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2選note、及び雑記【合成するミライ】

前回↓






ちょっとちょっと小粋なヘリテージ!


本当はAT1選……『人生で一番好きな曲』が決められなくて2曲にしようか、2つnote出しても許されないかとも思っていたんですが、
上記の記事が参加した投稿祭の趣旨に反しますし、FFさんにケツを叩かれてしまったので…
苦しかったよ〜〜〜決めらんないよ〜〜〜〜〜〜

そういう訳で、AT1選のnoteに続いてAT2選(現状)のnoteです。その他諸々もだらだらと…
ちなみに画像とかがあんまりないので読みづらいかもしれません。
ということで

合成するミライ / 阿修

阿修さんの過去作である天使のニューゲームが本当にド刺さりでして、そこから全曲聴いて今は最推しPのうちの1人です。

そんな阿修さんがボカコレに提出した曲が合成するミライ!
事前の注目度が高かったのもあって最終ランキングでルーキー13位!本当におめでとうございます!!!!!!!
(地味にギリ次もルーキーらしい エグ…)

2024-4 追記 プロセカNEXT採用おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
泣きました

2024-4追記 ボカニコDJいよわああああああああああああああああああおまえええええええええええええええええええええええええええうわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ




【🚨注意】
※このnoteは2部構成です。
※憶測に基づく解釈を述べるnoteです。
※自分はこういうのヘッタクソなのでご指摘等あればコメント欄にでも……どうぞ…
※本家動画を見ながらお読み頂けるとより楽しめると思います。

※このnoteは以下のツイートに基づいています。
必ず一度お読みください。そして私の解釈を決して鵜呑みにしないでください。私は代弁者でもなんでもない、ただのリスナーです。
※↑言ったからね!!これで自分に「代弁者ぶってる」とか言われても…いや無理もないんだけど…


※万が一阿修さんが見てたら…ブラウザバックしてください 一挙一動隅々までが考察材料にされている絵面は見るに堪えないものだと思います……(小声)




よければ最後までよろしくお願いします!

ちなみにこのnoteで音楽性の話はあんまりしません。感じ方は人次第ですし、自分には音楽的な知識も大して無いので……
しかしこの曲が音楽的に評価されている・愛されているというのは、Kiite Reportを見れば一目瞭然でしょう。

根強いファンもいれば、しばらく経ってから好きになった人もいる。すごい曲だ〜〜〜

あと栗田さんのぼかれびゅとかRAG MUSIC編集部さんの記事見ながら聴けばざっくり分かると思います。やっぱ音楽知識ある人の文章すげえや…………

https://vocaloid-artist.studiorag.com/ashu-songs?disp=more&s=09


あとαsucaさんという方のnoteでもそんな感じの話があってこれほんと凄い、凄すぎる 全員見て
Twitterで「ふんムさんの推しコメ載せていいですか?」って聞かれてめちゃくちゃビビりました 自分の推しコメごときがこの神のnoteのうち400字くらいを占めているということに、理解が追いついていない
ふんムお前責任取れ わかりました(自傷)(自傷)



①2選note

『2選』はAT2選のこと、つまり『人生で2番目に好きな曲』です。

なお、 合成するミライは阿修さん本人による解説noteがあります。
あと、合成するミライについてのアーカイブの残ってない阿修さんのスペースがあり、この2つから大量に引用をしています。


(ちなみに、本編ではない)

MVからの解釈


この曲ですが、
歌詞に詰め込まれた阿修さんの思いをMVが補足するという構成になっていると思います。大体の曲そうだろって気もしますが、合成するミライはそれが顕著だと思います。
評論文で言うところの具体例がMVで、筆者の主張が歌詞で描かれてるって感じです多分(現代文よわよわ人間なのであまり断言したくない)


まずMVは2種類の時空が交互に登場しており、それは"世界が滅ぶ直前"と"滅んだ後"です。
(画像とかをここら辺は貼ってないので、MV見ながら読んで欲しい)

1つ目の時空では、
主人公の女の子である「ミキ」さんはネット上で見つけたひまわり畑に一目惚れ、そして衝動のまま足を運びます。
おもむろにスケッチブックと鉛筆を取り出したその時、視界に突然映る大きな建物は、原子力発電所。衝動のままに近づき、ドアを叩こうとしたその瞬間、この話は打ち切られてしまいます。

2つ目の時空では、
主人公は初音ミクで、ミキさんのいる世界が滅んでしまった後の話です。その原因は他でもない先程の原子力発電所です。
ところでこの作品で初音ミクは足で立ち、息をする生命体として描かれていると思います。故に放射能の薄まらないうちは目覚めることはありません。

高レベル廃棄物は1000年ほど経てばおよそ99%の放射能はなくなるといわれています。しかし完全な安全保証には数万年ほどと最早想像のつかないほどの時間が必要になります。

