私がまだ孫だったときの体験が、実は都市伝説や陰謀論に興味を持つ切っ掛けだったんだな!と気付いた話。

今。新型コロナの影響にて人々がえらくザワついている事が判明した。
ウチにはテレビもないし、友達もさして話題にしないので、ワクチン打つか打たないかの話さえほとんどしていない。

私は極力打たないで行きたい考え。
コロナにかかるのも嫌だし、
ワクチンも怖い。
なので、外出もほとんどしていない。

生活はギリギリ保証されているものの、
『こんなに非生産的でいいのだろうか』
とたまに眉間にシワがよるが、
まあ、別にこれといって用事もないし、よしとしている。
ただ深刻な問題が1つ。

親子共々、オッサン化現象が加速している。

これは実に深刻な問題である。

いきなり脱線してしまったが、
以下、私がまだ、孫だったときの話。

私は幼き頃、町でそこそこ地位のある親類家族に囲まれて育った。
親戚のおじちゃんや祖父は、いつも誰かにペコペコ頭を下げられていて、
どっかり胡座をかいて対応していた。

盆暮れ正月はスーツ着た見知らぬおじさんたちが引っ切り無しに訪問してきて、
お辞儀してお茶飲んでそそくさと帰っていった。
祖母と母は、お茶だ茶菓子だと動き回り、私もちょいちょい手伝わされていた。

幼心にも、なんとも奇妙な光景だった。

いい大人同士が何やってんだろう。

流れ行くスーツが渋滞した時の光景なんかはドリフ的なやつに映ってしまい、ちょっと笑ってしまったりした。

古き田舎の有力者の家系で、私もお嬢さん扱いされていたようだった。
私は町の皆さんの事を、
みんな優しくしてくれる良い人だな~と思っていたけれど、今思えばそーゆー面もあったのかもしれない。

訪問客のなかに、同級生のお父さんがいた。
なぜかたまに、庭木の伐採や雑用なんかをしていてくれた。
最初はあまり気にしていなかったが、だんだんと
『アレ?なんで○○君のお父さんはこんなにウチにきて仕事してるんだろう…』

と思うようなった。
なんとなく聞ける雰囲気ではなかったので気にして観察していると、
どうも祖父と根深い関わりがあったようで、祖父が現れるとほとんど顔を上げない。
スラリと背の高いカッコいい人なのだが、
祖父の前でシャンと真っ直ぐに立っているところを見たことがなかった。

そんなおじさんに対して、祖父はやたらと高圧的であった。

私は訝しんだ。

なんだこれはと。

同級生男子と私は、対等な友達であるはずだった。
おバカな事で笑い転げたり、みんなで騒いだりしたもんだ。

なのにだ。

私と祖父の目の前に立つおじさんは、何故にこんなにも…と。

私にとってそのおじさんは、とても温厚で笑顔が素敵で、とても紳士的な人だった。
なのに、偉そうな態度の爺様に何を言われようが、ずっとペコペコしていた。
息子の同級生の前でさえも。
なんだか、私の方が惨めな気持ちになった。

そこから私は、祖父を見る目が変わってしまったのだ。

『なんでそんなに偉そうやねん💢』

と。


基本的にはとても好きなおじいちゃんだった。

ただ、何か気に入らないと誰が相手でも怒鳴ったり、めっちゃ上から物を言ったりする所が恥ずかしかったし嫌だった。
今で言うパワハラだったのかなぁ…。

どエライパワフルで我儘で傲慢でタフ。
若い頃からずっと変わらないキャラで、祖母とは駆け落ち的な感じだったのに、
堂々と町のど真ん中に家立てて居座るような人…。
(…まあ、今思うとなんか面白いな。)

それでも憎みきれない人だったらしく、
亡くなってもう20年以上経つが、親戚に会うと未だに武勇伝を聞かされたりする。

……とはいえ!!

その辺りから権力者に対する微妙な不信感が芽生えた私は、
世の中事情を知るごとに色々と胡散臭い事に目が向くようになった。


で、ここでようやく陰謀論の話題なんですが。

みなさん。聞いてください。

世界はむかーしむかしから陰謀で満ちています。
陰謀とは、『密かにたくらむ悪いはかりごと』です。

時の権力者が時の権力者になるまでの道のりでは、そりゃーも~

謀ったことでしょう。

謀った謀った。
謀らいでか!

戦国時代はもちろんの事、
帝の時代だって謀ったでしょう。宮中で。
殿中でござるの江戸時代だって謀ったろうし、
幕末だって、戦前だって、戦時中だって、戦後だって、現代だって、
そりゃ~も~

謀るでしょう。


そのハカリゴトの為に、下々の民は訳もわからず命を堵してきたでしょう。

謀った本人達は『悪い謀』だと自覚していない場合も多かった事でしょうが、
民草の一乙女からすると

マジ迷惑でした。

というワケで、世の中は陰謀で形成されてきておるのですよ。
聖徳太子も何のために創造されたんだ。かわいそうに。

資本主義時代の権力はお金ですので、
でっっかいお金を動かしている人達が時の権力者なんですね。

悪気があるかは分かりませんよ。
善かれと思ってやっておる可能性も充分あるのです!

しかーし。

なぜかこぞって共通しているのは、

民草の人権ナイガシロ。

考えてくれてんだろうなって感じるのは、
暴れん坊な将軍か、
水戸のご老公か、
暴れん坊な将軍時代の北町奉行所位のもんでしょーよ。(もっといるかもしれないけど)


少し興奮してしまいました。

しかしながら、陰謀論というのもあながち嘘っぱちばかりではないだろうと思うのです。

ネットやらなんやらのお陰で、陰謀の内容が先回りして
表にチョロチョロ顔を出しちゃってる状態かもしれないと、
頭の片隅に置いておくのも一興だと思われます。


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