【FF14】ウソウソの泉の素材を作ろう

6.0になってからというもの、イシュガルド復興やスカイスチールツールといったギャザクラのエンドコンテンツがなさそうであったので、ギャザクラの禁断は新式が作れる程度にとどめていた。
しかし予想外のところにギャザクラのエンドコンテンツが潜んでいた。無人島のウソウソの泉製作である。私はまだ無人島に手を付けられていないが、面白そうなのでウソウソの泉の素材づくりにチャレンジしてみた。

精油を手に入れる

ステータス

ギャザラーの装備は、飯あり、カンパニーアクションの獲得アップ2ありの状態で以下のとおりである。
獲得力:3707
技術力:3781
GP:897


パクトメーカーの防具はアルテマ、オメガマテリジャでそこそこの禁断をしているものの、アクセサリや道具はエクスやメガを使っている。それどころか穴埋めのために下位のマテリアを使っていることもある。当然、飯にカラマラキア・ティガニタを使ってステータスの底上げをする。
最初はあまりにも獲得力が低かったため、一部のマテリアを安価な達識のメガマテリジャに交換したところ目に見えて昇華しやすくなった。

今まではギャザラーは禁断の方針がいまいち見えなかったが、この高難易度の要領で今後も続くのなら、技術力はボーナスが出るまで上げる、GPはスキル回しに必要な分だけ確保し、そのうえで獲得力を上げられるだけ上げるということになるだろうか。

楽園、火成の精油

園芸、採掘で霊砂集めと同じ要領で進める。伝説の採取場所で素材を採取し、精選することで超低確率で精油が手に入る。採取時に昇華という現象が発生すると、精選時に高確率で精油になることがあるが、獲得力が高くなければ昇華の発生確率は低い。
基本的には昇華の採取を狙っていくが、私の装備では昇華発生率が9%しかなく、数を取るしかない。これでも禁断を見直して上がったほうで、最初は5%だった。

碧洋の精油

ラザハンのマーヤーの幻泉で釣りをし、マーヤーの霊亀を精選して入手する。ET3時~6時の間に、エサをカゲロウとしてタイニーハンサを釣り上げ、泳がせ釣りをすることで釣れる。収集品採取の状態にすることを忘れずに。私はたまに忘れて悶絶する。
そもそもタイニーハンサを釣るのが一苦労でありながら、ようやく泳がせ釣りができたとしても霊亀が釣れるとは限らない。外れのサベネアンカイマンばかり釣れる。現実の釣りと同様、気長に釣れる機会を待つしかない。

いずれの精油も入手確率が低く、無駄足に終わることも多々ある。特にステータスが低ければ尚更だが、根気強く集めるしかない。精油1個で素材が作れるのが不幸中の幸いだった。

素材を作る

ステータス

マイスター、飯と薬、カンパニーアクションの作業アップ2と加工アップ2を入れた状態で以下のようになる。
作業精度:3792
加工精度:3697
CP:691

クラフターの禁断もエクスやメガを使用した妥協のものであり、それどころか穴埋めのために不屈やスペルスピードを上げている始末である。
9/18時点でクラフターのマテリアはいまだに高値で取引されており、再禁断は難しいだろう。マケボ売りの儲けを見越して禁断する手もあるが、今やだいぶウソウソの泉素材が値下がりしており、引き続き下落傾向であることから期待できない。やむなくこのまま進めた。

1. 初手~工数上げ

以下の流れを基本とする。
確信 → ヴェネレーション → 突貫作業/集中作業 → マニピュレーション
作業精度の低さを補うため、初手は確信としている。また、途中で状態が安定や高進捗を引けば突貫作業を、長持続を引けばマニピュレーションを優先する。突貫作業の失敗が重なれば、設計変更で良い状態が引けるか狙い、それでも確信バフが切れそうになった場合は一心不乱で集中作業を用いる。
以降はヴェネレーションのバフが切れるまで突貫作業か集中作業を用いる。よほど幸運でない限り、このフェーズでは工数が上がりきることはない。

2. インナークワイエット上げ 兼 工数上げ

インナークワイエットを10まで上げつつ、工数を完成直前まで上げる。使用スキルは以下のようにしている。


高品質:秘訣 耐久が十分残っていれば集中作業
安定:ヘイスティタッチ
高進捗:突貫作業など作業系スキル
長持続:必要であればマニピュレーション、または倹約
上記以外:倹約加工


このフェーズではCP効率を最優先としてスキルを選択する。耐久消費については、耐久消費をマニピュレーションで回復すると仮定して、耐久5につきCPを 5 * 96 / 40 = 12 消費すると換算し、
インナークワイエット上昇量 / (スキルのCP消費量 + 耐久消費のCP換算)
を指標とする。それぞれの加工スキルについて指標を算出すると以下のようになる。

この値は、高い順に集中加工、ヘイスティタッチ(成功した場合)、倹約加工と並ぶ。

倹約加工かヘイスティタッチか

通常時に使用頻度の高いものはヘイスティタッチか、倹約加工になる。どちらのほうがCP効率が良いだろうか。仮にいずれかのスキルのみを用いてインナークワイエットを10にするためのCP消費量を考える。耐久消費は上記と同じようにCPに換算する。状態は通常のみとする。この考え方では、インナークワイエットを15回以下で抑えられた場合は、倹約加工よりCP消費量が低くなることになる。
次にインナークワイエットを10にするためのヘイスティタッチの使用回数を検討する。ヘイスティタッチの成功確率を60%として1万回シミュレーションを行った。

