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息子が不登校になってから 母はカウンセリングに行きまくりました。 その話の中で 「お母さん、学校に通えていた時と 通えなくなってからで 変わった事はありませんでしたか? どんな小さな事でも構いません。」 と言われた。 しばらく考えてみたが 浮かんだのは 給食が無くなった事 と ドッジボールが禁止になった事 と 私服から制服になった事 それしか思い浮かばないと言うと 「他の人にとっては小さな違いでも 本人にとっては 大きな問題だという事もあるんですよ。」 「それがあ
息子が学校に行けなくなった。 まず思ったのは この子の人生はこれからどうなるんだろうという恐怖。 それから、 私の遺伝子が悪かったんじゃないか 育て方が悪かったんじゃないかという自己嫌悪。 不安で不安で 本を読んだり、ネットで調べたりしまくった。 どの情報にも 親自身が自分らしく楽しんで生きて それを子供に見せ続けると そのうち子供は回復すると書いてあった。 どーいう事!? ほんとなの!? 学校に行かない期間が伸びれば伸びる程 遅れを取り返すの
起きている限りずーっとゲームをしていた。 画面しか見えていない。 風呂に入る事はおろか、食べる事も忘れてしまった。 トイレに行く以外、立ち上がる事もない。 体重はみるみる減り、背中から肋骨が見え始めた。 トイレに行くたびに 何気なく食べ易い物を勧めた。 すぐに食べたり、後で食べると言ったりした。 息子はこのままでは死んでしまうんじゃないかと ただただ不安だったが、 他の事をして気を紛らわせ、 平静に見えるように気をつけた。 とにかく会話が出来る環境を保ち