#36 授業の進度の感覚

今日、中3の関数で変域の学習をしました。今年度使っている教科書会社で中2で学習する1次関数では、変域の問題が例題ではないのです。
ということは、変域とは何ぞやから授業するのが一般的なのかと思うのです。東京都は、習熟度別少人数授業を行うことになっているので、3人で4クラスの学級を担当します。ペアを組んでいる先生は同じレベルの習熟度のクラスでこの内容を25分程度で教えてしまって、残りの時間で平均の速さについても説明していました。そもそも、計画的に授業を行うと、例題だけやって問題やる時間なくて次の時間はそこからというのはなるべく避けるのかなと思っていますが、感覚が違うのでしょうね。

xの変域に0を含む場合は、yの変域の最小値か最大値が0になるものです。子どもたちにとっては、そこが難しいのだと思っています。だからこそ、丁寧に学び合える時間を作ってあげるべきなのかと思います。

少人数授業では、自分自身の感覚とのズレに違和感を感じることがよくあります。連携はとても大切です。言わなくてもわかる関係も憧れますが、なかなか難しいようです。

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