。
冬ごもりと言えば、わたしの好きな次の一句。

山僧は 茶に耽るべし 冬籠      活々坊旧室

柴田宵曲『団扇の画』(岩波文庫)より

お茶好きとしてはそうしたいところですが、
勤め人には望むべくもないところ。

冬のささやかな楽しみを見出しつつ、あたたかく過ごしていきたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?