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こうやって返そう無職経験者

今日はちょっと、無職や引きこもりを経験した者が乗り越えてきたもの?についてでも考えてみましょう。

たとえば結構上の年代の人って、色々と厳しいと思うんですよ。
「俺たちが若い時は~」とか言ってきそうですね。
でもまあ、うん。
実際、時代が違うのです。

そういう時、こうやって返せばいいというか。
こうやって心で思ってれば、自分を優位に立たせられるぞ、というか。
(↑この時点でちょっと人間として小さいけど)

そういうコンセプトなので、今日の話はちょっと誇張ぎみです。
そこをご理解いただけますよう。
決して軽んじてるわけではなく、あくまでそういう趣旨の話なので。


でも自由ってのは、本当は怖いものなんです。

朝決まった時間に起きて、決まった時間に家をでて同じルートで勝手に電車に乗ってれば、勝手に会社まで連れてってくれる。
そこで仕事をして決まったルートで家に帰ったら、家族が作ってくれた食事を食べ、用意してくれた寝間着に着替えて1日を終える。

そんな生活を続けてきた人にはね。
分からんこともあるのです。

朝起きて、いや起きなくてもいい。
どこかへ出かけるのも、出かけないのも自由。
出かける場所も決まってないから、今から自分で決める。誰も決めてくれない。

そんな生活を「気楽でいいな」なんて思える人は、本当の「自由の怖さ」を知らない人です。
それがいかに不安なことか。

「そんな訳ないでしょ、ハハ」なんて笑う人は、いつか分かる日が来ますよ。

それはおそらく定年で仕事を辞めた後にやってきます。
何をしていいか分からない。
ご飯の用意も、買い物一つできない。
そうやって持て余す時間と、持て余される立場になる。

それをね、いつか知ることになりますよ。。特に妻帯者は。

毎日、決まった会社に行って仕事をするだけの立場の方が楽なこともありますよ。
場合によってはね。

それをね、若い内に経験して味わって「本当の自由さと、苦痛と不安」を体験できるってのも、ひとつの人生なのだと。
そこに優劣はないと思ってます。
(そもそも人生に、優劣なんてあるのか?)

だから、それに関して劣等感というか負い目を感じてる場合。
そんな気持ちを心に持っておくと、いいかもよって話です。

いや、でも私も無職してた時に毎日どこかへ出かけてたけど、明日どこへ行くのか、どうやっていくのか。今日は何をしたらいいのか。
本当に頭を悩ませましたから。
全て自分が決めるのです。誰も決めてはくれません。

だからこそそんな自由の中、自分から「これを学ぼう」「これをしよう」と思って行動できた人は本当にカッコいい。
かつての同僚の弟さんも一時期仕事をしてなくて、でも学ぼうと思って自分で学校を決めて学び始めたと聞いた時、素直にすごいと思ったし尊敬しました。
それがいかに難しいことかを知ってますから。

仕事をするようになって別の苦悩やストレスは山のようにあるけれど、時に人は制限がある中で生きた方が楽ってこともある。
流れの中で生きてきた人には、一度止まった流れの中をもう一度飛び込むことの大変さを想像できないのです。多分。

無職を通して、「真の自由と、それに対する恐怖を実感しました」と言えば、分かる人は分かってくれるぞ。
(でも、分からない人の方が圧倒的に多そうだ)

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