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ママ友がいないことのメリット(双子子育てストーリーNo.41)

コロナで妊婦や産後ママが人と繋がる機会がなく孤立している
それに関連して、妊娠中や産後うつの人が増えているのではないか

という情報をニュースなどで目にすることがあります。
一当事者の実感としても賛成します。

ただ私は、ママ友や人とつながることは
必ずしもよいことばかりではないように思うのです。

ちなみに私の場合、
ママ友や人とのつながりがほしい・いらないとこだわる以前の問題で、
コロナ真っ只中の妊娠・出産・産後だったために行政や民間のイベントが延期・中止になりママ友候補に会う機会すらありませんでした。

そんな私が考える、
コロナ渦でママ友ができなったことのメリットを紹介します。

1.ママ友がいないことのメリット

双子出産後は外出する気力・体力もなく、
まだ首の座らない乳児2人を連れだすには大人も2人以上必要なので
目的地のある外出は難しく毎日近所のお散歩をするくらいでした。

生後5か月くらいから少し余裕も生まれイベントなども再開したので
ようやくでかけることが増えました。

それまでママ友や知り合いが欲しい!つながりたい!と思っていたので
ようやく頂いたご縁はとても嬉しかったです。

でも、同時に、

あれ?こうして繋がることが必ずしもよいことばかりではない

とも感じたのです。

それは、同じくらいの月齢の赤ちゃんとそのママに会わないことで

自分と他の人の子どもを比べることが全くなく
子どもの成長をじっくり見守ることができる

ということです

子育てサロンやイベントに行くと、必ず話題になるのが

・何ヶ月か?何歳か?
・ご飯やミルクの内容や量の話
・睡眠時間やタイミングの話
・保育園の話
・知育や英語など教育の話

です。

たとえば、我が子は身長は高く体つきはしっかりしていますが、
運動の発達が少しゆっくりめです。そのため2~3ヶ月後に生まれた子と同じくらいの動きをしています。また、他の子どもに比べて離乳が遅く、1歳過ぎた今でもご飯を食べた後にかなりのミルクを飲みます。

こうした事実に、
私は他の赤ちゃんとママに出会うまで全く気づきませんでした!

低出生体重児だったので
今でも産院で定期的にフォローアップ診察を受けていますが、
いつも何の問題もないと言われているので、すっかり安心し、
月齢相応の「一般的」な状態を知らなかったのです。

ここから言えるのは、
我が子が自分のなりのペースで成長してくれていることがわかれば
一般的な情報や、他の子どもの状態は私にとってはどうでもよく、
ママ友に会うことでそのような不要な情報ばかりをインプットされるのであれば、私にはママ友はいらないということでした。

2.賢く、心穏やかにママ友と付き合う心構え

もちろんママ友が不要だ、と言っているわけではありません。

ママ友からもらう子育ての方法に関する情報は有益なことが多いし、病気やケガなどの緊急時に助けてもらえるつながりがあることはとても大切です。
私もいつも子どもの成長を応援してくれて、助けてくれる大切な先輩ママ友がいます。

伝えたいのは、他の子どもと自分の子どもを比較したり、他の人がやっているから自分の子どもにもやってみたりする必要はない、ということです。

それよりも

自分の子どもと同じ時間を楽しんだり
ちょっとした成長を喜んだり
よく観察して興味あることを見つけたり

そんな方が楽しいですし、精神衛生上もよいと思うのです。

もしママ友と話をすることで
他の人の目が気になったり
自分の心がざわついたりしたら
少し距離を置いた方がよいよというサインかもしれません。


ここぞという時に助け合える
励まし合えたり、わかりあえる

そんな人とお付き合いしたものですね。
ママ友によらず普段の人間関係にいれることかもしれませんが
ママ友はいた方が…みたいな世の風潮や周りの声が少し気になったので今日はこのトピックを選んでみました。






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