産後うつ?泣いてばかりの日々と脱する方法(双子子育てストーリーNo.10)
マタニティブルーズや産後うつというものがある、そこまで行かずとも多くの人が急激なホルモン変化で涙もろくなると出産前から聞いていました。
でもまさか自分がそんなことになるはずはない、なったとしても軽いでしょ
なんて根拠もなく思っていました。
しかし、そのまさかが、御多分にもれず私にも襲ってきました。
・現在の肉体的・精神的辛さが永遠に続くかのように錯覚する
・なぜか自分が無能でふがいなく感じる
・特に理由はないのにすぐ涙が出る、そして止まらない
こんな症状を経験したのです。今もし苦しんでいる人がいるとすれば、
この生活は絶対終わりが来る!!
あなたは無能でもなんでもない!!
すべてはホルモンバランスのせいであなたは全く悪くない!!
と声をだしていいたいです。
こんなタイミングで泣きました、というのを紹介します。皆さんが涙するのが全く異常でも何でもないことを感じ取ってもらえたらうれしいです。
●産後健診で号泣
双子が自宅に戻り3日後に私の産後1ヶ月の健診がありました。
担当医から「何か困ったことや質問はありませんか」と聞かれたものの、あまりの過酷な毎日で、カラダもあちこち痛いし心も今にも折れそうだけど質問したいことを事前に考えたりメモしたりする余裕もなく私。
「特にありません」と答えた私に対し「前もってメモしておくとよいですよ」との医師の反応に、「それができないんですよ!!!!」と訴えその場で号泣。
医師も困った顔をしていました。診察室を後にして面談室で助産師さんに15分ほど話を聞いてもらいました。病院から駅に向かう道すがらでもなぜかまだ涙が止まらずマスクをつけていてよかったと思うくらいです。
●必要なミルクの量がわからず家族の一言で涙
我が子は2人ともよくミルクを飲みます。よく生後2ヶ月くらいは満腹中枢がうまく機能していないからミルクの量が多くなりがちと言いますが、そんな話を踏まえても飲み過ぎなくらい飲みました。ネットで体重あたりの飲む量を計算してあげても足りない足りないでギャン泣き。私たちは1日中ミルクを作り、その日の午後には午前中のいつ、どれくらいあげたのか忘れてしまうくらい。
当時お世話になっていた実家の両親も当然ストレスがたまってきます。ごはんの最中でも構わず泣きじゃくりまともに食べなくなったときなどはストレスもピークで、「専門家にミルクの量を相談した方がよい」「お母さんの判断にミルクの量は任せているから(言外に、だから私たちは何ともしようがない…)」などと言われ私もどうしたらよいかわからず落ち込みました。
●家族に頼ってばかりでフラフラな自分がふがいなく号泣
生後3か月までくらいはミルク飲みすぎ問題、24時間問わず泣き叫ぶ、夜中のうんち対応などで、一晩で30分睡眠を3タームだけという日もあり疲労はピーク。待ったなしの双子お世話は私だけでは全く回りませんでした。自分の生活を送るための家事は一切できずすべて母を中心に家族にお任せ。赤ちゃんに振り回されるばかりで何もできない自分がふがいなくて号泣していました。夜布団に入っても自分の力不足ばかりが気になって、休むどころか1人号泣。近くの自宅に1人で暮らして朝晩来てくれた夫が「双子育児という大変な仕事を全力でやっていてすごい!」といつも励ましてくれました。
次の会は、どうしたら産後のカラダとココロがもっと軽くなるのか、私の経験や反省も込めてお届けしたいと思います。
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