JAL CUPお花のコンテストに出場しました④ー制作過程ー
こんにちは。ブリスベンフローリストのYukinaです。
昨日に引き続き、日本のお花のコンテストJAL CUPのお話。今回は、制作過程についてです。前回までの記事はこちらから。
デザインの制作に取り掛かる
デザインに沿ってどのような花材を使用するか考えながら、花材を調達するとともにデザインの制作に取り掛かりました。
花材は、大好きなスチールグラスを使用したかったのと綺麗な球体でブーケを作りたかったので、オーストラリア産のスチールグラスを入手。
最初は、このデザインを描いていたのだけれど、この緩やかなカーブはつるのが難しい(お花を入れたときの重量でボウルの方向きが変わる)のかなということで真っ直ぐなブーケにデザインを変更。
試作を作ろう
まずは、試作を制作。
スチールグラス単体を編んでいくのだけでは、強度が足りないこと、お花を入れられないことから、ワイヤーをベースとした球体を作りました。ワイヤーとワイヤーの繋ぎ目は、蝋引き紐と言って、蝋でコーティングされた紐で縛っています。普通の紐は結構、結び目からたりするのだけれど、この紐はかなりしっかり留まってくれてました。
作ってみたワイヤーベースにスチールグラスを試しに絡ませてみます。
ある程度までスチールグラスを編み込んでいくと、大体の完成形が見えてくる。
このままでは、少し大きすぎるのでひと回り小さいものを作成することにしました。球体が連なるブーケにしますが、同じスチールグラスの球体の連なりでは変化がなく、面白くないので他の花材を入れた球体のつながりにすることに決定!
ベースはこんな感じで仕上げました。
一番大きな球体は、お花を埋め込むために全てをワイヤーでつなげず、空間を持たせました。
作り込むときは時間を忘れて集中してしまう。気づいたら夜になっていた。。。
次回は、お花を入れていく作業に移ります。
Yukina💐
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