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Xデザイン学校ベーシックコース2021 #10 オズの魔法使いと成果発表

最後の講義でした。
始まる前は月1では少ないと思っていたのですが、いざ始まってみると次の講義の日があっという間にやってきて、復習や課題の時間が足りないと思うことが度々ありました。

講評

辛口と甘口から選べたのですが、全チーム辛口を選んでいました。笑
いただいたご意見はどれも自分たちが見落としていた観点だったため、俯瞰した視点を持てるように視座を上げたいと感じました。
他のチームのプレゼンも完成度が高く、とても良い最終回でした。
特に、途中まで1番苦労していたチームが仕上げてきた提案は、苦労されただけのスケール感があるものに仕上がっていたと思います。

共創の難しさ

今回の課題に限らず、バックグラウンドやスキルが違うメンバーでプロジェクトを進めると、思うように進まないことが頻繁に起こります。
これまで携わってきた事業開発は、それらが似通ったメンバーで構成されることが多かったため、比較的スムーズに意思疎通ができていましたが、近年は様々な業界で共創が始まり、それぞれのローカルルールが分からない中で進める難しさを感じる機会が増えています。
ストレスを感じながら作業しているメンバーが多い中、そこまでして共創は必要だろうかと思う事があります。

その上で、これまでと全く違う新たな価値を生み出す事業については、コミュニケーションコストとトレードオフしてでも多様性のあるメンバーで進める必要があるという事が理解できたことで、自分が以前ほどストレスを感じなくなったことは大きな進歩だと思いました。
(一方で納期や作るものが明確に決まっている場合は、共創しない方がスムーズにプロジェクトが完了できるとも改めて感じました。)

グループ制作に関しても、全員が同じ熱量や目的意識がないとブレたりボヤけたりするため、ビジョン・パーパスを言語化する作業は怠ってはいけないと確認できました。

また、ビジネスサイドがデザイナーに求める価値が変わりつつある中で、既存スキルに執着することでプレゼンスを失う危険性については、これからも頭の片隅で意識していきたいです。

最後に

ご時世もありリアルではお会いする機会がありませんでしたが、オンライン懇親会なども含め楽しく過ごさせていただきました。
先生方、参加された皆さん、Bチームの皆さん、1年間ありがとうございました。
これからもゆるく繋がりを持たせていただけると嬉しいです。

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