『合成するミライ』という楽曲について / 阿修

1000年…………………………

原子力発電所の貯水槽から目覚めた初音ミクは、ひたすらに走ります。向かう先は出口のドアの前にいる誰かなのでしょう。
しかしその先で目の当たりにしたのは、海に沈んでしまった都市だけだった…という場面で話は終わってしまうようです。見かけ上は世界崩壊曲という認識なのだと思いますが……


特筆すべきはひまわり畑と原子力発電所の造形の深さですよね。一面に広がる無垢で美しいひまわりと、度し難い原子力発電所の対比はいつ見ても綺麗で整然としています。

この見出しの冒頭で述べた通り、(自分の解釈だと)MVはあくまで補足であり、阿修さんが伝えたいことは別にあります。しかし上に書いたような対比は、どちらにとってもかなり重要だと感じました。
後述。



歌詞

次は歌詞。全文を貼っておきます(概要欄より引用)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
世界の秘密を一つ暴くように
あなたの目から溢れ落ちた涙を拭うの
「もう何にも怖いことなんてないよ」
空っぽのはずの心が騒いだ気がした

青いライトが照らした隙間
膝を抱えて座り込んでいた
画面越しのあなたはわたしに似ているんだ
はぐれないよう伸ばした腕は
次元の壁に阻まれていて
言葉だけじゃわかりあえないね

それでも流した涙で虹を描くなら
わたしが初めての音になる
未来へ繋ぐ

もう一度始める創造
この嘘で描いた理想像でも
誰かに明日が届くのなら
今はそれだけで
それだけでいいからさ
もう止めはしないよ
終末時計の針の向こう
破滅と手を取りながら
また恋に落ちた
また恋に落ちた

借り物の言葉を演技して
疲れて眠りにつくまで
そこにわたしはいないんだな
そんなことで不安になっちゃうんだ
また一つ言葉を知っていく
わたしの白地図は埋まっていく
知らない場所なんてないんだね
もう

それでも朝が来て
あなたに会いたくなって
時計の針がまた進み出す
そして目覚める

もう二度と戻らぬ幻想
あの夏の日の思い出
かすかに聞こえた声を頼りに
また手を伸ばしてしまう日もあるけどさ
迷いを抱えて
それでも今日を生きていく
あなたのそばにいられるなら
悪くはないと
悪くはないと

世界の秘密を一つ暴くように
あなたの目から溢れ落ちた涙を拭うの
「ねぇ、やがて命は消えてしまうんだ」
その前にあなたの世界もわたしに見せてよ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ということで
歌詞解釈についてはご本人解説noteをご覧下さい!

終  
制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ


ダメ? そうだよね…………




曲中で特に好きな内容

いかんせん自分の理解が追いついてないので、重要というか特に心を動かされた部分を書いて残しておきます。

"綺麗事"のない世界

てっきりこの曲の主題のひとつだと思ってましたが、阿修さん曰くこれが描きたくて作品を作り始めたわけではないとの事です。いち要素にしてはデカすぎないか???????

輝かしいものも功績も、覆い隠したくなるような悲劇も全てシステマチックに合成され、出力されたものが未来です。

『合成するミライ』という楽曲について / 阿修

「合成するミライ」という言葉にはこのような意味が含まれているそうです。ヤバ…………

世界崩壊曲ってどこか現実離れしているように思えませんか?それがハッピーエンドでもバッドエンドでも。考えてみれば当たり前で、現実世界の理不尽と不条理だけを視聴者にひたすら直視させる曲は、作者と視聴者両方にとってあまり楽しくなかったのです(たぶん)。
地球に隕石が落ちてくるとか闇の軍勢が攻めてくるなんてことを、つまらない義務教育で教えられましたか?私たちは現実離れした世界崩壊曲を、現実離れしていると認識することで、今いる場所の安全を幻視しているのかもしれません。

対して、合成するミライでは滅亡の原因は放射能です。それも人間が建てたもの。随分と我々がイメージしやすいものだと感じませんか?

先程現実離れした滅亡なんか義務教育では教わらないなんて言いましたが、実際教えられているのは環境破壊とその対策、国際平和、SDGsとかつまんないことばっかですよね。

これらのことは現実の私達にとって全く他人事ではありません。今ボカロを聞いているような若い世代はそのことに自覚的ですね。幼い頃から世界は緩やかに終わりに向かっていることを認識し、それでも前を向くことをを余儀なくされている世代、そんな彼らのためにこの作品は存在しています。

『合成するミライ』という楽曲について / 阿修

一生私たちは呪いを抱えて、文明の星で、草木を枯らして生きていくしかない。
ひまわり畑だけを直視し原子力発電所から目を逸らすような、安泰を幻視する行為は確かに必要です。
しかし、結局「ミライ」として出力されるのは陽と陰の両方であり、私たちはそれを受け入れて前に進むしかない。それを再認識させてくれる曲なのだと思いました。

ただ、これ読んでる人は合成するミライのこと大好きだと思いますが、1度でも「現実味がある」と思ったことがありますか??「学校の授業みたいでつまらない!」とか思ったこと、ありますか??
合成するミライを見ている全員が、その時だけは心から作品と向き合い、間接的に現実と向き合い、絶望とそれを乗り越える勇気を得たと思います。

