キューバ旅行2018(11)キューバ最終日

4:00起床。
今日は帰る日。最後のパッキング、洗顔、着替え。宿のおばあちゃんが鍵を取りに来る。もうタクシーは来ているとのこと。
重い荷物を抱えて降りる。
昨日のタクシー運転手が荷物をタクシーに乗せ出発。
道すがらタクシーでかかっている曲はLeoni Torresの好きな曲。憧れていたキューバのイメージと今終わろうとしている旅行の全体像が、その曲によって見事に融合しなんらかの統一性を持ったと思う。
空港に着いてタクシー運転手と一緒にボード確認、チップとしてインターネットのカードと残った小銭。

空港でチェックインして、赤外線通過。
どんどんキューバの雰囲気が薄れていくのは寂しい。
土産物屋にはキューバのチョコは無く、あんなにあったバラコアの街を懐かしく思う。

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待合室の椅子に座ってガルシアマルケス「コレラの時代の愛」の続きを読む。そこに出てくる街の様子はまさにCentro Habanaのそれであった。
階上から降り注ぐ生活排水、何週間も回収された形跡のないゴミ収集所、捨てられた鶏の死体、野良犬と野良猫の多さ。
自分が求めていたものはたしかにハバナの街にあったのだと確信する。

次はスペイン語のレベルを何段階も上げてからまた訪れようと思う。

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読んで頂きありがとうございました。これからも楽しい記事を書いていきたいと思います。