出会いとご縁を大事にしていったら、誕生日に奇跡がおこった話
私には大事にしているものがあります。
それは柳生(やぎゅう)家の家訓!
柳生家とは徳川家の剣術の指南役を務めていた、剣豪として有名な一族。
その家訓がこちら。
小才は、縁に出合って縁に気づかず。
中才は、縁に気づいて縁を活かさず。
大才は、袖すり合うた縁をも活かす。
要はご縁を大事にしましょう、ということなのです。
(もっと深い意味はあるかもしれませんが、、)
今回はこの柳生家の家訓でもあるご縁を大事にしたら、奇跡がおきたという話です。
■狭い世界を飛び出して見つけた新しい居場所
社会人になりたての頃は、仕事をこなすことが精一杯で家と会社の往復だけだった私。
会社の人たちとの付き合いも楽しかったけれど、なんだか世界が狭いなぁと感じていました。
学生の頃はあちこち海外に行って、たくさんの人と交流をしていたのに。
そして30代に差し掛かり、次々と結婚をしてく女友達。
人間関係がどんどん狭まっていくように感じました。
このままではいけない!と外の世界に飛び出した私。
ネットで女性ひとりで行っても大丈夫そうなお店を検索。
行ってみたら案外楽しくて、そのお店が行きつけに。
お店に通っていく中でオーナーさんや店長さん、常連さんたちと出会い、仲良くなり、自分の新しい居場所を見つけることができました。
■誕生日のサプライズ
そして、今年の誕生日。
オーナーさんにもうすぐ誕生日ということを話したら、祝ってくれるとのこと。
祝ってくれる人がいるということは、何歳になっても嬉しいものです。
「何かほしいものある?」と聞かれたので、
「オーナーさんがおいしいと思ってるお店に行きたいです!」
と答えました。
オーナーさんはテレビにも出演する売れっ子シェフ。
そんな人がおいしいと思うお店を知りたいという好奇心でした。
「じゃあ、俺の料理だな!」
うおー!!すごい自信!!!
思いもよらない回答でした。
でも、後になって思うと、それくらい自信のある料理を提供しているから人気なのだろうと思います。
納得。
そして「この日に料理作るからきて」と呼び出されたのでした。
迎えた当日。
「友達のとこでちょうどいい白子が入ったから料理しようって言ってて。
誕生日の子がいるから連れてってもいい?って聞いたら、いいよって言われたからそこにいくね!」
とは事前の情報。
友達の集まりに全く知らない私が行ってもいいのだろうかという気持ちもありつつ、
でも楽しそうという気持ち半分で行きました。
私はオーナーの友達のお店で料理して、みんなでわいわい飲むのかなぁというイメージをしていました。
そして待ち合わせ。
「じゃあ、今から行くのは〇〇さんという方のお宅だからね。
〇〇さんは××(すごい大手)の編集長だから~。」
「え!?」
ま、待ってください。
友達のお店じゃない!?
しかも××の編集長のお宅??
情報のインパクトに脳みそが追いつきません。
そして一緒にいるメンバーは音楽業界や飲食業界でものすごい有名なメンバーだそうな。
マジですか!?
心の準備が整わない!!
かといって引き返せない!!!
そして着いてしまった編集長のお宅。
■自分史上最高の誕生日
編集長も素敵な方で、おうちもかなりオシャレで、高級な白子を食べる会。
色んな業界のすごい人。(ググればすぐ顔が出てくる)
その中の一般人、私!!!
なにこの世界(笑)
総じて思ったことは、一流の人はどんな人にも分け隔てなく接してくれて、人柄がよいということでした。
漫画やドラマとは違うなぁ。
飛び交っている会話がすごい。
(色々あって書けないけども、ぜったい奥さんじゃない色っぽいお姉さんとかいたけども)
ずっとソワソワしながらおいしい料理をごちそうになりました。
これは一生ネタになる、自分史上最高の誕生日でした。
■ご縁って本当に、すごい。
私は歳をとっていくと誕生日ってそんなに嬉しいものではなくなると思っていました。
まさか、こんな誕生日を自分が迎えることになるとは(笑)
ちょっとのご縁を大事にすると、自分にとって思いもよらないことが起きますね!
オーナーさんとのご縁で、普通に生きていたら出会うことのない人たちと出会うことができました。
これからも出会いとご縁を大事にして、自分の世界をたくさん広げていきたいと思います。
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