綺麗事のない世界は、ただ退屈なだけではない。そう気付かされました。


VOCALOIDはいつもあなたの傍に

主題(らしい)(録音の消えたスペースより)
VOCALOIDイメージソングたる所以ですね〜〜〜〜

 もしあなたが作品を作り、発表することに不安を抱えているならば、ボーカロイドに手伝ってもらいましょう。そもそも彼らはそのために存在しているのだから。彼らが無機質でデジタルな存在だとしても、私達の背中を押すために生まれてきたことは変わらないのだから。

『合成するミライ』という楽曲について / 阿修

おそらくこれは阿修さん自身がボカロPであるが故に生まれた主題なのだと思いますが、阿修さんにとってボーカロイドは創作の手助けをする触媒のような、代弁者のような存在らしいです。

それを踏まえて歌詞を見てみることにします。



主題とMVの関連性

先程の主題をMVに照らし合わせると、初音ミクはボーカロイドそのもの、そしてミキさんはこの世に数いるボカロPということになります。
阿修さんの1st Album「短編集」のXFDを見るにミキさんはおそらく阿修さん本人を表しています。
(…これミキさんだよね?)

ひまわり畑は創作物、原子力発電所は創作の裏に隠れた苦悩ということだと思います。
おそらく1番で(初音ミク視点で)描かれているのは、創作に憧れた、これからボカロPになるリスナーという阿修さん自身の実体験かもしれません。

歌詞を再掲します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
青いライトが照らした隙間
膝を抱えて座り込んでいた
画面越しのあなたはわたしに似ているんだ
はぐれないよう伸ばした腕は
次元の壁に阻まれていて
言葉だけじゃわかりあえないね

それでも流した涙で虹を描くなら
わたしが初めての音になる
未来へ繋ぐ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

青い髪をたなびかせる初音ミクは、光るディスプレイ越しに、暗い部屋で独り自己に苦しむ人間を見つけます。次元の壁を跨ぐことができない初音ミクは、初めての音となって人間を救います。
そうしてボカロPやボカロ文化が生まれた、という歴史を描いているのだと思います。

(ここ「青いライト」とか「流した涙で虹を描く」とか言い回しが完璧すぎる)

MVは、照明の切れた集合住宅の薄暗い部屋でミキさんがネット上のひまわり畑を見つけ、一目惚れの末に足を運ぶというものでした。

しかしミキさんが見ているパソコンの画面には原子力発電所は映らない、我々リスナーの視点では気づかない一次創作者の苦悩があるということなのかなと思います。
これをボカコレに出す意味はもはや言うまでもないでしょうが、ひしめき合う言葉と言葉がぶつかり生まれる前線に偏在する、禍々しい光と闇の表現ということです。阿修さんはどれだけ音楽に悩み、苦しんで来たのでしょうか…

ボカコレはみんながみんなハッピーエンドで終わるイベントではないのです。たまたま自分は今回かなり多くの人に見ていただいていますが、その裏で数えきれない苦しみや悲しみがあります。2年前は自分もその一人でした

『合成するミライ』という楽曲について / 阿修


二人称と視点の話

合成するミライには「わたし」と「あなた」という表現が出てきます。

Bメロの『わたしが初めての音になる』と先程の主題を考慮すると、
「わたし」は初音ミクやその他ボーカロイド
「あなた」は阿修さんやボカロP
を表していると考えられますが………

しかし阿修さんの本人解説noteを読むと、阿修さんが1番最後の歌詞を引用して締めていることが分かります。

 最後に歌詞の引用をして、この記事を終わりにします。

―――――――――――――――――――
世界の秘密を一つ暴くように
あなたの目から溢れ落ちた涙を拭うの
「ねぇ、やがて命は消えてしまうんだ」
その前にあなたの世界もわたしに見せてよ
―――――――――――――――――――

『合成するミライ』という楽曲について / 阿修

阿修さん自身の言葉とも解釈できる歌詞が含まれているのです。

基本初音ミクの言葉なのは変わらないと思いますが、阿修さんが一次創作者である以上、当然出てくるような衝動を描いた……………?これ以上阿修さん自身の考察をするといよいよネトストなので、これくらいに留めます。

さらに発展して、合成するミライの歌詞は初音ミクの視点と阿修さんの視点が交互に書かれていると考えることも出来そうです。

例えば1番AメロBメロは初音ミクの視点で、この後の1番サビ、2番Cメロまでは阿修さん視点です。(本人解説noteより)




伏線回収?

