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Xデザイン学校ベーシックコース2021 #1 ブートキャンプ

本来であれば、講義の後すぐに書く事が理想でしたが、
お正月休みを利用して記事を書けなかった回の復習を行いました。
その時どう感じていたのかを思い出しながら、振り返りたいと思います。

企業のビジョンはパーパスドリブンへ

初回の講義から衝撃を受けました。
これからはモノからコトへと変わるだけでなく、デザイン思考からアート思考への過渡期であり、UXデザインやデザイン思考だけでは生き残れないと言うお話を伺い、大変な時代になったなと感じました。
ウェブサービスのサイクルは製造業に比べ短命なため、これからますます生き残りが大変な業界です。
ちょうど一昨年頃、社内でこの分野に詳しいデザイナーさんとイベントを企画した際に、もうイベント名にUXをつけるのはやめよう(UXデザインはもう古い)と言う話題が上がったのを思い出しました。
コンサル業界では当たり前の手法(もう古い節すらある)が、インハウスでは実務レベルまで降りてきていないことに焦燥感を感じました。

PDUモデル

PDUモデルを理解するために身近にあるサービスを分解するワークをチームで行いました。

消費者の意見を取り込みながら開発する、ユーザーイノベーションを狙いインクルーシブデザインのためハッカソン、アイデアソンを企画するも、社内で出てきたアイデアばかり。それでも一位を决めて称賛するも、それを商品化するに至らないという経験をした主催者も多いと思います。これは主催がPではなくDだからです。つまりDがハッカソンを行うと、単なるアイデア出しの手伝いをしてもらうだけになってしまうのです。出てきたアイデアを採用するかしないかだけの判断しかできないためです。

明治大学 渡邊研究室

この時はワークで手一杯でプラットフォームの仕組みにしか目が行かずにいましたが、復習がてら資料を読み返すと、Dが行うハッカソンはPとDの結びつきを強めるためのもので、イノベーションを起こすためのハッカソンではなかったことが分かりました。
目的を理解せぬままワークを進めている企業も案外多いなと、さらに危機感が高まりました。

ゲームチェンジで何が企業に起こるか?

・デジタル・トランスフォーメーションの爆発的な進化
・モノのデザインからサービスのデザインへ
・フィンテック

新規事業が、その企業のサービスで専門家の領域だったものを民主化することだとするならば、
新規事業は自社の事業や業界をぶち壊す事を自社で起こすという、極めて矛盾している事業ということになります。
色んなしがらみや制約もあり、社内からはイノベーションが発生しずらく、承認を待っている間に社外のベンチャーに先を越されると言う構図も容易に想像できます。
既得権益と対峙するだけでなく自社の仲間の事を考えると生半可な覚悟では取組めないため、起案者の情熱と自分ゴト化がなければとても走りきれないなと感じました。

※今考えると、講義が始まる直前に講師の先生が予習としてオススメしてくださったドラマも、きっとそれを伝えたかったのではないかなと思いました。
(毎回たくさんヒントをいただいていたにも関わらず、気づいていなかったことにも愕然としました。。)

最後に

自身の環境にも変化があり、未経験の領域が増えそうなため、今年の抱負は「やり切ること」になりそうです。

復習することで新たな発見や気づきもあったため、やり切ることを意識し、あと2回分もどこかでまとめたいと思います。

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