悔しいけど、自分のカラーを突きつけられた感じというか
先日、「二人並んで順番に自己PRをする」という機会がありました。
その時ご一緒した方が、あまりにも私と真逆なタイプの方で笑っちゃった。
彼女は、明るく元気でお話し上手で、「ザ・ハキハキした人」という感じ。
かたや私は、おっとりのんびり、穏やか系で声も小さめ。
これ、仕事のオーディションだったので、まーーーーー完敗です。
私はこれ系の仕事に向いてないな、って確信したし、でも悔しさもあって。
だけどそこにもう、しがみつかないでおこうって思ったんです。
いや、本当、めっちゃ悔しいけどな!!!
でもどうしたって私は彼女のようにはなれないし、私は私のカラーでいくしかない。
もしかしたら、これが半端に張り合えちゃう人だったら、ここまできっぱり思えなかったかもしれない。
いい意味で、あきらめることができました。……悔しいけど(しつこい)。
だけどそう考えると、自ずと自分の生きるテリトリーも見えてくるよね。
今までの自分だったら、絶対「そうなれない自分」「仕事のとれない自分」を責めていた。
こんな自分ダメだって自らを否定して、暗くなって、もっともっと自信をなくしていた。
だけどその日ちょうど、別の職場の方に「あなたはちゃんと、丁寧に最後まで話を聞いてくれる人だっていう雰囲気が出てる」って言われたんですよね。
そのたった一言が、この完敗事件と繋がって「私の個性はこっち向きではない」と認め、受け入れる後押しをしてくれた。
ここで負けて卑屈になるんじゃなくて、「私はこの個性を活かせる居場所を探すべきだ」って前向きに捉える力になってくれた。
ありがたいし、人の意見って素直に(ありがたく)受け入れるべきだなぁ。
すぐには仕事は変えられないけど、でも、大きなヒントをもらった感じ。
本当、人生って成長できたと思ってもまだ気づきがあって、いいことがあってもまた失敗したりへこんだりして……
ため息出ちゃう。
そんな中でわたしたちは、日々頑張って、それぞれの人生のそれぞれの段階を、それぞれのペースで、生きてるんだね。
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