「相反するネガイ / 阿修」の考察(?)を含みます。

ぜひ一度見て♡ 見ろ(強制)

飛んで2番サビですが、おそらくこれは初音ミク視点です。どっちにも捉えられる気がしないでもないけど

歌詞を再掲します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もう二度と戻らぬ幻想
あの夏の日の思い出
かすかに聞こえた声を頼りに
また手を伸ばしてしまう日もあるけどさ
迷いを抱えて
それでも今日を生きていく
あなたのそばにいられるなら
悪くはないと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

グワーーーッ!!怒涛のエモが襲ってくる(エモの一言で片付けていいものではない)

MVからの解釈で行くと、原子力発電所のドアの前で立ちすくむミキさんの姿を垣間見た(フラッシュバック?)初音ミクが手を伸ばすというもので、つまり創作者が苦悩を乗り越えるために、初音ミクが手を差し伸べるという場面を描いているようです。

本当に阿修さんのVOCALOIDへの理解が深い、本当にルーキーなんですよね??(関内デビルとかで遍歴もろもろを語ってたから転生ではないはず)
合成するミライ出すまでの2年間で様々な苦しみがあったとは言ってましたが、その度に人一倍苦しんで、考えて、助けられてきたのでしょうか。ご本人にしか分からないことですが、そのくらいの覚悟がある歌詞だと思います。


「あの夏の日の思い出」、おそらくこの曲自体が夏っぽい曲調してるしひまわり咲いてるしで季節的に夏ってことの関連にも思えますが、
合成するミライの次の次に阿修さんが出した作品、相反するネガイにこんな描写がありました。


「相反するネガイ / 阿修」より引用
問題があれば直ちに削除します

画像1枚目はイントロ、2枚目はラスサビです。

イントロのMV見てもらえればわかる通り、春→夏→秋→冬と画像が入れ替わっており、今貼った画像は夏のものですね。
そして2枚目はラスサビ、見ての通りなんと1枚目の画像と同じ背景が使われています。

相反するネガイは合成するミライのスピンオフとされており、この2作品にはある程度直接的な繋がりがあるはずです。(嘘かも)

(個人の感想ですが)相反するネガイは世界が滅んでいく過程を描いていて、足立レイに花冠を乗せてくれた"あの子"と共に(時間的には後に)足立レイ自身も蔦まみれになって死んでいく、そういうストーリーだと思っています。
ちなみに相反するネガイはTwitterスペースで解説が行われていました。リンク貼っていいのかわからん…

足立レイが活動を停止したのが夏であるなら、初音ミクに「かすかに聞こえた声」は足立レイ…?
この曲は初音ミクが足で立って息をする生命体として描かれている、と言いましたが、初音ミクは現実で足立レイの「そばにいられる」ようになったとか……?
あと"あの子"が足立レイに花冠を捧げたのも夏っぽい…?思い出って言うならそっちだったり?
もしくは熱異常の立場が逆になったパターン、つまり足立レイの死に際を初音ミクが垣間見ている的な感じかもしれません。
ただこの説自体信憑性がだいぶ低めなので『まあこうだったら素敵だよね〜〜』くらいに留めておいてほしいです





伝播する想い

「ならば君が信じてるものを お手に取って」
初めから、本当の本当に活動を始めた頃から、阿修さんの貫く素敵なスタンスは変わっていないようです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
世界の秘密を一つ暴くように
あなたの目から溢れ落ちた涙を拭うの
「ねぇ、やがて命は消えてしまうんだ」
その前にあなたの世界もわたしに見せてよ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここが合成するミライを最もよく象徴する部分だと思います。

「その前にあなたの世界もわたしに見せてよ」
ここまで読んでくださった人は、これが初音ミクだけでなく阿修さんの言葉であることを受け入れてくれると思います。

英題にSynthesize You……「あなたを合成する」とあり、"合成するミライ"は創作者およびミキさんと初音ミクが共に歩んでいく、そんな2つを合成するという意味があるそうです。
視点の話で言えば、最後の歌詞は初音ミクと阿修さんに共通する台詞なのです。

端的に、当たり前のように発せられる言葉が創作へと伝播していく……合成するミライに破壊される人間が多いのも頷ける所業です。


「エピローグ」、その他

本人解説noteの最後には、初音ミクがひまわりを手に取る絵がエピローグとして載せられています。

また、1st Album「短編集」と合成するミライについて阿修さんはこんな記述をしています。


(自分の解釈では)ひまわりは創作物を表していると言いましたが、その最も大きな根拠がここにあります。よく言われる話ですが、ひまわり畑は絶望を打ち砕くかもしれない希望として描かれています。

一説によると、ひまわりには汚染された大地から放射性物質を取り除く効果があると言われています。しかしこれには否定的な意見や、実際に効果はないという実験結果も出ており、あくまで自分が調べた範囲では迷信の域を出ないような印象を受けました。

『合成するミライ』という楽曲について / 阿修

放射能汚染に抗うために人類が植えたひまわり畑、「伸びない」「届かない」といった苦悩に抗って生み出した音楽、これらは同型のものと言えるでしょう。

だとしたら、創作者の生きる意味とは何なのでしょうか。合成するミライは、それが「作品を遺すこと」だと言っているように思えます。
合成するミライに感化されて創作を遺し始める人が増えることを、私は願います。


後書き:第1部

2選noteってこういう感じだっけ!!?!????!????違くない?!?!?
もっと曲の感想とか実体験とかのスパイスが要るやつだと思うんだけど!!?
ただの代弁者気取りじゃない!????!!???

