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らいか・ライカ 使い倒されたカメラの真骨頂

   らいか ライカ ロゴ・・・ 赤色ロゴ、黒いロゴ

みなさんのライカに興味を引かれるようで、
「持っていて、良かったライカ!」
「気になるけど、ふりかえりたくないライカ」
「いつかはライカ」
「何といってもらいか」
「あんなカメラは、きらいだ、らいか」
「ライカは敵だ・・・」
「さりげなく、でも、わざとらしくなく、示す赤いライカのロゴ・・・でも、すごく、さりげなく使う自分はイカス・・みたいなライカ」
「ばったものライカ」
「並行輸入ライカ」
「純正輸入品のライカ」
「飾るライカ」
「収集品 ライカ」
「使い倒して真鍮の生地が出ているライカ」
「銃弾が当たり、命が助かったライカ」
「爆撃で、使い主とともに破損したライカ」
「一眼レフが、生まれる前の世界を席巻したライカ」
「日本の一眼レフの誕生で、時代遅れになったライカ」
「日本メーカーと提携して、生き残りをかけたライカ」
「コンパクト・デジカメやスマホと連携したライカ」
「フイルム時代が終わってデジカメになって、ブランドとして、日本メーカーの衰退の横で、しぶとく生き残っているライカ」

ライカのM型は、1眼レフの誕生の後でも、しぶとく生き残り、デジカメ時代になり、ペンタプリズムが、そもそも不要になった時に、1周遅れの先頭に立ったように、レンジファインダー=ミラーレス・カメラみたいな感じで、高級カメラの代名詞で生き残っている。

同じドイツの高級品のポルシェのRR駆動の時代遅れの車911の生き残りにも通じる様なドイツの物づくりの真骨頂を見るような感じがする。
ポルシェもRR駆動は、さすがに、時代遅れで欠点が目立つようになり、FRに変えたモデルを発表したが、どれも、ユーザーの受けは良くなかった。
それを,RRのままで、機械を洗練し,4WDや様々の技術革新で、乗り越えて、ブランドを維持し続けていることに、ライカのM型カメラに通じる様なドイツ人のクラフトシップ魂を感じるような気がする。

時代遅れ、時代を超越?しているRR駆動方式


まあ、写すだけ、うまく写すだけ、走るだけ、移動する手段としてのコスト・バランスの取れた製品は、山ほどある。

その中で、どう生き残るか、そうした姿勢は、なかなかですね。
ところで、ライカのカメラの代名詞と言えば、あの赤い丸のロゴ。
しかし、古いライカのロゴは、文字のロゴだけだったようですね。
まあ、半世紀以上前ですから、カメラの金属に線彫りで、刻印していたのでしょうから、赤い丸ロゴなんて、着けてなかった。
ある時から、宣伝ポスターやチラシのロゴが、カメラに載って、シンボルになりました。


今や、スマホやコンデジも、これでどうだ!と赤い丸が、さりげなく、しかし、押し出し強く、乗っています。
でも、黒丸のロゴもあるようですね。

こちらは、しぶい!と、一部の人にはうけているみたいで、張替え用のパーツもあるみたいだし、ご自身で作る方もいるようです。

これも、「ほら、俺は、単なる、おのぼりさんのライカ使いじゃないんだ、そんな赤いロゴなんて、「にわかライカ使い」じゃあないんだ、知る人しか知らない、わかりにくい、「通の黒丸ロゴ」だ、どうだ、いけてるだろう!!!クールだろう!・・・みたいな・・・

まあ、シャレでやっている人もいれば、本気でやっている人もいると思いますが、
「やっとのライカ・・・だけど、通の黒丸ロゴ」
みたいな

個人的には、一眼レフが台頭する前の仕事カメラとしての(通常使いするには、値段が高すぎて、素人がつかう道具ではなかった)頃の会社支給の商売道具としてのライカを、容赦なく、ごしごし使っていた頃のカメラが、魅力的ですね。

そういった意味では、1眼レフが台頭してからは、報道機関が、競って採用した,NIKONやキャノンの1眼の、これまた、すり減るまで、カメラ同士がぶつかろうと気にせず、がしごし使って、すり減ったり、当たりのあるぼこぼこのカメラが、役目を全うしてきたカメラとして、本当に格好いいと思います。




ライカにしても、初期のフイルムカメラのトップ機種にしても、明らかに、道具としての耐久性、信頼性を含めた性能が追及されています。
それにふさわしい使われ方をした個体は、本当に、ほれぼれとします。







昨今のネットに出てきている個体は、どれも、大切に、たぶん、甘茶の方が使われたり、保管していた個体で、驚くほど、きれいです。
私の手に入れた,NIKON-FやF2等も本当に程度がいいです。
当時、学生だった私が、クラブ所有のカメラを借りて、使っていた、FやF2の方が、ぼこぼこでした。

でも、カメラは道具で、命はないですが、どちらが、その役割を全うしたか、満足しているかと問われると、使い倒した個体だろうと思います。


マグナムの時代
1眼レフの時代


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