この結果では、通常状態でヘイスティタッチのみ使用してCPが得になる確率は28%しかなく、分の悪い選択となるだろう。そのため基本は倹約加工または集中加工でインナークワイエットを上げるのが望ましいと言える。私は倹約加工を用いるが、一方でターン数が伸びるということは状態の恩恵を受けやすい側面もあり、一概にヘイスティタッチが悪手と言い切れない。これは好みの問題だろう。

状態高品質では集中加工か秘訣か

高品質の状態を引いたときは集中加工か秘訣かの2択になる。CP効率のみを考慮すると集中加工だが、秘訣で耐久力を回復するメリットもあり、悩ましい判断となる。秘訣を使用した後は倹約加工を使っていくため、単純に2通りのスキル回しを比較して考える。
 ・秘訣 → 倹約加工 → 倹約加工
 ・集中加工
いずれもインナークワイエットは2上昇する。また、スキル分と耐久分のCP消費量は、秘訣では54、集中加工では42となり、効率を考えると集中加工が良い。しかし秘訣のスキル回しはターン数を稼げるため、有利な状態を引き当てる可能性がある。また耐久を回復することで選択肢を広げられることもメリットだ。このため私は主に秘訣を使用している。

マニピュレーションは都度更新するが、マニピュレーションの残りターン数が十分であり、長持続の状態を引き当てれば倹約を入れ、倹約加工の代わりにヘイスティタッチを使用する。耐久を考慮することがなくなるため、使用可能なスキルの幅が広がる。特に状態による恩恵が大きいので、この場合は設計変更を活用したいところだ。ただし倹約の最中に作業や加工以外のスキルを使用しない場合に限る。

インナークワイエットが5以上になれば、工数上げを優先する。次の品質上げフェーズでは常時イノベーションにしておきたいため、作業系スキルを使用する余地がないからだ。もし工数の進捗が芳しくないようであれば設計変更を使用して有利な状態を引き当てるように祈る。

3. 品質上げ

このフェーズでは品質を上げる。イノベーションを常時保ちながら、残耐久と残CPを勘案してスキルを選択する。品質の目標値は仕上げコンボの品質上昇値から逆算する。各品質上昇スキルと効率は以下のようになる。

基本の流れはグレートストライド(GS) → イノベーション → 各種スキルとする。グレートストライドはCP効率は悪いものの、消費耐久を抑えつつ、マニピュレーションで耐久を回復する意味合いが強い。

使用スキルは、経過観察 → 注視加工が王道の手段であるが、チャンスは限られるものの集中加工が最も効率が良い。一心不乱を残している場合はここで使いたいところである。耐久が残っていれば、CP効率の良い下地加工や加工中級上級コンボも狙いたいところだ。私は、グレートストライドを使わずにイノベーションをかけ、集中加工から加工中級上級と決めることが多い。
CPが不足する場合はヘイスティタッチ、耐久が不足する場合は匠の神業を使用するが、これはやむを得ない場合に限る。いずれのスキルも効率が悪く、目先は乗り越えられても後々行き詰まる可能性が高い。

よくある失敗のパターンが、品質上げフェーズに到達したもののCPや耐久が枯渇し、効率の悪いスキルに頼らざるをえなくなり、ジリ貧になって行き詰まるという流れである。そのため前フェーズにおいてCPと耐久を維持することが重要であり、運(=状態ガチャ)を引き当てるために前フェーズで設計変更を使ったり、秘訣でターンを延ばすのが望ましいと考えている。

このフェーズは耐久、CP、バフなど様々な要素を考慮して一手一手を慎重に打たなければならず、定型化が非常に難しい。逆にこのフェーズまでにCPと耐久を持ち越すことができれば、強スキルを何も考えずに打つことができ、すんなりと突破できる。この意味でも設計変更はこれまでのフェーズで使用しておき、状態の恩恵を受ける確率を高めることで余裕をもって突破したいところだ。品質上げフェーズ到達時点で、耐久やマニピュレーションが残った状態でCPが270以上あれば、完成が見えてくる。

4. 仕上げコンボ

品質上げフェーズの段階から、耐久とCPの兼ね合いであらかじめ使えそうな仕上げコンボを念頭におきつつ品質を高めていき、目標品質に達すればコンボを決める。目標品質とは、コンボを決めた後に完成品質13500を達するための品質の値である。

できれば下地加工か、経過観察 → 注視加工のコンボを使用したいところである。当然ながら最下段のヘイスティタッチは成功する前提である。

ちなみにイノベーション、グレートストライド、高品質全て揃った状態のビエルゴでの品質上昇量は、仕上げコンボのうち注視加工のものと等しい。CP57分を節約できると考えると、高品質の恩恵は極めて大きいものの、高品質を引けるか運任せになるのが厳しい。
設計変更をどの場面に使うかは個々人で好みが分かれるだろう。工数やインナークワイエット上げフェーズで使用すれば、どの状態を引いても使い道はある。高確率で小当たりを狙うようなものだ。他方仕上げで設計変更を使用すれば、高品質以外の状態は意味をなさず、低確率で大当たりを狙うことになる。
とはいえ現状の私のステータスでは、なし崩し的に高品質ビエルゴに頼らざるをえないことも多々ある。

実際のところは突貫作業や状態ガチャに左右されやすく、ステータスの低さも相まって成功率は50%もない。本来はガチ禁断が前提の難易度であるため当然と言えば当然である。しかし今更禁断をやり直すのも面倒になってきた。私は6.3から本気を出すつもりでいる。


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