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ネットでお金を稼ぎたいならアヘンをばら撒くといい

こんにちはフラット思考です。

今回は「ネットでの情報発信」に関心がある人向けの話です。

ブログ・YouTube・SNSなど誰でも情報を発信できる一億総発信時代と言われています。

僕も一応ブログ経験は5年以上はありまして、月に100万とか200万とか稼いでた時期もあります。

んで、ただ単に自分が言いたいことを独り言のように発信したいのであれば、好きなように発信したらいいんですけども、情報発信によってフォロワーを増やしたいとかお金を稼ぎたいとなると、発信する情報の量や質を考える必要が出てきます。

「量」の基準は簡単で、多ければ多い方がいい。自分のリソースの中で限界を目指して頑張るだけです。

問題となるのは発信する情報の「質(クオリティ)」です。一般論として「良質なコンテンツを作れ」と言われます。Contents is King(コンテンツイズキング)という言葉も有名ですね。

見た人が

・フォローしたくなる
・シェアしたくなる
・ブクマしたくなる
・登録したくなる
・お金を払いたくなる

そんな良質なコンテンツを作る必要があります。

これ自体は正しいのですが、突き詰めて考えると根本的な悩みに突き当たります。

それは「良質とはなんぞや?」です。

僕も長年にわたって「良質なコンテンツってなんだ?」と考えてきたのですが、なかなか自分なりの答えが出せずにいました。それが最近とあるキーワードを見て「ああ、良質ってそういうことなのか」と腑に落ちたんですね。

それは

「インターネットは現代にばら撒かれたアヘンである」

と言う表現。

もしくは、中国政府がネトゲを批判するために発言したらしい

「オンラインゲームは精神的なアヘン」

ですね。

つまりいずれも「ネットはアヘン(麻薬)みたいなもの」ということです。

これを見た瞬間に、これまでふわふわしてた「良質なコンテンツ」の定義が僕の中でだいぶ定まりました。つまり「良質なコンテンツ」というのは「麻薬として良質かどうか」を考えると凄いしっくりきたと言う話です。

ここで一応アヘンの説明を入れておきます。

アヘンとはケシの実から採取される果汁を乾燥させたもので、麻薬の一種である。麻薬と聞くと悪いもののようにイメージされますが、アヘンを加工してできたモルヒネは医療麻薬として病院で使われてたりもします。
要は使い方しだいですね。

さて、わかりやすいようにここからはアヘンを麻薬と呼び換えていきます。

「良質なコンテンツ」とは「麻薬として良質かどうか」です。

僕は「良質なコンテンツ」の「良質」とは「役に立つコンテンツかどうか」だと定義していた時期がありました。

役に立つといっても、その役に立ち方はさまざまで、

・新しい情報が得られる
・勉強になる
・問題が解決できる
・単純に面白い
・笑える
・泣ける
・感動できる など

色んな役に立つコンテンツがあります。

だから、どんな形であれ「役に立つコンテンツ」を目指せば人やお金がついてくるだろう。そう思っていました。しかし、現実を見ると、どう考えても「役に立たないコンテンツ」が人やお金を集めている状況を目にします。

例えば、特定の分野に精通している専門家がしっかり作ったコンテンツよりも、その辺のインフルエンサーが発言する半分嘘が混ざったような適当な情報のほうが人々の関心を集めます。

例えば、迷惑系YouTuberのように見る人にとって何も特にならないし社会的にもなんのプラスにもならないコンテンツが再生回数と広告収入を稼げます。

例えば、芸能人の不倫のニュースなんか、自分と全く関わりのない赤の他人の色恋沙汰に一喜一憂する人間が大勢います。

こういった現状を考えると、「人の役に立つ良質なコンテンツを作ったところでお金は稼げない」ということに気付きます。

じゃ良質なコンテンツって一体なんなんだ?という疑問が生まれるのですが、その答えが「麻薬として良質かどうか」です。

先ほどの例は全て、人の役には立たないけど麻薬として考えると優秀なコンテンツだったということです。

お金が稼げるコンテンツ、つまり人々が求めているコンテンツというのは「麻薬として良質かどうか」なんですね。

人々の多くはそもそも、本当の意味で役に立つものや価値があるものなんて求めてないわけです。自分の体や精神を多少傷つけてでも、その場で楽しめたり気持ちよくなれたりするものにお金を払います。

お菓子とかもそうですよね。

あんなもの健康のためには食べない方がいいのはわかってるけど、それでも鳥のササミよりお菓子にお金を使うわけです。お菓子や砂糖は害が少ない麻薬みたいなもんです。

さて、良質なコンテンツとは麻薬として良質かどうか?と考えるとあとは簡単です。どんな麻薬が人々に受け入れられ、よりたくさん売れるのか?を考えてコンテンツを作れば良いわけです。

例えば

・純度が高いが高価なモノより、多少不純物が混じった粗悪品でも庶民でも手が出せる価格帯がいい
・欲しい時にすぐ手に入るようにした方がいい
・適度に依存性がある
・廃人になられると売れないから適度な強さで作る
・摂取して感情が動くのであれば体や精神への害は気にしなくていい
・麻薬中毒者は効果を期待して買うから副作用の説明はしなくていい
・人気の麻薬に似た成分のモノを作ればきっと売れる

などなど

「純粋に役に立つコンテンツ」とは方向性がまるっきり違いますね。

あとは自分の良心との戦いです。お金を稼ぐために麻薬的なコンテンツをばら撒けるかどうか。

正義感が強い人はインターネットでお金を稼ぎづらいかもしれません。

とは言え、よくよく考えれば世の中のコンテンツなんて麻薬的なモノだらけです。

・多くの登録者を持つYouTuber
・ソシャゲやSNSを作る実業家
・カルビーの社長

この人たちは言ってしまえば麻薬王なわけです。庶民が欲する麻薬を製造販売することで支持を得られた人達です。

著名人の名前やお菓子メーカーのブランドは、言い換えれば「あそこの麻薬はコスパ良く気持ちよくなれるぞ」という信頼なわけです。

ネットのコンテンツに限らず「なんでこんなものが人気なんだ?」と思ったら「それが麻薬として優秀かどうか?」で考えてみると納得できるかもしれません。

ということで、皆さんもある程度の良心は捨ててネットにアヘンをばら撒きましょう。
だって世の中がそれを求めてるので。

念の為断っておきますが、僕は酒・タバコしか薬物はやったことがありません。

それでは。

↓これ読んでますがまぁまぁ面白いです

#ブログ #Youtube #ネットビジネス #コンテンツイズキング


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