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幼少期の知育教育~知育を意識せず、日々の生活全てが学び~

おはようございます。
【一生勉強・親子で勉強】でnote書いてるPです。
今日もさっそく書いていきましょう❣️

本日は「知育」について。
「知育」という言葉はいつからこんなに使われるようになったんでしょうか??
私が生まれた50年前はなかった言葉かなと思います。

「知育」と検索すると、後に続く言葉の候補として、
「玩具」「おもちゃ」「アプリ 無料」「プリント」「パズル」「ブロック」「ゲーム」「タブレット」「時計」「ボードゲーム」「3歳」・・・
と延々と出てきます。

「知育」とは、知識の習得によって知能を高めることを目的とする教育です。
他にも似た言葉として、徳育、体育、食育などがあります。

知識の習得によって知能を高めることを目的って、なんかたそうだな~なんて私は思っています。
そんなにみんな「知育」を意識して子どもと接しているのですか?
私は、子供が生まれたときに「さて、どうやって子育てしていこうか??」と真剣に考えました。
その考えの中に「知育」を意識することは確かにありましたが、「知育」と検索して、このアプリだ、この玩具だ、1歳の時にはこれして、2歳だからこれも、、、
なんてことは考えませんでした。
ただ、日々無駄に生活することだけはしたくない。
日々の生活の中からたくさんのことを学んでほしいと思いました。

私の「知育」の定義は、
日々の生活の中からたくさんのことを学ぶ』
これだと思っています。

具体的に何をしてきたかを列挙しますね。0歳からやっていたことから、小学生くらいにならないと出来ないことも全て書いてます。

  1. 生活全てを声に出す・・・ボギャブラリーや知識を増やす
    洗濯機回しまーす、バスタオル干しまーす、ハンガーにTシャツかけまーす
    掃除機かけまーす、ほこりは隅に集まるねー、巾木の掃除ってみんなどうしてるんだろうねー(一緒に考えてみる)
    買い物行きまーす、今は冬だからミカンがいっぱい売ってるね、明日は冬至だからゆず買わないとね、「ん」のつくもの何があるかな?
    七草は秋もあるんだよー

  2. 階段や数量は声に出して数える・・・数は教えずとも勝手に覚えるもの
    この階段何段あるかな?1、2、3、・・と一緒に数える。
    6枚切りの食パンってどれかな?この絵本は何ページあるかな?

  3. 値段、値引き、割引は声に出して、その場で金額を考える・・計算の訓練
    スーパーでの買い物は絶好の計算訓練チャンスです。
    30円引きだって~、ってことはいくらかな?
    2割引だって~、いくらかな?
    半額だって、ってことは何割引?
    200円でお菓子をどれだけ買えると思う?
    スーパーに行くだけでかなり計算力は上がると思います。
    ただボーっと買い物しててはダメですよ!!

  4. 新聞、チラシを一緒に見て読み上げる・・・世の中の出来事、仕組みを知る
    〇〇動物園でサルのあかちゃん生まれたんだってー、新しいチョコレート新発売だってー、駅前にマンション建つんだって、ティッシュ5箱278円だってー

  5. 電池交換、日用品の補修や組み立てなどは子どもと一緒にやる・・・日々の生活のことを知る
    電池の種類、物の作りを一緒にやりながら覚えましょう。
    お弁当のきんちゃく袋の紐が抜けたときは、紐通しを渡して、さてどうやって直すでしょうか?と問いました。どうすれば、両方の紐を引っ張ったらキュっとなるかを考えるきっかけになります。
    こういう日常から物の仕組みを覚えられます。

  6. 電車やバス乗車時は地図や路線図を一緒に確認・・・どこからどこに行くのかをしっかりと把握させる
    出来ればある程度広範囲の地図や路線図で、家の場所からどの電車・バスに乗るのか、どこで乗り換えるのか、目的地はどこなのかを一緒に確認する

  7. 電車やバス乗車時は外の景色で遊ぶ・・・色、数、物、文字などの学習
    窓から見える景色で、赤い車を見つけようとか、あの駐車場には車が何台停まってる?とか、自転車を見つけようとか、看板の文字を読んでいくとか、電車やバスに乗っていてもゲーム性を持たせた時間つぶしはいくらでも出来ます

