なんにもない、幸せ。
昨日はなんにも決めずにフラフラ街歩きをしました。
「こことこことここに行こう!」って決めて動くんじゃなくて、
ただ思い立った時間に外へ出て、「なんか綺麗な建物ある〜」って思った方に歩いてみて、素敵なところがあったら立ち止まって…みたいなそんな感じ。
すごく贅沢な時間の使い方だなって思って、ちょっと幸せでした。
そしたら日本でこんな大きな川ってちょっとすぐ思い出せないかも、っていうくらい大きな川があって
みんな日向ぼっこしたりお散歩したり、ゆったり時間が流れてた。
それをぼんやり眺めながら私もお散歩した。
こういう過ごし方ができただけでも、日本を出てみたかいがあったなあって思います。
日本にいたらきっと、なんだかんだ私は
「…就活しないとなんだよな本当は」
「いつからしよう」
「そういえば実家にも顔出さなきゃかも」
とか、色々よぎってしまって、どこか完全にリラックスすることはできていなかったんじゃないかと思う。
今も今で、右も左もわからない土地だから、そういう緊張感はすごくあるけど
いわゆる“普段の生活”における「やらなくちゃいけないこと」は
かなりできない状態になっていて、その分本当に「何しようかな〜」
ってなっている。
今までどれだけ、「やらなければならないこと」に塗れて生きていたか実感しました。
毎日働いて、家事もしなくちゃいけないし、家族のこと、友達のこと…
本当は行きたいかどうかもよくわからない人付き合いとかもあって、
だけど趣味とか娯楽も外せるわけではなくて。
みんな生きてるだけですごくすごく頑張ってるよ!
ただありきたりの毎日を送るために、数えきれない「やらなければならないこと」がある。
それを当たり前のようにこなして、時に文句なんかも言いながら、誰かとぶつかりながら、予期せぬ「イラッ」とかも対処しながら、そしてちょっとした何かにテンション上がって持ち直したりしながら、日々、「普通に」生きている。
それがどれだけ大変なことか。
みんなめっちゃお疲れ。本当にお疲れ。毎日偉すぎる。
私もめっちゃお疲れ(日本出てくるまでの私)。
とか思った昨日でした。
本当、みんなめっちゃ偉い。全員偉い。