だってえ……………崇高で神聖すぎるんだよこの曲…
自分ごときが踏み入れるには「2選」って言葉でさえ重すぎるんだよ……だから事実とせめてもの解釈を述べるだけに留まっちゃったの……………………
感想を挟む隙が無くて……別々にするしかなかったの!!!結果終わり方も微妙になっちゃったし…

うわーん!!もうnoteはこりごりだーー!

頬を削った涙へ必死に捧げた祈りの
欠片でも贈れますように

アイリスアウト / いよわ

そんな資格さえ、私には無かったのに







②雑記

合成するミライの自分の感想とか書くんですが、その前に色々書くこともあるので……長いので飛ばしてください

確定できなかった要素

さんざん言いましたが自分は考察とかがヘッタクソなので、上の文章を書くにあたって「書きたいけど合ってるかわかんね〜〜〜〜」ってことをここに置いておきます。
RTAならリセ確定レベル 再走者待ってます
私  や っ た ん だ か ら さ ?


・過去曲や他の曲の引用?????
もう題からして怪しいじゃん 「?????」って

オタクはすぐに何でも関連付けてエモを獲得したがるものですが、まあそのうち半分くらいはただのこじつけか考察の放棄に過ぎません。だからさっきは書かなかった。
仮に合ってたとしてもそれは作者様がすごいってだけで自分がキモいことに変わりはないんですよね…キモオタです……😌😌😌😌
相反するネガイとかなら全然ありそうだし思いついた人は普通に天才だけどさ……(アルバムの直後の曲なので)でも合成するミライにそれを求めるのは若干怪しくないか(自戒)


てことで話半分…いや話256分の1くらいで聞いてね

まず阿修さん曰くこの曲のMVには一千光年熱異常の要素が含まれているらしいです(アーカイブの消えたスペースで仰っていたことなので、詳しく言っていいのかわからない)。
そして歌詞中の『わたしの白地図は埋まっていく』、前述の通り「わたし」を初音ミクだとすると、一千光年の『白紙の地図』と重なるものがありま…………あああああああ待って自分で書いててこじつけオタク過ぎる!!!やめます
というか白地図と白紙の地図は違う

他の歌詞で言うと、
『また恋に落ちた また恋に落ちた』
天使のニューゲーム(?)
『その前にあなたの世界もわたしに見せてよ』
それは貴方の好きな色

運命は青い糸 の『海辺の向日葵に囲まれた 二人だけの理想郷』も気になります。
非公開どうして😭😭😭😭😭😭😭それが阿修さんの選択なら、何も言えませんが…

他には2番サビ終わりのMVに映る手、花屋の嫌いな花 のMVに出てくる手と似ています。
手癖では??←そうだね…………………………(敗北)


「花屋の嫌いな花 / 阿修」より引用
問題があれば直ちに削除します


いやまあ……うん 解釈が浅いと言われたら何も言い返せない。多分全部偶然ですからね……………
それでも可能性を捨てきれなかったのは、対となる曲の乖離するゲンザイには他曲の引用が目立っているからです。
あといよわ曲にも歌詞引用はたくさんありますからね。(おい)

でも正直、それは貴方の好きな色と運命は青い糸に何かある説はそこそこ有り得ると思ってます
阿修さんが考えてたかは別として…



・マジカルミライ応募曲

合成するミライ、実はマジミラのコンテストに応募することも考えていたらしいです。いつかのスペースで仰っていました。
それで、歌詞とMVで別々の物語が描かれてるって話を最初にしましたが、マジミラを考えてたからこういう構成になったのでは?という仮説があります。

マジミラのコンテストは媒体がpiaproのみ、MVでなく歌詞と音楽で勝負してるっぽい?ですし、歌詞を真っ先に考えて後からMVを考えたとかならあるかな〜と思っています。どっかで仰ってた気もするな……
ただ規約を見る感じ、 別にMV出してもOKらしいんですよね。自分は応募したこともないし追ってた訳でもないので何も分からず…書くのはやめておきました。

それと、

しかしボカコレというイベントにおいてだけは、本当に最後綺麗事に逃げることはできないと考えてしまったのです。

『合成するミライ』という楽曲について / 阿修

最初からそうだったかは分かりませんが、少なくともボカコレに向けた作品として作られていたらしいです。モウワカラン……

・歌詞解釈

「世界の秘密」って何!??!???!??!!?
「終末時計の針の向こう」って何!!?!?!??
わかんねえよ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

あと「青いライトが照らした隙間」の『隙間』、阿修さんは3DSでニコニコを見ていた時期があったらしいのであの……親に気づかれないように3DSをちょっとだけ開けて見るやつやってたんじゃね??というカスの考察をしました。

