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Xデザイン学校ベーシックコース2021 #3 エスノグラフィ

ようやく記事が追いついてきました。
第3回目はエスノグラフィとビジネスモデルのヒントについての講義でした。

エスノグラフィ

大学時代に文化人類学や博物館学の講義の中で軽く触れた事はありましたが、有効性が認められ、学術研究だけでなく実務でも広がってきている事を知り、今後ぜひ取り入れていきたいと感じました。

パーパスドリブンで考える

ビジョンは抽象的になりやすく似た企業が存在するため、自分たちがやるべき理由というパーパスがないと成功しない。

他社と差別化できるポイントは、ビジョンではなくパーパスの方だったのかと納得しました。

小説や漫画などの物語を読む際にも、主人公が成し遂げる必要性を期待してしまう事があるのですが、それは無意識に納得感を求めていたことが理由だったと思います。
今まで物語には存在理由が必要だと感じてはいても、それを言語化できずにいましたが、UXの手法で構造が可視化できる事に感動しました。

事業モデルと収益モデルは分けて考える

矢沢永吉はタオル屋だったという例が強く印象に残っています。

今まで接してきたサービス作りは、どちらかというとpainを解決するためのものでしたが、painの解決からはスケールしないというお話はグサッと刺さりました。
風が吹けば桶屋が儲かる。ではないですが、desireを事業モデルとし結果的に収益化が見込めるモデルを作る事。
そうでない事業はボランティアになりがち。

2方向から考えるのが最近の事業であり、昔ほど単純ではなくなったなと感じました。
web業界ではビジュアルデザイナーが以前ほどチヤホヤされなくなったケースに似ていますが、広義のデザインでも同じ事が言えるのではないかと思いました。
そういった面からも、今後ブリコラージュはますます重要になっていきそうです。

最後に

次回から発表の準備に入ります。
チームでもまた少しワークを実施し、完成度を高めていきたいです。


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