見出し画像

Xデザイン学校ベーシックコース2021 #8 ペーパープロトタイピング

コースも残り2回となり、いよいよ発表に近づいてきました。

講義もだんだん自身の業務範囲とも重なってきたのですが、ワークを進めていく中で、自分たちの業務フローにまだまだ改善の余地があることを実感しました。
今回学んだ内容はすぐに業務に取り入れたいと思いました。

ストーリーボードの作成

アクティビティシナリオを元にストーリーボードの作成を行いました。
ナラディブになるよう、演劇の台本を意識すると良いとアドバイスをいただきました。
新規事業のタネを考える際、ありそうなタネだなと思って没にすることが多かったのですが、実際はタネ自体はありがちなもの(普遍性)でも問題なく、雑味(個性)をどう付け加えるかが重要と言うことが少しづつですが理解できるようになってきました。
演劇のように、骨子は同じでも作風の違いが価値になるのかもしれないです。
構造を置き換えできるようになると、今まで曖昧だったモデル化の理解が進みました。

絵コンテの書き方

実際に作業を始める前に、全員のイラストの粒度を揃えるワークを行いました。
今回は利用シーンが分かれば良いため、上手く描こうと思わず最低限のディティールで割り切って伝えるラフを作成した所、○□△の単純な図形だけでもシーンや感情を十分に想像できる絵コンテが描けました。
普段の業務でも、複数人で4コマやポンチ絵を描く場面で、誰のイラストに合わせるか悩むことがありましたが、これからは始める前に全員で簡単なワークを行い粒度を揃えることで、作業にかける労力を減らすことができると感じました。
このやり方であれば、デザイナー以外が作業に参加できることもメリットだと思います。

かつてはカリスマ経営者や研究者しかできなかったプロセスに再現性を持たせたのがUXのプロセス

どこかで繋がっている

大阪校のベーシックコースに参加されている受講生は、所属企業で何かしらの新規事業に関わっていらっしゃる方が多く、事業成功のヒントを掴みに参加されているため、授業のアイスブレイクや相談会でのお話もとても参考になることが多いです。
今回、オフィスアワーでも相談させていただき、たくさんのヒントをいただきました。
私も例に洩れず所属企業の新規事業関連の部署に所属しているのですが、この度、Xデザイン学校と並行して参加していた新規事業創出プログラムで事業化の採択まで進むことになりました。
さらに偶然が重なり、年明けから課題対象の企業様と自社との共同プログラムにも参加することになりました。
学んだことはすぐに役立たない事もありますが、どこかで巡り巡って繋がっていくのかもしれません。

年明けから少しづつ忙しくなりそうですが、成果発表に向けて課題の方も気を抜かずに頑張りたいです。

それでは、みなさま良いお年を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?