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時間足に関する考え方

今日は、執行足をどのように定めているか、私なりの見解を述べたいと思います。

私のメインの執行時間帯は15分足です。かつてはみんな大好き5分足でした、ご多分に漏れず…(笑)しかし、5分、更には1分、と時間足を短くするにつれ、難易度は上がるのに、それには気づかず、様々な値動きがチャンスに見えてくるんですよ。その結果発病したのが、そう、ポジポジ病です。

加えて、私の場合もっと深刻な病に侵されてもいました。それは、リベンジ病です。バイナリーオプションにハマった時期があるのですが、その時買ってしまった高額ツールに、今だったら絶対やらないマーチンゲール法5連発というのがあり、実際に試すととても素人がルール順守でやれるものではなかったです。あっけなくメンタル崩壊、とにかく自分をコントロールできなくなり、やられたらやり返す的な発想が芽生え、あっという間に所持金がなくなってしまったのです。

このバイナリーオプションで感情が揺さぶられるのに近い状況が、短い時間足でのトレードでも、私には生じてしまいます。そして、連敗期に入れば、ロットを思い切り増やして一発で取返したい欲にかられます。これは私の性分であり、それとうまく向き合わないと、トレードをやり続けていくことはできないと思っています。

こうした苦い経験を経てたどり着いたのが15分足。5分足のぴくぴくに反応してお手つきしてしまう危険を排除し、かといって1時間足以上の時間帯で見られる、チャンスの少なさという欠点もない、いわば程よい所と感じて選択したわけです。

検証ソフトで10通貨ペア回して検証した結果、PF(プロフィットファクター)1.4以上という実績を得ました。紆余曲折はありましたが、以前の投稿でも紹介したようなきっかけがあり、リアルでも勝てるようになりました。そして、自信がついてくると、その一つ上位の足である30分足でも、確率論的には類似のパフォーマンスが得られますから、15分足で得意とする形で勝てるようになって来るんです。その時々の状況で、今は15分足で動いているな、とか、今日は30分足で動いているな、とかいう波のリズムがわかってきます(私はこれをボラティリティで判断しています)。それにより、15分足、30分足、どちらを執行足にするかはおのずと決まってきます。

5分足や1分足は、現在の自分にとっては、あくまでもエントリーのタイミングをとるためにしか見ません。15分足(30分足)で自分の形になった、さあ、どのタイミングで入ろうか…という時に初めて見る程度です。

FXの習得過程でよく言われることですが、時間足に関しても、軸を決めて深掘りして、コツや本質がつかめてくると、その応用で横展開って案外自然にできます。人間の頭ってそんなにバカじゃない、と迷晴れ氏もおっしゃっていますが、その通りだなと、自分の頭に対して思う今日この頃です。


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