自分の一番のやらかしはね、イントロのことが全く分かってないことです 絶対重要なのにね、3ヶ月考えても「これ!!!」って答えが見つからんかった
考察へたくそマンの弱点
だから再走者を本当に待っています。お前ら合成するミライ大好きだろ!!!やってくれ

未確定要素の話おわり



どちらが1選、どちらが2選か

一連のnoteを書くにあたって、AT1選どっちにしよう問題が発生しました。
当然そう簡単に決められるものではありません。何せ「1番好きな曲」ですから、その選択には相当責任を持たないと曲に対して失礼かもしれませんし、絶対あとで後悔します。

だから無理に決めるものでもないのです。自分はそこそこ決めるのが簡単そうだと思っていたので決めました。

天使のニューゲームと合成するミライのどちらが好きかなんですが、 簡単に言えば(自分にとって)
「曲調が好き」と「歌詞が好き」の2択だったわけです。

そうした時にどちらが好きかを考えると、歌詞が好きってことは曲の理解がより進んでいるのでは?という思考に至ったのです。つまりそれほどの熱量を持って曲を聴いているということであり、もっと言うとnoteを書きやすいのもそっちだろうってことです。
故に、普通なら「歌詞が好き」な曲の方がAT1選に据えられやすいのだろうという結論を当時は出しました。実際このnoteも元は1選noteとして書き始め、着手したのは天使のニューゲームnoteよりも先です。


普通ならね。

「歌詞が好き」となると合成するミライの方が好きなのか〜?と思って、ちゃんと決める前に両曲とも1回聴いてみたんです。
ぶっ飛ばされちゃった。

個人の趣味趣向はこんなアホの2択で決められるものでは全くありません。聴き手の皆さんは一度冷静になって、 ゆっくり、 自分と向き合いながらAT1選を決めましょう。

天使のニューゲームが私のAT1選です。


「これが私のAT〇選です」について

考えすぎかもしれないんですけど、こだわるならめっちゃ難しい部分だと思うんですよここ

「これが"私の"AT〇選です」ってしても…なんか、他の人がやってるの見てもなんとも思わないんですが、いざ自分が書くとお前のじゃねえよボケとか言われそうだなって思って…
"私の"を消せばそういう考えも無くなりますが若干素っ気なくないか…?とも思ったり…でも1番当たり障りなさそうなのは「これがAT〇選です」な気がしてきた。

そういう考えの元、天使のニューゲーム1選note(以下、天ニュnote)では「AT1選の枠を埋めてくれた」にしてますが、どうにも伝わりづらくて…
もうちょっと何かある気もします。


AT1選推し活遍歴

天ニュnoteで書けなかったことを供養しときます。
なんで書けなかったかというと、シンプルに自慢になってしまい見苦しくて……極力言葉には気を遣いますが不快になったら読み飛ばしてください。
すまん…どうしても自慢させてくれ…どうせこの後ボコボコにされるから…(後述)

天使のニューゲームと阿修さんを知ったのが去年の10月8日、その4日後に #ぼかれびゅ というタグに参加(?)しました。
曲のレビューを140字以内で書き、Twitterで投稿しよう!というものですね。

(改めて見るとレビューとして欠陥だらけじゃねえかこのやろう曲の良さを無駄にしやがって)
(いや頑張った方だろ許してくれよ)

で、本当によく分からないんですがこれがぼかれびゅ通信(#ぼかれびゅ の公式生放送)で紹介されたり、
はろー!にゅ〜みゅーじっく!(ニコニコの公式生放送)のぼかれびゅ紹介コーナーで紹介されたりしました…

※アーカイブ 1:17:24〜

※1:56:02〜

未だに実感がない。それ以来ぼかれびゅ通信をよく見るようになりました。めっちゃおもろいぞ!!!
思い入れのある曲だということです。

また、ボカピクという動画にもレビューを送ってました。これもなんか採用されましたが、
「もうちょい考えればよかったな〜〜まあ時間なかったし仕方ないか」という後悔の念が強いですね。
結局どれも光栄なことではありますし、一生の誇りとして生きていますが。自分が簡潔な文章書く力無かっただけ定期
温かいボカロ界に感謝!!!!!!!!!
(ボカピクは推奨文字数が極端に少なく、どちらかというと良い曲を発掘することがメインだと思うので、実はこれで良かったんですね〜)

自慢話はここで終わり


文章を書くきっかけ

初めて書いたnote(現在非公開)でも語ったんですが、Kiite Cafeのボカコレアフターパーティーとかに推しコメントを送ってるうちに色んな人と繋がって頂けました。通称Cafe民。

基本今の自分のTwitterはいよわさんと阿修さんへの想いを叫びながらCafeに行ったりイチ推しを流したり〜って感じでしたが、他の人と繋がって新しい概念を知りました。それが #KiiteCafe怪文書部

Cafe民の皆さんで推し曲に対する愛を叫ぼう!っていうタグです。基本は愛のこもった素敵なラブレターなんですが、たま〜〜〜〜にガチの怪文書が紛れ込んでます。
自分は試しにパノプティコン / r-906で書き、なんかいけそうだったので天使のニューゲームでもやってみたというわけです。

