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REMAKE LINEN BLOUSE

OrganZaのリメイクアイテムに使用している素材は、
ヴィンテージ、ユーズドの古いものもございます。
こういったものは、すべてがいつでも安定的に手に入るものでもないので
企画してみても、思ったように素材が手に入らずに、お披露目や受注が難しいことも..…
本日ご紹介のブラウスのように、無事に皆様にお披露目が出来たことは
嬉しさと同時にほっとしています☺

さて、集合した感じがかわいくて癒される~とのお声まであったブラウス。
そんなお写真を並べてみます。

使用しているテキスタイルについてのご紹介をさせて頂くと..…
(こちらは私が独自に調べてみた結果なので、諸説あると思います!)
ドイツ製のマングルクロスとも呼ばれるリネンクロス。
ローラー式の脱水機・アイロンの機械に衣類をかける際に、衣類が痛まないように使用していたようです。おそらく1900年代前半のことだと思います。
熱から衣類が守られるように、ローラーの摩擦に耐えられるように
しっかり織られたリネンが使用されていたようです。
私たちが買い付けたものを平均すると
サイズはだいたい90cm弱×300cm弱が多いようです。
(これもきっと何か意味があると思うのですが..…)
おそらく、農薬なども使われていない時代のリネン。

ラインのデザインも様々で、今回私たちが出会ったのはレッドとブルーのみだったのですが、
(イニシャル刺繍が入ってるものもありました~♡)
ヴィンテージショップでは紫やイエロー、ちょっと凝ったデザインなど様々なものを拝見したことがあります。

今回はたくさんの中から、できるだけ傷やシミが少ないものをピックアップ。
(ギリギリ、生産予定数ぴったりの枚数が見つかったのです!)
デッドストックのようなとても状態の良いものから、
すでに歴史を感じる柔らかい風合いのものまで。
ダメージがあるものは
個別に補修や染み抜きをして、
更に工場さんへ1枚つづ、この部分は目立たない箇所にしてください、
出来ればキズは避けて裁断してくださいと
コメントをつけてお願いをしました💬
(とても手間を掛けて裁断していただいてます。)

このリネンはお洗濯を繰り返すと柔らかくなっていくので、ほんのりシルエットの変化も出てくると思います。
1着づつの風合いも違うので1点ものとして、
ご自身のブラウスを育てて楽しんでくださいね。

ヨーロッパからやったきたアイテム同士、
チロリアンスカーフのスカートも
民族衣裳のようで可愛いですね。
ヨーロッパのリネンベッドシーツから
お作りしたバッグと


アンティークの風合いを大切に、
東欧のヴィンテージブラウスを参考にして
雰囲気は大切に、でも比較的着やすく、
パタンナーさんと相談しながら形にしました。
着丈やフォルムはそのままに、
アームホールや衿のあたりは着やすさを考えたデザインです。

可愛らしいけど、大人がお洒落に着れるヴィンテージアイテムのようなブラウス、
ぜひ皆さまにお手にとっていただけたらうれしいです!


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