  8. 公園の時計や電車の時刻、ストップウォッチなど時間を意識する・・・時計や時間感覚は日常から学べる
    時計を見ながら自然に「今4時半だねー、5時になったら帰ろうね」「今9時だね。10時になったら出発しようね」「5時まであと10分だねー」「明日7時に起きるということは何時間寝られるかな?」など、時計を自然と読めるように導いていく。
    駅のホームでは、あと何分で電車が来るか、何駅乗って、何分後に着くのか考えさせる。
    ストップウォッチを渡して、カップラーメンの3分を図らせる。お風呂にはどれくらい入っているものなのかなど、計れるものは計らせる。

  9. カレンダーを意識する・・・子どもにスケジュール管理させる
    カレンダーに子どもの予定はすべて書いて、見える化する。その予定を踏まえた上で、持ち物の準備、宿題の段取り、起床時間や出発時間などを子どもに考えさせる

  10. 懸賞にハガキで応募する・・・住所、電話番号を覚えるため
    今時、懸賞はオンラインで応募ですが、わざわざハガキを用意し、子供に書かせます。
    懸賞に応募する楽しみもありますが、住所、電話番号を確実に覚えるためにやっています。

  11. 給食の献立を毎日一緒に確認する・・・季節を感じる
    朝ご飯晩ご飯と被らないようにがメインですが、給食のメニューはよく考えられていて、季節の食材、季節の行事が色濃く反映されています。
    季節を感じるツールのひとつですね。

  12. 何かに集中している時は見守る・・・とことん飽きるまでやる経験は大事
    おもちゃや外遊びなどに集中している時は、ただ黙って見つめてあげて下さい。
    習い事などで遊べる時間の制限がある時は、早めに伝えてあげて下さい。

  13. 毎日家族以外の人がいる場所へ出向く・・・コミュニケーション能力を学ぶ
    児童館、習い事、公園へ出向いて友だちをいっぱい作りましょう!

世の中にはたくさんの幼児教室や知育教室がありますよね。
いくつか体験に行ったりしました。
しかし、私にはどうもしっくりこず。
ある一定の場所で週に数回、わざわざそこに通って、それってそんなに大きな効果がないように思ってしまいました。
それよりも毎日家で楽しく過ごそうと思いました。

毎日やらなければならない家事がいっぱいあるのに、そんなに子どもに関わってられないよ。
あなたは在宅勤務だから、一人っ子だから、自由な時間があるから出来るんだよ。
なんて声も聞こえてきそうですが、、、

多分、時間があるないとか、子どもが多子だとかはあんまり関係がないと思います。
やる人はやるし、やらない人はやらないってだけだと思います。
時間があっても、スマホを見てたり、常にテレビがついていたりしませんか?
本気で知育やりたいと思ったら、そりゃあ自分の時間はないです。
たった数年のことなのに、そんなに自分の時間が大事ですか?
知育は特に0歳〜3歳の入園前が大事です。
この時期をどう過ごすかで、人生が左右されてしまうかもしれません。
大きくなってからの出会いや経験などで、人生が変わることは大いにあります。
しかし、その可能性に賭けるよりも、3歳までを知育一色で過ごしたほうが、明らかに効率よく人生を歩めると私は考えています。

人生のある一定の数年間くらい、自分の時間がなくても何の問題もないと私は思っています。
徹底した知育期間があったおかげで、子どもは素直に育ち、成績もそこそこ良く、スポーツもある程度出来る子に成長しました。
本人がそれを喜び、家庭環境が良かったからと理解出来るようにもなりました。
世の中にはいろんな子がいることも理解し、自分は恵まれていると感じているようです。
それだけで私は満足です。
ここからは、本人が頑張るしかありません💪
私に出来ることはここまでだと私は理解しています。
子どもにいつまでもひっついているつもりはありません。

今後子どもには、たくさんの試練や壁が待っていると思います。
しかし、今までのたくさんの経験から、乗り越える術を考え、行動してくれると信じています。

今後は私が率先して道を作るのではなく、後ろからサポートしようと思っています。





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