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無名人インタビューガイド

「無名人インタビュー」というのを受けた。私は正真正銘の無名人なので、もちろんインタビューのオファーなんか来ない。応募したのだ。

「有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い」というキャッチコピーに激しく共感し、インタビューを受けた人達の「素直に話せた」「自己分析できた」「自分の大事な軸に気づけた」といった感想や個性豊かなインタビュー記事を読んで羨ましくなり、自分も受けてみるに至った。

 まず、この記事は約13,000字もある。1時間分みっちり喋るとこんな分量になる。(zoomでインタビュアーの方とお互い顔出し無しで喋る)

 全部読むのは大変だと思うので、ガイド的に何が書いてあるかざっくり流れを書こうと思う。「ここだけ読もうかな」と思う箇所があったら、大体の当たりをつけて探してみて欲しい。


「現在:ああ自分は文章を書くのが好きなんだって」

仕事について→就活の話→英語をどうやって勉強したか→文章を書くのにハマっている→二次創作がきっかけ

「過去:本当は勉強より好きなものが欲しかったけど、なかったから勉強してた」

ここからはざっくりしてないし長くて申し訳ないけど、過去の知り合いには特に読んで欲しいので、がっつり中身まで書く。

 幼馴染と毎日馬鹿馬鹿しいギャグをやってた。
→小学校で男子とばっかりふざけてた。
→中学で高ヒエラルキー女子から「あいつ調子乗ってる」と言われ、男子と話すのをやめる。
→オタク女子達との交流、ライトノベル(伝勇伝)を布教。
→物語や漫画を作れる人に憧れてた。
→高校がリア充過ぎてオタク皆無、つまんなくなって自分も脱オタ。無趣味になる。
→高校最初のテスト(話を簡単にするためにテストと言ったが厳密には模試)で学年1位が張り出され、それ以降3年間定期テスト総合点1位を取り続ける。自分を優等生の枠にはめ続ける。(※インタビューにない補足:大学受験失敗により、優等生の称号すらも剥奪される。)
→本当は勉強よりも好きな物が欲しかった。
→(いきなり社会人にまで飛んで、)二次創作をやっていたけど自由に書きたくなってnoteを始めた。


「未来:自分のことを、自由に書くっていうのがすごい好きで大事なことだから」

 Q. 5年10年後、どんなふうに生きていたい?
→A. 子育てしてたいけど、ある程度自分らしさややりたいことを諦めない形で。
→Q. そうなるための鍵は何だと思う?
→A. 自分の本音を分かること。
→夫にだったらほぼ何でも話せる。
→Q. 子供が産まれるまでにやっておきたいことは?
→A. noteで色んなことを書いたり、人と話す。
→明日即興コントを同級生とやる。
→表現することやコミュニケーションが好きだが、すごく下手だった。
→仕事で英語を使う頻度の話
→Q. もしライトノベルに出会わなかったらどうなっていたと思う?
→A. 二次創作をしなくなる以外はあまり変わらないと思う。
→社会人になるまで日本語の読解力があまりにも無かった話
→Q. もし二次創作をしていなかったら、今の文章を書くという趣味はなかった?
→A. これも微妙で、実際はもう一つきっかけがあった。ホンカツ(読書会)でも文章を書くのが好きだと自覚できたからnoteはきっと書いているはず。
→言語化が自分の大切な軸になっている。
→「無名人インタビュー」を匿名にするか実名にするか迷っていた話


 自分のことばっかり1時間も人に聞いてもらうことなんてそう無いんじゃないか。それが文字で残るというのも、自分にとって大事な気がする。

 本名でnoteを始めた時、「気を遣って周囲に言えなかった本音や本性を表現しよう」という目的があり、それは言い換えると、死ぬほどダサいが「上手くコミュニケーションが取れなかった過去の知り合い達に自分を分かってもらいたい」という自意識過剰そのものだった。
 なのにいざ始めると嫌われたくない欲が全面に出てしまい、強めにブレーキをかけ続けた結果ネタがボツになり続けている。
 でもそれは自分が心配し過ぎているだけで、インタビューという形で他人に引き出してもらった本音は、意外と外に出しても平気そうな感じだった。

 自分一人では、当初の目的だった本当の自分の表現ができないままだった。今更だけどかなり詳細な自己紹介を、無名人インタビューさんの力を借りてやっと公開することができた。本当にありがとうございます。


 気を遣って周囲に本音を話せないという人、自分のことを探ってみたい人、1時間がっつり自分のことを深堀ってくれます。「無名人インタビュー」オススメです。あと、匿名でひっそり受けて本名じゃ言えないあれこれを話してスッキリするのなんかもいいかも。無料です。


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