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イルカと海と優しさで出来ています

能登島のドルフィンスイムに行ってきました。

イルカと至近距離で泳ぐやつ
ずーっと憧れててやってみたくて

台風が来るとか知らずに
行きたいから行ってみた。


新大阪から特急サンダーバードで
石川県の和倉温泉まで行く。

能登島はそこから橋を渡っていく島で
野生のイルカが住み着いている。


はるばる長崎の天草からやってきて
住み着いて増えたらしい

16頭のミナミハンドウイルカたち

サンダーバードのクーラーめっちゃ寒い!
膝掛け必須です!笑



イルカの予約取るのも何か変だったりして
当初予定してたのとは別のお店にお願いした。

こういう時、
私の場合はだいたい導かれてる。


電話をかけてみたら
すごく可愛い優しい人で
あ!こっちで良いんだ!
変更するためなのね♡
って、ホッとした。

波動って上手いことできてるよね。


泊まった温泉旅館では
中居さんがとても優しく素直な可愛い方で

息子さんが姫路に住んでいたり
似た境遇もあったりして

お話してたら涙ぐまれて
お互いの幸せをお祈りしてニコニコ

じんわり沁みた


最近ずーっと
海と温泉に行きたいって思ってたら
イルカ目当てなのに両方叶った

和倉温泉のお湯は私の好きな
塩っぱい濃いめのやつで
何故かお花みたいないい匂いがした

海は内海で穏やかに凪いでいて
とても優しくて

ここに来て良かった♡
と思った

しかも
海鮮とお酒も美味しくて
人も優しくて
波長は静かで柔らかくて


バリ島やハワイを思い出す
何かがあるのよ


地味なのに
静かなのに
すごく好き♡

すきすきすき♡
好きな場所だった

心配してた台風もギリギリセーフで
イルカの船は大丈夫だった

だけど、イルカがいない

朝は居たのに
午後からはどこかに行ってしまった


自然はコントロールできない
そんな日はある
誰のせいでもない


だけど
お船の船長さんも
インストラクターさんも
陸にいるスタッフさんも
何時間もイルカを探してくれて


イルカを見せてあげたい!
って思ってくれてるのが
すごく伝わってきた


それは
ハワイのドルフィンアンドユーの
イルカツアーの時に感じたのと似た
素晴らしいホスピタリティだった🐬💕

「優しさだけで出来ています」

ってスタッフの女の子が
ニコニコ話してて
本当に偽りなく優しさで出来ていて

イルカと泳げなかったことで私は
そのホスピタリティに触れられて
プロ意識って、これだよなぁ!
って感動したの

絶対また来ようと思った🐬

この人たちとイルカを見たいなって
ただじんわり素直に思ったのよ


能登島のドルフィンスマイルさん
インストラクターさん(店長さん?)は海の曽我部恵一さんという感じでかっこよかったです♡
イルカ探してくださってありがとうございます♡


帰り道
バリ島のロビナビーチに
行った時のことを思い出した。


もう20年以上前だし
すっかり忘れていたのに
突然、思い出したんだ。


私が初めて野生のイルカに出会ったのは
バリ島のロビナビーチだった


ロビナは観光客がほとんど居なくて
静かな黒砂のビーチで
ジュクンというボートで地元の漁師さんが
お魚を捕っている


夕方、ロビナビーチを散歩してたら
たまたまいた若い漁師さんが
イルカ見に行かないか?
と言ってくれて
その場で交渉して
翌日、イルカを見に行くことになった。


彼は翌朝5時に
宿まで迎えに来てくれた。

半分寝ぼけた私
まだ朝靄に包まれた
ホテルのお庭の小道


漁師の彼はゆっくりと歩きながら
ポトリと落ちていた
白いジュプンの花を拾い
そっと耳に飾った。

何気なく、
当たり前みたいに


バリ島では
花を耳に飾るのは
自分を神に捧げます
という、祈りなのらしい


その光景はとても美しかった。


私たちは彼の操る小さなボートに乗り
イルカたちの群れの近くまで行った

たくさんのイルカがいて
彼は私がイルカを見やすいように
何度も何度もボートを近づけて
トライしてくれた

小さなボートはすごく速くて面白くて
イルカもたくさんいて
私は楽しくてニコニコした😊

シュノーケリングもさせてくれて
トロピカルなお魚も見られて
大満足だった♡


でもその日は
イルカの動きが早かったから

彼が思っていたよりは
イルカがたくさん見られなかったみたいで


ボートを浜に着けたあと
ありがとう!とお金を払って
帰ろうとしたら

漁師の彼は爽やかに

「朝ごはんまだでしょ?奢るよ!」
といって、屋台で
ピサンゴレン(揚げバナナ)を買って
私にご馳走してくれた。


バリ人の収入は
日本人よりもうんと少ない

20年前なんて今よりもっと少ない

ロビナは田舎の漁村だから
なおのこと

日本人観光客の私の方が
明らかにお金をもってるし


多くのバリ人達は
日本人にお金を出させようと
それはもう、必死だ


だけど
イルカの彼はそんなこと関係なく

イルカもっと見せてやりたかったけど
今日はイルカが早くてあんまり沢山は
見せてあげられなかったなぁ

申し訳ない!
俺に朝ごはん奢らせて!

って
普通に自分に出来る優しさを
私に差し出してくれた。

私はそれにびっくりして
心があったかくなって

すごーく嬉しかったんだよね😊

彼のお友達や
小さな子供たちに囲まれながら
ほんのり甘い揚げバナナを食べた
朝のビーチでのひととき

彼の耳に挟まった
白い美しい花

媚びない爽やかで控えめな笑顔

海でイルカやクジラと共に
生きている人達って
なんだかみんな、そんな風に
自然に当たり前みたいに
優しい


損得とか
取る取られるとか
そんなのを超えた所で

自分の仕事や得意なこと
好きなことや自分に誇りがあって
誰かを喜ばせてあげたいな
って
当たり前みたいに思ってる


海があるし
もうそれだけで
満足してて幸せが当たり前だし
恵みも与えられてるし
生きていかれる


海を見たら
海に入ったら
もういいやって
クリアになる

毎日海に洗われてるから
あんなにシンプルに
優しいのかな?


私も彼らのように
優しくなれたらいい

シンプルに
ただ当たり前に親切に
なりたいな♡


女が先に開けば男は勝手に立つ♡女性性を花開き、本音で生きると、男性からも世界からも勝手に愛されて40代の今が1番モテる♡世界中の好きな場所に旅できる♡ごろごろしててもお金がザクザク入る♡子供が可愛い♡魔法使いでマーメイドです