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双子の授乳Vol.2<母乳かミルクか?>(双子子育てストーリーNo.12)

「母乳かミルクか問題」

双子母ならば一度は考え、時には悩み、自分なりの最適解を見つけていく重大課題ではないでしょうか。

これはお母さんの体質や体調、どうしていきたいかという希望、サポート体制によって方針は変わります。一番大切なのは、

お母さんのカラダとココロが楽になる方法をみつけること

私の場合こんな感じでした。
●1ヶ月目:完全母乳、NICU入院中のため1~2日に1度は私か夫が届ける
●2ヶ月目:双子退院後、実家へ里帰り。2~3割母乳、残りミルク
●3か月目:母乳とミルクの割合がだんだんミルク寄りになり最後は0.5:9.5
最後は1日に1回、おっぱいを吸うくらい
●4か月目:自宅帰宅後、完全ミルク

***

~1ヶ月目~
1ヶ月目は実家で母が作った栄養満点のご飯をたくさんたべ、よく寝て、子どもは入院中でゆとりもあったので母乳がよく出ました。1日6~7回搾乳して冷凍して病院に届けていました。母乳の出を促進するためにも本当は1日8回の搾乳が推奨されていますが、眠りを優先して夜中は1~2回スキップすることもありました。胸が張って痛すぎて起きる、あまりの激痛で体をなかなか起こせない、Tシャツは母乳でベチョベチョ…なんてこともしょっちゅうですが、私は眠りを優先させましたね。ここで頑張っていれば2ヶ月目以降の分泌がよかったのかもしれませんが、後悔はありません。

~2ヶ月目~
子どもが戻ってきたあとの生活はNo.5にまとめました。まず、全く休めません。3時間まとまって寝られることもほぼありません。

はじめは1人ずつ母乳5~10分→ミルク×2人をしていました。でもこれはとてもハード。飲まないと見せかけてすぐに欲しがり結局何時間も授乳している、母乳どれくらい飲んだかわからずミルクが足りずに何度も台所をいったりきたりで疲れ切りました。家族も、いつも私の母乳での授乳を待たなくてはならずストレスを抱えているように見られました。

そこで1週間ほどでこのやり方は断念。1人だけ母乳→ミルク、もう1人は家族がミルクを上げる、これを毎回交互に繰り返す、というのをやっていました。どちらが母乳を飲んだかわからなくならないように育児日記をつけていました。

この時期、午前中に誰にどれくらいミルクあげたか午後には忘れるくらい、つまり記憶力が全くなくなるくらいお世話が続きました。

~3か月目~
私の負担を軽くすること最優先で考え、母乳にはこだわらなくなりました。1人1日1回、おしゃぶり程度に吸えればいいくらいの気持ちで過ごしていました。大泣きして家族の誰が抱っこしても効かないとき、おっぱいを吸うと落ち着いて寝てくれました。もうおっぱいは、「いざという時の便利道具」化してましたね。そうこうしているうちに母乳の分泌量もだんだん減ってきました。

~4か月目以降~
自宅に戻り夫婦中心に日常生活を回すためには何より時短!効率重視!このころには完全にミルクへと移行しました。

余談ですが、生後7か月のころ久しぶりに子どもとお風呂に入ることがありました。湯舟の中で横抱きしたところ、おっぱいに口を当ててチュパチュパしたではありませんか!記憶のどこかにおっぱいを吸った思い出があったのかもしれませんね。なんともかわいい姿でした。

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