CD売上重視の価値観への違和感【櫻坂】【INI】

 今日Xのおすすめタブで櫻坂とINIのCD売上が競われてた事初めて知りました。

 櫻坂ファン・Buddiesの端くれとして正直フィジカルの枚数を重要視する意味が分かってなかった。楽曲のヒット度合いを示す価値としてのCD売上枚数はほとんど意味がないようなこの時代。「自業自得」はYouTube上で3週間で350万再生に対し「LOUD」は9日で900万再生ですよ!?よっぽどこっちのが価値ありません?今回の件で喜んでるのってホントは誰なんだよ!?シブツタじゃないのか!?

 正直noteだからこそ言いたい。X上のようにフィジカル枚数が重視されることに違和感があります。「曲が売れた≠CD-ROMが売れた」なので。坂道Gはどこもデジタルがそれほど強くないです。そこを櫻坂が初めて打ち破る存在になって欲しいです。ジャパンエキスポに出て「海外だー!」ってやってる横でCD売上でセンターの影響とか考えるのってどうなんでしょう?

 今の音楽の流れを見たらそっちの方が断然健全ですよ!!発売日をなぜ被せたのかという声も見られますが、それは櫻坂運営的にはフィジカルよりもメディア露出を考慮した結果でしょう。櫻坂はデジタルの強さを追い求めて欲しいです。

 感じたのがオタクサイドは思ったよりもフィジカル枚数を重視しているのだと言う事。INIサイドから見ても相手はチャートハックを決定づけた秋元康です。(そこに負けたって何もないでしょ。)と思ってたんですが逆にそこから「推す」という行為の意味が浮かび上がるといいますか、

 自分たちの力で推しを押し上げられる事。そしてそのグループが世間に認められる事。そういった実感って大事なんだなーと。音楽の好みが細分化されてるからこそチャート一位という同じ土俵での称号が必要という見方もできるかな?でも結局はオリコンの価値を下げた遠因は秋元康だぞ!手のひらの上じゃねぇか!?

 音楽って感じ方が違うものだからこそCD売上バトルされがち。ここで出てくるのは90年代イギリスのロックバンド「Oasis」と「Blur」の対決です。出自もスタイルも真逆な二組は1995年8月14日、同日シングル発売をしました。軍配はブラー。ただここで言いたいのは、振り返ると両者のシングル共、彼らのバンドにとって重要な曲ではなかった事。そしてこの2ヶ月後にオアシス最大のヒットアルバム「モーニング・グローリー」が発売されたという事です。そんな事を考えると早くも次のシングルが楽しみになりませんか?

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