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環境認識の手順

鳥の目、虫の目、魚の目 その1

尊敬する迷晴れFXさんの動画のタイトルにあったフレーズです。相場を見る時に、1分~5分足などの細部にフォーカスする(虫の目)だけではなく、全体を俯瞰した上で(鳥の目)、現在の局面を支配する大きな流れを掴む(魚の目)、と合計三つの視点を持たなければ、正しく環境認識することができない…


抽象的な概念のように聞こえますが、ぷーさん式とFX原理原則という、以前ふれた二つの武器を使って、たくさんの取引を分析、分類する中で、自然と日々の環境認識に落とし込むことができるようになりました。それは以下の手順です。

①局面が簡単かぱっと見でふるいにかける
⇒レンジでもトレンドでもいいので、方向感と通貨強弱の有無を見定める
※通貨強弱は、ロジック合致を確認し、いざエントリー、という時に、エントリーしたい方向に追い風が吹いているかを確認するための一つの根拠としてとらえています。

②攻防を左右するような強力な抵抗帯があるかを見る
⇒4時間足以上の水平線と、FRやFE、キリ番など複数のラインが重合、近接
※逆に執行時間足の水平線だけを背にトレードするのは怖くてやめました。

③RRが2以上となるような空間があるかを見る
⇒強力な抵抗帯があっても、その上下にほかにも複数抵抗があるようでは、利を伸ばすことができない
※相場環境により利を伸ばしにくい中トレードをしたい場合はRRが2以下でもトレードすることがありますが、慣れないうちはお勧めしません。

上記3点をポイントにチャートをざっくり見ていき、細かな分析をするに足るチャートを絞り込みます。
私の場合ノートパソコンなので、アラートを設定したとしても9通貨ペアが限界です。(慣れないうちはマイナー通貨は除外して結構です。)
これが私のやり方でいう所の鳥の目に相当します。

魚の目に関しては、説明が長くなってきたので、別稿とさせていただきます。今回も、お読みいただき、ありがとうございました。


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