赤ちゃんの新型コロナ感染症の合併症「MIS-N」
新型コロナ感染症の第7波が全国で猛威を震っています。その中心は子供の感染がきっかけとなり、また手足口病、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスなど様々な感染症の流行もあり全国の小児科入院病床や外来が逼迫しています。
その中で赤ちゃんの感染症例も散見されますが、軽症が多いというのが通説です。しかし海外からMIS-CならぬMIS-N(新生児多系統炎症性症候群)という病態が報告されています。先日の周産期新生児学会のシンポジウムでも話題でした。新生児医療雑誌Neonatology