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18 新参者見参!!フローレンスに入ってみた!?

はじめに(チームより)


 フローレンスは、親子を取り巻く社会課題の解決を目指しているNPOで、現在、約数百名が所属しています。多様なメンバーの「働く」を支えているのが、法務・総務業務を主に担っている通称「オペレーションズ」です。
メンバーは、普段は現場で働く保育スタッフや、特別支援学校を卒業して入社したスタッフなど、色とりどり。

 バックオフィスの仕事現場やその思いを、個性的なメンバーがリレー形式で紡ぐ言葉から感じ取っていただければうれしいです。


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◯はじめましてのご挨拶

 こんにちは!
 2021年9月から総務オペレーションズの仲間になりました、Oといいます。
紆余曲折あり、学童保育指導員や保育士からフローレンスに流れ着きました。

 半年ほどフローレンスで働いてみた、新参者目線でフローレンスと総務オペレーションズについて紹介したいと思います。

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①マガリ(小上がり)はみんなの息抜き場!?

 最初の印象は、なんといっても小上がりである「マガリ」の存在です。なんと、寝ている人がいるではありませんか!
 ここはオフィスだよね?と、わくわくした記憶があります。

 今では当たり前の存在になってしまいましたが、靴を脱いでちゃぶ台をみんなで囲むなんて、想像すらできませんでした。
 リラックスできる、いちばんのお気に入りスポットです。

 オペレーションズメンバーも、高確率でランチを食べています!
「話をしてみたいかも・・・」と思ったら、お昼時にマガリへいらしてくださいね。

 2022年度からは、新たに”フィーカ”という時間を設けることになっています。これは、北欧の方にある習慣で、10時頃に「休むときは休む」と、お茶とお菓子で休憩する時間のことだそうです。
 こちらもマガリで行うので、ちょっとした息抜きにお話しましょう!

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②会議室の名前が覚えられない!?

 会議室の名前を覚えるのに苦労しました。
「え?会議室なんて番号でしょ」と思ったら大間違い。
フローレンスの”WAY”から取られているのです。

 WAYとは、行動指針のことで、フローレンススタッフが大切にしている思いでもあります。(新入社員研修で一番最初に聞くものです)

 例として「開拓者」「前のめり」などなど。

 「初心忘るるべからず」ということなのかもしれません。
ですが、新参者としては、「名前と場所が一致しない!」と苦労します。

 総務オペレーションズは受付業務も担っていますから、死活問題です。
 例えば、「リスペクトで面談なのですが・・・」と訪ねてこられる、普段は訪問保育をされているスタッフさんがいらっしゃったとき、「リスペクト・・・(どこ?わからん、そもそも3階なのか4階なのか)こちらの椅子にお座りになってお待ちください」と答えることもしばしばでした。

 今では覚えることができました。たまにあやふやになりますが(汗)


③どこに座ってもいい!?

 私は「フリーアドレス」のオフィス勤務が初めてでした。
そもそも、座り仕事の経験がほぼなかったものですから、更に驚いたのかもしれません。

 優柔不断な性格なので、毎朝「ん~、どこに座ろう」と悩んでしまいます。


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 裏を返せば、毎日新鮮な気持ちで仕事に臨め、マンネリ解消にもなりますし、一定の人としか話さない、ということにならず、存在を認知されやすいメリットもあるかなと思うようになりました。

 最近では、遊牧民の如く楽しんで席を選んでいます。

 ちなみにオペレーションズは3階受付裏に座っていることが多いですよ♪
郵便についてや、鍵、印鑑など、ぜひオペレーションズにお声がけください!


④オペレーションズが溶け込んでいる!?

 フローレンスで勤務を開始する前は、どこの企業に対してもですが、「障害者雇用はきっと邪険に扱われているんだろうな」と消極的な感情でした。

 しかし、同じフロアで、同じように働いています。ぱっと見ただけではわからず、紹介されてやっとわかったくらいでした。そのくらいフローレンスでは当たり前の存在になっていたのです。

 オペレーションズの花形業務である「受付」は、その象徴だと思います。
フローレンスの受付業務は、いわゆる”受付嬢”とは全然違います。確かに来訪者に挨拶はしますが、来訪者対応はタブレットがやってくれます。

 では何をしているのか?それは、スタッフ向けのサービスをしているのです。②にも記載した問い合わせ業務もそうですし、宅配の受け取り→社内へ共有、落とし物・忘れ物の共有、貸出備品管理などなど。誰かがやらないとごちゃごちゃしてしまう、けれどスタッフが専任するほどではない・・・そんなかゆいところに手が届く業務、それが「受付」です。

 受付にオペレーションズがいて、他の社員も出入り業者さんも、何も疑問に思うことなく話しかけることができる。


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 風土といってしまえばそれまでなのかもしれません。ですが、単純作業に留めることなく、あえてコミュニケーションをさせるということは、社会に出て仕事をしているという自覚を持たせるということであり、いちばん重要なことであると私は思います。
(上から目線の文章ですが、これは私にも当てはまります)

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◯これからの総務オペレーションズと私

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 他愛もない発見を何個か取り上げてきました。半年経ち、まだまだ学ぶべきことはたくさんあります。
 総務オペレーションズは、確実に相乗効果で高めあっていくチームであると確信しています。障害者雇用だろうとなんだろうと、人から学ぶところはたくさんありますから。凸凹が大きければ大きい組織ほど、その幅は広がります。
 一回り以上年下の彼ら彼女らに、純粋に仕事ができることの楽しさ、やりがい、誇りをいつも教えられています。これからも、そんなチームのみんなに負けないよう、食らいついていきたいと思っています。

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