小田急線事件を利用して迷惑活動を行う自称フェミニストたち

小田急線の社内で刃物を持った男性が無差別に乗客に切りかかる。

 8/6の8時半頃、小田急線の車内で男性が突然暴れ出し、持っていた刃物で乗客を無差別に刺すとともに、放火しようとサラダ油を車内に撒きます。これにより、男性5人、女性5人の合わせて10人が重軽傷を負う事件となりました。

 その後、事件があった電車は成城学園前―祖師ケ谷大蔵間で緊急停車し、ドアが開いたところから犯人の男性は逃走します。そして、杉並区内のコンビニに犯人の男性が現れ、店員に事件を引き起こしたことを話したことから、店員が通報し、駆けつけた警察官が犯人の男性の身柄を確保します。

 犯人が社内に撒いた液体が引火しにくいサラダ油だったことで、これ以上被害が拡大しなくて済みましたが、もしこれがガソリンなどの引火しやすい液体であれば、大惨事になっていたかもしれない。

 各種の報道によれば、事件を起こした男性は、自称ナンパ師らしい。過去には三軒茶屋付近で中高生を狙って声をかけ、ホテルに連れ込むようなことをしていたようです。そして、今回の事件について「勝ち組の女性を標的に」「幸せそうな人生を送る女性を見ると殺してやりたい 」と話すなど、女性への恨みが事件の動機になったようです。

小田急線事件に便乗して、自称フェミニストたちが騒ぎ出す。

「女性への恨み」がこの小田急線の事件につながったらしいことから、自称フェミニストたちがこの小田急線の事件を「女性に対する憎悪犯罪」と見なして過剰に反応します。

 そして、自称フェミニストたちが、「#フェミサイドを許さない」タグを作り、このタグを入れたツィートを流し始めます。これらのツイートの中には、明らかに男性全般への憎悪に満ちた内容も混じってました。

 また、「#幸せそうという理由で私たちを殺さないで」のタグとともに「幸せそうにしている」画像をアップすることで、自称フェミニストたちが「幸せアピール」をする動きも起こります。事件を利用しての「幸せアピール」は不謹慎であるばかりか、この事件の犯人と似たような境遇の者を刺激することで、第2の事件を招きかねないので危険極まりない。

 さらに、今回の事件に抗議するために、駅に付箋を貼ることを提唱する自称フェミニストまで登場します。

 駅に付箋を貼りつけることを提唱した自称フェミニストのツイートです。

その1
その2

 この「駅に付箋を貼る」ツイートに影響されたのか、実際に駅に付箋を貼り始める者(おそらく自称フェミニスト)が出現します。

 駅の管理者の許可なく、勝手に駅に付箋その他の掲示物を貼るのは、明白な迷惑行為ではなかろか?下手すれば、軽犯罪法違反に該当して法的責任を問われかねない。

軽犯罪法 第1条33項
 みだりに他人の家屋その他の工作物にはり札をし、若しくは他人の看板、禁札その他の標示物を取り除き、又はこれらの工作物若しくは標示物を汚した者

 自称フェミニストたちは仲間内のノリばかり考えていて、他人の迷惑を全く考えていない。だから、犯罪に該当するようなことまで平気で及ぶ。

被害者支援と自称フェミニストへのカウンターを兼ねて、「全国被害者支援ネットワーク」への寄付が呼びかけられる。

 このような中、事件の被害者支援と迷惑行為を続ける自称フェミニストたちへのカウンターを兼ねて、「全国被害者支援ネットワーク」への寄付を呼びかける動きが、自称フェミニストたちに批判的なアカウントから出てきます。

 こちらは、「#迷惑な抗議活動より被害者支援を」のタグを用いて「全国被害者支援ネットワーク」への寄付が呼びかけられます。そして、この呼びかけに賛同して、「全国被害者支援ネットワーク」に寄付する方、寄付はしていないものの情報拡散に協力する者たちが次々と現れます。

 こちらの方のツイートによれば、活動開始から4日で、「全国被害者支援ネットワーク」に寄付を済ませたことを公表したアカウントだけでも353名に到達。

「全国被害者支援ネットワーク」に寄付した方の中には、万円単位で寄付をした方も出ています。公表しないアカウントも加えると、かなりの人数の方が「全国被害者支援ネットワーク」に寄付をしたと思われます。

被害者支援よりも自分たちの活動の方が大事な自称フェミニストたち。

 事件の被害者を支援するための「全国被害者支援ネットワーク」への寄付呼びかけが自称フェミニストたちに批判的な勢力が主導して行われたこともあって、自称フェミニストの中には「フェミニストの活動への当てつけ」などと捉えて快く思わない者が出てきます。

 そして、このような自称フェミニストの中の2人が、「全国被害者支援ネットワーク」への寄付に賛同する者たちを「ネット誹謗中傷粘着ストーカー行為常習犯」扱いして誹謗中傷を始めます。

「全国被害者支援ネットワーク」へ寄付を呼びかける活動に対して誹謗中傷した2人の自称フェミニストですが、1人は駅に付箋を貼ることを呼びかけた者、もう1人はかなり知名度が高い自称フェミニストとなってます。

 実際に被害者支援のための活動をしている者たちを、「ネット誹謗中傷粘着ストーカー行為常習犯」と誹謗中傷していることから、自称フェミニストたちは事件の被害者のことを考えていないとしか思えない。自分たちが気に入らない集団を叩くことを優先してしまっている。

「全国被害者支援ネットワーク」に寄付を呼びかける活動をしている側は、このような自称フェミニストたちによる誹謗中傷に対して抗議の声明を出しています。


 自称フェミニストたちが謝罪して発言を撤回するなどの態度を見せないようであれば、法的な対応も視野に入れた方がいいかもしれない。そこまでやらなければ、傍若無人に暴走を続ける自称フェミニストたちを止められない。

社会は自称フェミニストを「迷惑集団」を扱い、毅然とした対応が求められる。

 事件をネタに男性一般への憎悪を垂れ流す、幸せアピールをして不必要に刺激する、駅に無許可で掲示物を貼る、被害者支援に取り組んでいる方々に誹謗中傷するなどから、自称フェミニストたちの実態が露骨に出ている。

 連中は事件の被害者のことを考えていないだろう。事件を利用して仲間内で盛り上がりながら、独善的な活動をやっているようにしか見えない。男女両方にとって、迷惑な存在でしかない。

 自称フェミニストたちのやっていることは、「フェミニスト原則」からも明らかに逸脱している。女性の権利運動と扱う必要が無いことが明白。

 このような内輪ノリだけで迷惑行為を続ける自称フェミニストについては、社会は単なる迷惑集団として扱って毅然とした態度で臨むべきだろう。

 自称フェミニストたちが他人の迷惑も考えずやりたい放題をするようになっているのも、これまで自称フェミニストたちを「女性の権利運動をやっている」と見なして野放しにしてきた社会の側にも責任があるだろう。

 自称フェミニストたちによる迷惑行為を確認したら、然るべき所に通報するのはもちろんのこと、場合によっては管理している施設からつまみ出したり、今後の取引を拒否する、法的手段に訴えるなどの対応も必要になってくる。安易に自称フェミニストに譲歩して要求を飲む必要は全く無い。

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