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【考察】コロナ禍による芸能界の変化と今後の対応について考えてみた


今まで大物芸能人のMCが当たり前でレギュラー枠として
続いている番組で、コロナ禍に直面している。

コロナウイルスに感染もしくは濃厚接触者としてし、出演出来ないという状況だ。

その代理で、別の芸能人を起用するシステムが生まれている。

例えば、ワイドナショーでは夏休みでダウンタウンの松本人志さんが出演していない。
代わりに、若手芸人1人が出演している。

テレビ制作者側であれば、大物芸能人の方と同じ立場、レベルの人を起用する傾向にあるかと
思っていた。タモリさんや鶴瓶さん、たけしさん、さんまさんのような面々。
長年目にしてきた方々だからこそ、やはり信頼感や安心感はある。

しかし若手芸人を起用するメリットもある。

ほかにもあるかもしれない。
芸能界はテレビを皮切りにメディアが生まれるもの。
また回らないと利益があがらないもの。

若手芸人が露出する機会が増える


事務所や劇場でのライブや地方の市民ホールのような場所でのお仕事もあるが、やはり一般の多くの方に目に触れる場所でのお仕事も欲しいと思っていると思う。
出演後「あの人だれ?」のSNSでの視聴者の発言が徐々に番組と若手芸人の知名度を上げるきっかけになる。

SNSやデジタル慣れしたコメントやリアクション


大物芸能人の出演番組やレギュラー番組もたくさんある。中堅・若手芸人のコミュニケーションで番組を回す方法が多い。今までのやり方が根底にある中で徐々に変わりつつある時代に適応する人と、元々デジタルがある時代に生まれた人の考え方や見方は多少でも違うものはある。テレビ離れの若者世代は今どきの意見を聞きたい、共感できる意味で求めている人もいるだろう。

若手芸人の場慣れやスキル向上、育成


2番目で述べた部分もあるが、若手芸人のネタは個人で練習することが出来るが、バラエティー番組のような平場での交わり方(コミュニケーション)は複数人いて、慣れが必要。劇場でもひな壇トークはあるかもしれないが、普段お世話になっている同士や先輩後輩との関わりと緊張感が違う。

まとめ

大物芸能人の方があってのテレビ文化がある。そしてSNSが普及しても、テレビは変化を遂げながら、企画や番組が成り立っている。
芸能界の支持や共感性を得るには、人であると感じる。その共感性は世代にある。PHS、ガラケー世代が親やミドル世代になっていき、共感できる世代の出演者を置く必要も出てくる。
既存の番組で考えれば、番組を回すために出演者の人数やメンバーを変えずに、コロナ禍でソーシャルディスタンスを確保しつつ、若手芸人が出演できるまさに職場のインターンシップのような制度が今後も芸能界に増えて欲しい。

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