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10~12月の韓国ドラマと本の記録

にわか韓国ドラマウォッチャーです。自分の記憶のために、一言感想を記録しています。考察も分析もありません。
10月と11月は書く時間がなかったので、3か月分まとめて。

ドラマ「オクニョ 運命の女(ひと)」

全51話。長かった~。日本でいうNHKの大河ドラマみたいな感じでしょうか
(ここだけの話ですが、日本の大河ドラマは1つも全話観たことない)。

これだけ長いドラマをなぜ挫折せず見ようと思ったかというと、主人公が刑務所で生まれて育てられる(だけど実は……)という設定がまず興味を惹かれ、加えて、最初の何話かに登場していたオクニョの少女時代の役の子がとても魅力的で、このあとの成長もぜひ見守りたいと思わされたから。

今Netflixで話題になっている日本のドラマの「初恋」も若い時の役者さんがよい味を出しているけれど、本当に子ども時代を演じる役者さんって重要だなあと「オクニョ」を見て思いました。

ストーリーとしてはどんでん返しだらけで、つっこみどころ満載で、最後の方はさすがにそりゃないだろと思ってましたが、それでも完走できたのは、運命に翻弄される主人公がやっと幸せになれるという痛快さを味わいたかったから。

さすがに51話も見ると、それぞれのキャラクターへの思い入れも育っていて、しばらく他のドラマを見てもなんかおもしろくないなあと、ピンとこないことが続きました。時代劇特有の韓国語もいろいろ覚えました。

ドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」

ナムグン・ミン主演の作品は外れなしと言われているだけあって、期待通りおもしろかったです。

このドラマに限らずですが、シリアスやミステリアスと、ユーモアやおとぼけの緊張と緩和のバランスが絶妙で、まずもって飽きないし、人物が立体的に描き出されるので、とても愛おしく思えてきます。

並行してナムグン・ミン主演の「ストーブリーグ」も見てたのですが、こちらはユーモア要素が少ないため、途中で足が遠のいてしまった感があります。

ドラマ「サイコパス・ダイアリー」

これは長い上質なコントを見ているようで、相当おもしろかったです。アンジャッシュのネタのようなすれ違いのシーンもあって、シリアスなんだけど笑えるという。

役者さんそれぞれがハマり役という感じで、設定にも展開にも無理がなく、自然に引き込まれていきました。主演のユン・シユンの演技の「作った感」が自然で(ちょっと何言いたいのか分かりにくいかと思いますが)、構造的にも演技的にも笑えるというレベルの高いドラマだなと思いました。

ドラマ「私たちのブルース」

4月の放送開始から見終わるまで随分かかってしまったのは、他に見たい作品に目移りしてしまったからなのだけれど、その理由を考えると2~3話ごとにフォーカスされる人物が変わるからかなあと思いました。主人公が15人いるという設定なので、感情移入が次から次へと移っていって、人物が変わるとどうしても集中力が途切れてしまう感じがありました。

その分、最終話はそれぞれのストーリーを見てきたので、泣けるというか、愛おしいというか、眩しいというか、ここに至るためにちょっと長い20話のストーリーを一緒に見てきたんだなあという感じがして感無量でした。

個人的に、食道がんを克服したキム・ウビンがたくましくかっこよくやさしく存在感を発揮していたのが感動でした。

ドキュメンタリー「青春MT~Re:メンバーアゲイン~」

出演者が出ていた作品は「梨泰院クラス」しか見ていないけど、それでも俳優さんたちが自然体で過ごしている様子が見ていて楽しかったです。
「雲が描いた月明り」と「アンナラスマナラ」はどこかで見ようと思います。

書籍「京都生まれの和風韓国人が40年間、徹底比較したから書けた!そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。―文化・アイドル・政治・経済・歴史・美容の最新グローバル日韓教養書」

読み終わってから相当時間が経っているので内容はほとんど覚えていないのですが、著者の主張に対して、出典や根拠を明記してくれているので、安心して読めました。いかんせん、時間が経ちすぎて忘れてしまったのでまた読み返して見ようと思います。

※ちなみに、ドラマを見始めてから始めた韓国語の勉強は半年でほぼストップしています。また年明けから再開したい。。。

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