見出し画像

Xデザイン学校ベーシックコース2021 #2 ビジネスインタビュー

第2回は講義とビジネスインタビューでした。
講義では事業とは何かを分解して教えていただきました。

話し合って決めるチームがほぼ失敗する理由

大企業の新規事業が失敗する理由に、責任を取らない・失敗の記録を取らない・命の削り方が圧倒的に違う事が挙げられるそうです。

アドルフ・アイヒマンの述懐を例に、責任が曖昧なオペレーションを行うと責任が自分にないため非人道的なことも実行してしまう危険性について説明していただきました。

話し合って決めるチームがほぼ失敗する理由にも通じるところがありますが、大企業は業務範囲が分業になりがちでルーティンワークも多く、自分ごと化できないことも一因かもしれないと感じました。
やらされている仕事と自らやりたい仕事でも温度感の違いを感じる事があるため、チームが同じ目標に向かって走るためにはビジョンやパーパスが重要だと感じました。

スポーツのように型を覚える

W型問題解決モデルは今でも有効なため、エスノグラフィからユーザー調査というフローを取ると良いと伺いました。

思考と経験、両方が大事であり、体を使って経験として動くこともやはり必要とのことでした。

そして、失敗した時に元に戻ってくるために基礎が大事であり、アンダーソンの3段階の学習モデルや守破離を覚えておくと良いそうです。

世界はDXへ移行

ビジネスモデルキャンバスはお金が儲かるかという視点だが、PDUピラミッドはどんなデータが取れるかという視点。
後々に出てくる、データをサービスで返すことやサブスク化がなぜ必要かが、復習を行ったことでさらに繋がってきました。

ビジネスインタビュー

本年度の課題は自分たちをスタートアップ企業に見立てて実際に提案を行う実践的な課題のため、最初はオリエンのつもりで挑みましたが、途中から認識が違っていたことに気づきました。
私はキャリアの出発点がコミュニケーションデザインだったこともあり、最初に始める事はヒアリングではないのかと手法の違いに戸惑った記憶があります。
この時は、知りたいことがあまり聞き出せないまま終わった印象でした。

その後の講義で、ビジネスインタビューは聞けば分かると思ってはいけない、クライアントも答えられないとFBいただいたのですが、3回目の講義までは正直なところ腹落ちしていませんでした。
4回目の講義辺りで少しづつ繋がっていくことになるのですが、まだ型通り進んでいるだけで本当には理解していませんでした。

今では、知識として知っていることと身につくことには大きな隔たりがあると実感しています。
採用や技能についてポテンシャルという言葉がよく聞かれますが、いくらポテンシャルがあってもやらなければ意味がないと違和感を感じていたのですが、経験や体験が積み重なることも軽視してはいけないと感じた出来事でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?