スト6#14 リハビリ

ここ最近はドラゴンズドグマ2に大ハマりしてしまい、他のゲームそっちのけで遊んでいた。スト6も例に漏れずで1ヶ月半近く起動すらしなかった。
ドグマ2が落ち着いたのが5月の中頃で、その後久々にスト6に触ったがまあ酷い有様だった。コンボはもちろんのこと対空すらまともにできず、試しにランクマを回したが1勝もできない。こうなったら勝つまでやるかと吹っ切れて続けていたら、プラチナ1からゴールド4まで落ちてしまった。さすがに止めた。
リハビリのために最近までトレモにこもっていた。コンボはもちろんのこと、対空、インパクト返し、スクリューのコマンド入力といった基本を改めてやるような練習メニューにしている。まあ元々ランクマ回さずトレモに引きこもっていたような気はするが。

復帰して間もなく調整や豪鬼の実装、新キャラの発表など盛り上がりを見せていたようだ。私の使用キャラはザンギだが、上方修正が多く嬉しいばかり。逆に以前使用していたルークは、使用頻度の高いしゃがみ中Pやしゃがみ大Pなどが軒並み下方修正されており、やや厳しい立ち回りとなったのだろうか。まあ私は元々しゃがみ中Pをロクに振れていなかったし、ジャストコンボも決めれてなかったのであまり関係はないのかもしれない。
しばらくは引き続きザンギを使っていこうとは思うが、サブでルークをまた使い始めてみようかとも思っている。何だかんだで格ゲーの基礎を習得するにはルークがちょうど良い気がしている。

相変わらずスクリューは爽快なものだ。相手の大技を誘い、空振りのところにパニカンODスクリューを決められるとスカッとする。コンボの難易度が比較的優しいのも嬉しい。ザンギさんは復帰勢にも暖かく迎え入れてくれたのだった。
逆にシビアなコンボを持つルークはなかなかしんどい。ブランクがあるとジャストコンボはさすがに失敗しやすくなる。いっそのこと割り切ってアシコンに頼るのも有りかなと思うようになってきた。DDTもダメージやSAゲージ増加量が上がったようだし。

今はまた忘れた頃にランクマを回し、ランクも以前と相変わらずプラチナとゴールドとの境界線を反復横跳びしている。より上のランクを目指すというのであれば、細々とでも長く続けた方が良いのだろう。しかし、他のゲームでせっかくの良作に出会えたらそちらに集中したいという思いもある。可処分時間が限られている中で、どこまでゲームを楽しむか。非常に悩ましい。時間が少なければ尚更である。
特に最近は新作ラッシュである。FF14の新パッチ、メガテンVV、サガエメは買うつもりでいる。近いうちにSteamのサマーセールもあるだろう。積みゲーも増えてきた。ゲームの選択肢が多岐に渡る中で、あえて1つのゲームにこだわる必要は、プロゲーマーではないのだから、ない。

改めて考えてみると、格ゲーのように修練が必要なゲームというものは、数年単位で長い付き合いができるものの、その反面として他のゲームとの出会いの機会を失いかねない、罪深いものだとつくづく思う。
以前にスコアアタックやRTAに興じていて、1つのゲームを長期間攻略していた時のことを思い出した。あれも相応に修練が必要で、攻略に数ヶ月、中には年単位の時間を要するものもあった。最初は楽しいものの、攻略も限界が見えてくると、楽しいより苦痛が先に来るようになる。上手くいかないプレイにやきもきしながら日々を費やし、続々と新作が出るのを尻目にしていた時にふと
「このままでは自分の人生がこのゲームに縛られてしまう」
と思うようになった。それからはキリのいいところで目標を立て、達成すればスパッと辞めるようにしていた。

1つのゲームに集中し、深く遊ぶというプレイスタイルは理解できる。一方で様々なゲームに触れるということは、同時に新鮮な体験に数多く触れるということでもあり、それはそれで人生を豊かにしてくれるものだ。星の数ほど存在する良作に全く触れないというのは、あまりにも惜しい。

翻ってスト6はどこで終わるか。特に終わりとする目標を決めていなかったが、それならいっそのことランクを気にせず割り切り、わちゃわちゃとスト6をエンジョイしつつ、他のゲームも目一杯遊ぶ、というのはどうかと考えている。永遠の反復横跳びも悪くないのかもしれない。そして戻る気がなくなれば、そのままフェードアウトしてしまうのだ。

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