双子の授乳Vol.5<突然ミルクを飲まなくなる原因は?>(双子子育てストーリーNo.15)
3ヶ月くらいまでは、「まだ飲むのか?」と心配になるほど基準を上回る量のミルクを飲んでいた我が子。あげてもあげても欲しがり、1日中ずっと授乳しているなんて日もたくさんありました。でも「欲しがるだけ上げて」と産院や保健師さんからアドバイスをもらいその通りにしていました。
しかし、4ヶ月近くになるとこれまでとは反対に、授乳中に舌で哺乳瓶を押し出す、顔を横に振って拒否するなどの行動が見られるようになりました。
そのため、1回あたりのミルク量が少なくなり、一方お腹は空くので、1回量飲みきるまでの時間が長くなったり、高頻度での授乳が必要になりました。1時間~2時間かかる、何度も泣いて呼び出されるなんてことはしょっちゅうだったので、
1~2時間×6回の授乳とすると、1日あたり6~12時間
も授乳に費やしていたことになります。どおりで疲れるわけですね。なぜこの時期突然、スムーズに授乳ができなくなったのか検証と研究の結果こんないくつかの考えられる原因にたどり着きました。3~4ヶ月になって授乳に悩む方の参考になるかもしれません。
1.満腹中枢が発達した
生後3か月くらいになると満腹中枢が発達し「お腹いっぱい」という感覚を持つようになります。逆にそれまではこの感覚がないので無限に飲み続け、一方胃の容量は限られているので吐き戻すのです。我が子も2~3ヶ月は1日あたり800mlくらい飲む日もありましたが、4ヶ月ごろに一度700ml程度に落ち着きました。舌で乳首を突き出すのは「もういらないよ」のサインなのかもしれません。そういうときは、一度授乳を止めてあげるとよいでしょう。我が家は800ml飲むものと思って何とか飲ませようとしてましたが、お腹空いたアピールがあるまであげないようにすれば負担が軽くなったと少し反省しています。
2.授乳以外のことに興味がある、飽きた
視覚や聴覚が発達してくると、周りにおいてある生活用品やおもちゃ、音楽やテレビが気になりミルクに集中できなくなります。
授乳の際は、ミルクに集中できるよう静かで整理された環境を整えてあげる
とよいでしょう。それでもあまりお腹が空いておらず他のことが気になる場合はしっかり飲んでくれません。大人だって、たとえ立派なフルコースが目の前にあってもお腹が空いてなければおいしく感じませんよね。それと同じです。
赤ちゃんの様子を観察し、お腹が空いていそうなタイミングを見定める
ことが大切になってきます。もちろん泣くのはわかりやすいサインですが、双子でそこまで待たせてしまうとギャン泣きを収めるのは困難です。ジーっと眺めて我が子のサインは何か?見つけてみましょう。
たとえば我が子はこのようなサインが出たらお腹空いた証拠です
・口をチュパチュパ動かす
・突然ウーンとうなってアピールする
・ガーゼやおもちゃを加える
3.乳首が劣化している
これ、意外と盲点です。乳首の飲み口が割けるなどして飲みづらくてのまなくなることがあります。
私は毎日お世話に必死過ぎて、乳首の耐用年数(耐用日数?)を完全に忘れていました。我が家はピジョンの母乳時間を使っていましたが、2ヶ月を目安に交換とあるところ、Sを3ヶ月以上も使い続けていました。しかも双子なので使用頻度は1人の赤ちゃんの通常の2倍以上。
交換の目安に関する案内はこちら。
飲まないのではなく、飲めなくなっていたのです
こんな単純なことに気づかず反省しました。交換したところ途中で首を横に振っていやがる素振りはなくなりスムーズに飲むようになりました。
交換スケジュールはこのような流れでした。我が子は33週生まれなので発達は修正1.5ヶ月で見る必要があり、交換時期も目安+1.5ヶ月としました。
・誕生~1ヶ月:母乳実感SS(NICU入院)
・1~3.5ヶ月:母乳実感S
・3.5ヶ月~5ヶ月:母乳実感Mを試すもむせたため再度Sを購入
・5ヶ月~7ヶ月:母乳実感M、この間1回交換
・7ヶ月~現在(もうすぐ10ヶ月):母乳実感L、1回交換
最近さぼっていますがそろそろ交換しないといけませんね。次はLLでもよさそうです。
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