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Xデザイン学校ベーシックコース2021 #5ペルソナ/シナリオ法

2021年度Xデザイン学校ベーシックコース第5回目の振り返りです。
今回は一度立ち止まり、基本に立ち返る回となりました。

ユーザーに寄りすぎるとスケールしない

第4回目の講義で全体感が見えてきたこともあり、上位下位関係分析もすんなり取り組めた気がしていました。
しかし、その後の講評で、また新たな難所に差し掛かったことが分かりました。

自分たちのワークの内容はノイズが多いため抽象的になり、上位ニーズにキレが無くユーザーの本質的欲求がぼんやりしていました。
ビジネスモデルについての議論が進まなかった部分をインタビューで補完しようと期待してしまっていたのですが、ペルソナからはイノベーションの手掛かりは生まれないというご指摘をいただきました。
インタビューする時点でビジネスモデルは確定している必要があることを失念していました。

そこで、最初に立ち返りビジネスモデルを精緻化することにしました。
第一回目の講義の資料を改めて読み返すと「データではなくサービスで戻す」としっかり記載がありました。
また、ユーザー像はプロフィールのことだと誤解していたことも講義の中で分かりました。

普段であれば、ここでまたぐるぐると悩むことになるのかもしれません。
しかし、分析した結果からビジネスモデルの甘さに気づくことができたことやダブルダイヤモンドの発散と収束のフェーズを学習したため、このタイミングでやり直すことに以前のような不安は感じませんでした。むしろ、ここで根本を正さないと後々の工程に影響が出てしまうことに恐怖を感じました。
チームでさらに検討を進めていき、M&Aか出資という売り込み手段についても自分たちなりに答えが出せたことで、また一歩クリアになった気がしました。

会議の判断基準を設ける

最近の講義は冒頭でチームビルディングのヒントになるようなお話がたくさんあり、個人的にとても楽しみにしています。
中でも、会議の判断基準を設ける事とリーダー(判断する人)を毎回変えるという方法は斬新でした。
そんなことしてよかったんだ!?と思うと同時に、まだまだ自分が固定観念に縛られているなと感じました。
初心者が迷ったときのベースとなるフレームワークの存在は心強いと感じましたが、それだけになると思考しなくなっていくのかもしれないです。
実業務でも、アート志向とデザイン志向の特性を理解して事業に取り入れることができるように意識していきたいと思いました。

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