恥ずかし…
えこれ3ヶ月前とかの記憶なんだ!!
体感もう1年は経ってるんだけど

Kiite Cafeは自分のイチ推し曲が流れている時に、コメントも同時に流してもらうことができます。

こんな感じ

つまりさっきの数百字の怪文書をここに載せてもらうことも可能なわけで、まああんまり長すぎても読み切れないので良くないかもですが、とりあえず実行に移しました。

それを見て「鳥肌が立った」と言ってくれた人がいたんです!!!!!
自分の文章が少しでも、たとえお世辞でもいいから人の心を動かせた。何より自分の心を幾度となく震わしてきたあの曲に少しでも還元することができた。これが最初の動機でした。

先述のぼかれびゅ通信などの経験も含め、自分の文章に自信がつきました。そして応援することの悦びを再認識しました。これが本当にデカかった。
そのはずでした。


阿修さんの話

天使のニューゲームを知ったのが2023年10月、そこから現在までの約半年間ずっと自分は阿修さんを推していますが、普通にヤバいんすよこの人……………

自分が推し始めた頃にはもう注目され始めてたんだと思います。というのも天ニュnoteでは文字数が足りなくて書きませんでしたが、
阿修さんは「警報のあった日 / 世界電力」のMVを担当されていらっしゃる方です。

ボカコレ2023夏ルーキー部門3位!!世界電力さん本当におめでとうございます!!!!! 名曲

しかも阿修さんが同曲のRemixを出していたり、それを世界電力さんが共有していたりして阿修さんの名前を知っていた人が多く、それが天使のニューゲームで「あっこの人かあ!!」に繋がったのでは?という仮説を立てておきます。


こちらも名作。にしても世界電力さんの溢れ出る文才すげぇなあ…………

で、天使のニューゲーム以降の阿修さんは……

ちゃんとヤバかった。
何がヤバいって、1万再生レベルの作品を2、3ヶ月ごとに出してるんですよ
しかもMV自作ですからね??????訳分からん
あと全曲良い。全曲聴け。昔の曲も聴け。
そして阿修さんを早くに見つけていた世界電力さんの株がどんどん上がっていく。

あんまりヤバいとか言い過ぎて万が一阿修さんのプレッシャーになったらまずいので別の視点でも阿修さんを見ることにします。(こんなnoteにそこまでの力があるとは到底思えませんが…)

いよわさんと阿修さんといよわ主義

阿修さんはいよわさん・はるまきごはんさん・キタニタツヤさんあたりを大分リスペクトしていらっしゃるらしいですが、MVには特にいよわさんが現れていると思います。
それこそプロセカ放送局で合成するミライが流れた時のコメント欄が「いよわさん!」で埋まるくらい

「合成するミライ / 初音ミク」より引用
問題があれば直ちに削除します

カワイイネ
アニメーション、右側に手書き字幕、そしてガールズ。もっとこのフォーマット流行ってもいいのよ
具体的ないよわ曲で言うとなんだろう、ももいろの鍵とアプリコットが近そうです。
いよわさんより字が綺麗…だから優れてると言いたいわけではないというか字の汚さは個性でしょ
かわいいいよわ かわいよわ


で、自分は阿修さんにいよわさんを重ねて見ていました。後述しますがその大きなきっかけは、間違いなく合成するミライでした。

↑のnoteでちょっと言いましたが、いよわファンとして自分は推しの一挙一動に飢えているのです。だからいよわさんに対しては半ばネトストみたいな行為も当然のようにしました。
だからってそれを阿修さんに適用するのは違うだろと思うので、今は頑張って抑えてます。

それで具体的にどこが似てたかというと楽曲に込められているメッセージ性が、いよわさんの曲と同等の深みや文脈を持っていると思ったからです。
(わかってます、わかってますから、もっと決定的かついよわさんを唯一無二たらしめている特徴があるだろってのは分かってます)
(察してくれ ここはいよわのnoteではない)

合成するミライについては上でさんざん書いた通り、終わりゆく世界で歩んでゆくために必要なコンパスを与える曲だったのですが、私はいよわ曲と同じくらい、この曲に心を奪われたのです。

いよわ曲で明確なメッセージ性を持つものというと、う〜ん全部!w 主に「1000年生きてる」や「さよならジャックポット」が挙げられますが、
それと似たような感動がありました。1000年生きてるはボカコレ投稿作品でもあるため、いよわさんと阿修さんが似ている部分は、単に曲調やMVだけの話ではなく、経歴にも適用できると思いました。

