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子どものふとした一言「家は、なーんにも考えなくていられるから良いわ」

おはようございます。
【一生勉強・親子で勉強】でnote書いてるPです。
今日もさっそく書いていきましょう❣️

先日、息子がふと、
「家は、なーんにも考えなくていられるから良いわ」
と発言しました。

意図がわからず、
「どういうこと?学校では何かを考えないといられない?」
と聞いてみました。

息子の答えは、
『学校』には息子には理解できない考え方を持った子や、理解できない行動をする子がいる。だから、対応方法を一つ一つ考えなければならない。

例えば、
・咳やくしゃみが続いているのにマスクをしない子がいる
→風邪をうつしてはいけないとは考えないんだろうか。なるべく近寄らないように気をつけよう。

・早くに登校しているのに連絡帳を全然書かない子がいる
→同じ班の子だと、連帯責任となる。どうすれば書いてくれるのか。早く書いたら何かメリットがあるという仕組みを作らなければ。先生に相談だ。

・宿題をやってこない子がいる
→もう、宿題やってこないから授業についてこれないんだよ。これも同じく、宿題をやったら何かメリット作戦だな。これも併せて先生に相談だ。

・やめてといっているのに嫌なことをなかなかやめてくれない子がいる
→やり返したらその倍やられるもんなー。他に何か一緒に楽しめることを考えよう。

・教えてと頼まれたから教えているのにちゃんと聞いてくれない子がいる
→先生からの依頼だが、何で僕が教えないといけないの?僕は宿題もちゃんとやってるし、授業もちゃんと聞いてるから理解できるんだよ。これは難儀だな。これは先生が対応しようよ。

これを聞いた私は、
息子君、なかなかの真面目さんですね。適当に受け流せないかね。
確かに私もA型の几帳面タイプ、息子の言ってることは全て理解出来ました。
そう、世の中には自分と価値観が違う人がいる、自分と意見が一致する人なんてほんのわずか、だから、そうだとわかって人とは接する。
受け流す、ある程度は合わせる、別のコミュニティーを持つ、一人の世界を楽しむ、などによってストレスをなるべく抱えないように、ストレスの発散方法を確立しておくということが重要なんではないかと私は思っています。

しかし、息子は9歳。
このような処世術を理解してくれるかな?と思って話したのですが、すんなり理解しました。
「わかってるよ~。でも、僕は優等生だし、まー、色々提案していく役目だからしんどいにはしんどいけども。正直、学校行かなくても家で勉強やれば遅れるどころか進んでいくだろうけども、やっぱ学校は友達作るところだし、先生に会うところだし、そこは大事だし。
今日は、大好きな〇〇さんがマスク忘れたから予備のマスクを渡してあげて楽しくお話しできたし、公園では5年生が毎日遊んでくれるし。
学校では嫌なこともあるし、嫌いな子もいるけども、僕は家に帰れば楽しいけれども、その子は家でどんな生活してるんだろう?家での生活に問題があるのでは?」
なんてことを言う始末。
心配しなくても、自分の中でちゃんと落とし込めているようです。
いや、無理して頑張ってるのかもしれませんね。
様子を見続けようと思いました。

で、次に気になったのが
そろばん教室
書道教室
サッカークラブ
ではどのように過ごしているのか?
どれも長く通っていて、私はあまり気にしていませんでしたが、そこでの人間関係や先生との関係、そもそもまだ続けたいのか?

息子君に聞いたところ、
そろばん教室は正直一番辞めたいね。先生も怖いし、内容難しいし。
でも、辞めていいよって言われても、何か違うような。とりあえず、1級は合格しないと。今やめたら、今までやってたことが無駄になりそう。そろばん教室は学校も違うし、ほかの子と話すことはないね。この間は満点だったから、先生はめずらしく褒めてくれたよ。
書道教室は絶対に辞めない。とりあえず先生が面白い。毎年書初めで賞を取りたいし。字は綺麗になりたいね。綺麗に書けると嬉しいよね。僕、たぶん、ママより既にうまいで(はい、知ってます、、、)
サッカーはね、キャプテンはしんどいね。でも僕はなかなか出来ない経験をしてるんだよね。選考会とかにも選んでもらえて、出来ない経験をさせてもらってると思ってる。でも、それは僕が努力したから、戦術理解が出来るのも勉強してるから。僕は文武両道でやりたいから、サッカーは好きだけど、再来年には辞めるかも。
(壁に貼ってある表彰状を眺めながら)これらの表彰状は毎年欲しい。絶対に取る。

で、「家は、なーんにも考えなくていられるから良いわ」の真意は?と問うと、
「だって、家で僕と違う価値観で動いている人はいない。何も考えなくても、自分が思っているように家の中は動いている。自分が何かを考えて変えたり、進めたりする必要がない。家の中は、ただいれば、自分が思っているような状態である。ボーっとしていられる」
らしいです。

家では何も考えずに自然体でいられるから楽ってことでしょうか。
とりあえず、家が落ち着ける場所であるようで安心しました。
年齢を重ねるごとに、悩みは変わり、学校や家との関係も変わってくるかもしれません。
ちょくちょくこういう話はしていきたいなと思いました。


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