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月齢別、双子育児で大変だったことと対処法Vol.3<生後7ヶ月~9ヶ月まで>子育てストーリーNo.23)

子どもが退院した生後2か月~8ヶ月頃までずっとでした。でもその大変さは月齢によって変わっていき、対処法もおのずと変わりました。

生後すぐの赤ちゃんのお世話に方法はネット上にもあるけれど、5・6か月以降の赤ちゃんとの日々での困りごとやその対処法についてはあまり情報はありません。

双子は可愛いけど育児は辛い…
でも愚痴ったり相談できる相手もいない…
孤独だけどとにかく頑張るか…

と思っているお母さんへ送りたい。双子母当事者だからわかる経験と私の対処法。すこしでもお役に立ちますように。

今日は生後7~9ヶ月。生後2~3ヶ月生後4~6ヶ月も併せて読んでみてください。

***

我が家は1.5ヶ月の早産(妊娠33週)だったので離乳食も通常の5ヶ月+1.5ヶ月で6ヶ月半頃から始めました。7.5ヶ月から2回食が続いています。

料理は嫌いではないけれどそれはあくまで大人用のごはんのこと。

そもそもお粥ってどうつくるの?
裏ごしってなんですか?

という低レベルの私は、図書館で借りた離乳食本をざっと見た感想は、

こんなこと丁寧にやってたら、自分がもたない

でした。

少しずつ1人で遊ぶ時間も増えたとはいえ、急に泣いたりなかなか寝ない子どものお世話に加えて、

食べられる食材をチェック、買う、切る、剥く、煮る、つぶす、温める、食べさせる、片付ける、という工程が増えます。準備15分、食事30分、片付け10分で少なくとも計1時間はかかり、2回食になるとこれが2時間。日ごろのお世話に加えて2時間の追加労働は厳しすぎる。

苦行でしかありません!!!

さらに困ったのが、バウンサーとハイローチェアーに座らせて大人1人で食べさせようとすると、必ず途中で1人が泣くこと。

泣かせまいと、代わる代わる次々と匙を子どもの口に運びながら、自分の口と顔で必死に機嫌を取る私。冬なのにご飯が終わる頃には汗ばみ、疲労困憊。

そんな母を見て、1人の子どもは一層暴れ泣き叫ぶ、もう1人は仕方ないなという顔しながらしぶしぶいい子で食べる毎日。何がつらいって

子どもにとって、
機械的にモノが運ばれてきて、義務的に食べる時間になってること
本当は楽しいはずの食事時間が全然楽しくないこと

自分が大変なだけならまだしも、子どもが楽しくないのはつらい
密かに1人メソメソと泣いたのでした。

***
どうにかしないといけないと考えた私は、目の前に住む両親に助けを求めました。

1日1回(7ヶ月半以降は2回)の食事について、基本大人2人であげたいから毎回手伝ってほしい

と。

ありがたいことに、保育園にいくまでの約2.5ヶ月間、夫が対応できないときは毎日両親どちらかが我が家にきて食事サポートをしてくれました。これで子どもも毎回ニコニコ、楽しそう嬉しそうに食事を食べるようになったのでした。

これではいけない、1人じゃ無理、と思ったらすぐに助けを求める

私の場合家族でしたが、双子子育て経験者、行政保健師、誰でも構いません。とにかくつらく大変なことがあれば外に助けを求めましょう。すぐに解決せずともきっと手掛かりが得られるはずですし、困ったあなたを見て誰かが手を差し伸べてくれるかもしれません。

私一人が歯を食いしばって頑張っていればよい、という考えは双子育児では即刻捨てるべき。だって身も心も長続きしないから。


たかが離乳食、されど離乳食。そんなことを学んだエピソードでした。


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