だからって阿修さんにいよわさんと全く同じ活躍を期待してるわけでは決してありません。そんなことしたら阿修さん過労死してしまう。

私は以前いよわ曲に影響を受けた曲を「いよわ主義」と呼んでいるツイートを見かけ、それ以降真似して同じように呼んでいます。

いよわ主義:ボカロPいよわが持っている、ピアノを中心として調和の取れた不協和音により生まれる独特な雰囲気の楽曲を、模倣しようとしたもの。また、その思想。





最後の音が あなたへと

ここ、内容を部分的に切り取られると意味が悪い方に変わってくると思うので、読むなら最後まで読んでください。たのむ



阿修さんは遠くに行ってしまった…と嘆くことも以前はありましたが、今はもうそんな気持ちはすっかり消え失せました。阿修さんが作りたい作品を作り続けることこそ美しい。
これに関してはナナシノに助けられました……最初から近くになんて居ないっつーの。

ただ、それと入れ替わるように浮かんできた感情もあります。
阿修さんを推している中で他の阿修さん推しの方とも知り合ったんです、ですが……皆さん本当に凄いんですよ。これはさっき言ったCafe民の方々にも言えますが、多才なんですよ。色々な方法で応援をしている。
当然ですが自分より古参のすごい方なんていくらでもいるんです。阿修さんの処女作から追ってる人がいてさすがに怖かった。
対して自分のしたことと言えば……うん。ただの駄文が運良く人の心に刺さっただけなんです。
さっき「自分の文章に自信がついた」と言いましたが、それもただの虚像だったんじゃないかな〜………と思い始めました。



歌みたって、すごいんです。そこには人を震えさせる魅力がたくさん詰まってるし、歌唱力という新しい価値を創造することだってできます。

Remixって、すごいんです。あまり音楽理論を知りませんが、それは音楽の再構成であり、これだって新価値の創造だと思います。

ファンアートって、すごいんです。ファンの団結が促されるし、その気になればこれも新価値の創造ができます。

私よりすごい文章を書くnoterや物書きの方なんて、いっぱいいるんです。Kiite Cafeボカコレ前夜祭・アフターパーティーの推しコメント群を見てください。気持ちを沢山込めていて、眩しくて、私なんかより…

阿修さんを知ってから、色んな人と出会いました。目まぐるしい日々でした。

悲しいことに、noteひいては考察・解釈というのはきわめて低次な応援の形です。当たり前です。その上に立つのが歌みた・Remix・FA等だという構図は絶対的です。いわば全ての二次創作に先立って存在するもので、土台なのです。

そう言えば聞こえは良いですが、自分は考察へたくそ人間です。どう足掻いても他のnoterさんほどの心を込める事ができません。
加えてnoteより高次の応援に移ることもしませんでした。VOCALOIDや阿修さんは手を差し伸べてくれていたというのに。

自分に成せることなどひと握りです。
もうダメです
せめてこの身をあの人たちのために捧げられるなら努力を捨てて絶望を抱えたまま駅のホームに飛び込む勇気が自分にあったなら


あったなら?

…だから何なの?

届きますように、って?




「ふんむさんは書き残すのが好きなんだね〜〜」とFFさんに言われて気づきました。ずっと忘れていたんです。
届かない行動に、叶わなかった願いに意味があるとは思えませんでした。
けれど、「遺すことに意味がある」って教えてもらったんです。

ええ、もう言っていいでしょう。
「救われました。」

今までを許す訳ではない、肯定する訳でもない、そもそも創作者でない私に向けられたものではありませんが、確かに私は救われました。
それだけで良かったんです。

自分はAT1選、天使のニューゲームのストーリーに「救われた」のではありません。
「救われた」という経験をした人は、きっと想像もつかないほど辛い経験から立ち直って、今生きているのだと思います。そうでなければ「救われた」なんて感想は自然に出てこないでしょうし、なんなら"天ニュnoteが参加してる投稿祭"に激重感情を寄せようとは最初から思わないはずです。

そういう曲をAT1選と考える人たちのnoteは、自分には眩しく見えるのです。あなたたちの文章を、感情を、私は持てない。持てなかった。
ひいては天使のニューゲームに、申し訳なささえ感じていた。
けれどもう、他人事ではありません。

生きた証のために息をします。
考えた証のためにnoteをします。
好きになった証のために、こうして2選noteを書いています。
好きは他人と比較するものではない。
あの人はすごいRemixを残した、
あの人はすごいFAを残した、
あの人はすごい歌みたを残した。
それに倣った。

私のしている事が「あの人」たちに比べて極めて低次でも、それが誰の心も動かさなくてもいいんです。
私が救われたことを遺せるなら。

なんだか気分が楽になりました。


後書き:第2部

初めは「どんなことを書いたら阿修さんに見てもらえるだろうか」って思いで書き始めたnoteが、こうなるとは思いませんでした………
極論これが阿修さんの反発の対象になっても、もはや後悔はありません。

こう書いてても1選は天使のニューゲームから揺るがないんですよね〜〜〜…………………
「救われた」のなら勝手に1選になるものだと思ってたけどこればっかりは天使のニューゲームがやばすぎるね


改めて、合成するミライ、阿修さん、合成するミライに関わった方々、二次創作者の方々に感謝とリスペクトを送ります。

それでは!



R e f e r e n c e


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