「楽勝過ぎるダイエット」は立派に存在する

*三大栄養素ってなんだっけ?
*小学校で習った気がするけど、そんなの知らなくてもダイエットできんじゃね?
*ただ食事量を減らしていけばいいんでしょ?
*そんなに難しく考える事じゃない

ついついそんな風に考えちゃいますよね。確かにただダイエットするだけなのに難しく考える必要はないのかも知れません。

しかし出来るだけ「楽に」、「確実に」痩せるためにはこのカラクリを理解しておいた方がダイエットは簡単になるのです。

効果的ダイエットをするにはこの三大栄養素をうまく利用することが成功への近道になります。ダイエットを最短距離で成功させるべく解説していきましょう。


なぜ炭水化物を減らさないとダメなんだろう?

まず最初に行う食事制限の第一歩は芸能人御用達でおなじみの「大手R社」のメゾットにもある「炭水化物ダイエット」です。

具体的には「白いものを控えなさい」という事です。

その白いものとは「白米、パン、粉もの、うどん、パスタ、餅」などに代表される米や小麦を使った主食になるものです。

これらは見た目には固形物ですが、お腹の中に入ってから糖に分解され血中に入っていくためにエネルギーとして消費されるもの以外は脂肪に変わるのです。

「低糖質だと言うなら砂糖や甘いものを摂らなければよい」で済む話ではないのです。

しかしこれらの糖質=炭水化物という栄養に分類されるものはエネルギーにもなるので体も必要としています。

「だったらどの程度摂れば体に影響がないのか?」という事になりますが、既に太っている人は脂肪が体内に多く溜まっています。

炭水化物として摂取されたもののエネルギーとして消費されなかった、いわゆる「余った糖質」が脂肪になっていったのです。

まずはこの脂肪をどうにかして除去しなければスリムな体は手に入れられません。

よってもうこれ以上脂肪を増やさないために「炭水化物=糖質は減らす」というのがカギになってくるのです。

ですから夕飯時に食べる白飯をやや軽めにして腹八分目で終わらせる。あるいは週に2回食べていたラーメンを2週間に1回にする、といった身近な努力から始めてみるのがいいでしょう。

そう、我慢ではなく「節食」なのです。


脂質の管理で明らかなる体の変化

内臓脂肪として体に蓄えられた脂肪はとかく悪者にされがちです。

しかし3大栄養素の一角である脂肪にも大切な働きがあります。各種臓器の保護や寒さから身を守ってくれるのも脂肪。そして糖質同様にエネルギーにもなるのです。

生き物にはある程度の油分の摂取が必要となり、これを使いながら生きながらえています。

しかし現代人はそれを過剰に蓄えがち。よって肥満が起こるのです。

これを改善するにはまず脂質そのものの摂取を控える事。

そして運動でその体内にこってりへばりついた脂肪を燃やすことによってダイエットは進んでいきます。

もちろんオレイン酸、オメガ3脂肪酸や中鎖脂肪酸など体に良い成分を持った脂分もありますので一概に全てがダイエットに向いていないとは言えません。

ただこの段階で気を付けたいのは揚げ物や脂っこい食品をいかに避けるか、という事です。

揚げ物はおいしいですが、油をくぐって調理されている分どうしても脂質が高く、食べ過ぎは体にも負担増です。

特に牛脂やラードといった動物性脂肪には要注意。

今すぐにもできる簡単な努力としてはダイエット期間はできるだけこのような食品を避ける事ですね。

この「油抜き」をするだけで驚くくらい脂肪は燃焼され2か月も経てば見た目にも大きな変化が出てきます。

ここでも食事制限をするのではなく、あくまで食べ物を「こちら側から選んで食べる」という楽な方法になります。

タンパク質摂取に活路

ダイエット期間中、唯一たくさん食べても許されるもの、それがタンパク質を含んだ食品です。

「ダイエット中なのに食べたら体重増えるじゃん」という声が聞こえてきそうですが、筆者はタンパク質の摂取は大いに推奨します。

なぜならこのタンパク質という物質こそが人体において「血となり、骨となり、肉になる」からです。

要するに人体を構築するために最も必要な栄養素であるという事。このダイエットメゾットでは「全ての食事に制限を設けないこと」がウリなのです。

あえて言うなら「タンパク質を多く含んだ食品であればいくら摂ってもいい」という事です。

但しここはその基準を明確にすべきです。

例えば鶏肉。”低脂質で腹持ちもいい、ダイエットに適してた食材である”と考えられますが、同じ鶏肉でもモモ肉は脂が多く、皮も高カロリーです。

同じ鶏肉でも高たんぱく、低脂質で選ぶなら絶対的に「鶏むね肉」および「ささみ」が妥当です。

このような鶏肉のチョイスひとつをとってもほんのちょっとの努力が大きく実を結びます。

またタンパク質が豊富だと言われる食品は低脂質、低カロリーでもあります。よって空腹も満たしてくれるのでまさに「苦しくないダイエットの救世主」とも言える頼もしい存在です。

3食をバランス良く食べる事がとても大事ですが、このようにタンパク質を多めに摂ってお腹を満たす=満足する、という事は精神的にも大きな余裕を生んでくれます。

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