『道具』を磨く
昨日は、『道具』をどう活かすのか?について書きました。
まだ読んでいない方は、こちらをどうぞ。
4秒でわかる解説としては、
知識や技術、知恵っていうのは、全部道具なんだから、それをどう活かすのか?が大事なんやで、って話です。
さて、、、
そんな『道具』を持ち合わせておきながら、人はさまざまな場面で学ぶわけです。
たとえば、教員であれば「研究と修養に努める」必要がありますし、学童のスタッフであれば「研修」などを通して学ぶ必要があるわけです。
でも、教員や学童のスタッフというのは、常に現場で子どもたちを目の前に、実践ベースで学んでいるわけで、個別具体的な事例を数多く目にしています。
にもかかわらず、現場をわざわざ離れてまで、研修に参加するのは何故なのでしょうか?
一言で言えば、『道具』を磨くためです。
たとえば、寿司職人がいたとします。
寿司職人は、毎日新鮮な魚を市場から仕入れ、仕入れた魚を包丁を使って捌きます。店では、注文を受けたネタを寿司酢を混ぜたシャリの上にのせ、客に提供しています。
新鮮な魚についての知識を学ばずして、見分けることはできるのでしょうか?
包丁を砥がずして、魚を素早く捌けるのでしょうか?
シャリをつくる際の寿司酢の塩梅を調べたり、調整したりせずに、おいしいお寿司を作れるのでしょうか?
答えは、いずれもノーです。
つまり、常にベターなお寿司を提供するためには、知識を増やしたり、技術を高めたり、知恵を深めたりすることが必要なのであって、現状に満足しているだけでは、周りに置いていかれてしまうわけです。
で、そんな『道具』を高める方法の1つに研修があります。
そして、特に重要なのは「専門外」と呼ばれる領域の『道具』です。
意外なことに、「専門外」の『道具』というのは転用できることも多くあります。
たとえば、パソコン関係のスキルなんていうものは具体例の一つで、ぶっちゃけた話『IT関係』の職種を除いて、「専門外」の『道具』です。
でも、その『道具』を活かすことができるのか?という点だけで、仕事の幅を数倍〜数十倍にも膨れ上げさせることができます。
実際に、オフラインのイベントをLIVE中継という技術を用いたことにより、全国規模にまで、場合によっては世界規模にまで拡大させています。
つまり、人が学ぶというのは、『道具』を増やしたり、『道具』を活かしたりする場を広げたりするために有効な手段であって、ときにはすでに持ち合わせている『道具』をより優れたものに変えることになるわけです。
あなたは、どこで、どのように『道具』を増やし、磨いていきますか?
よろしければ応援をお願いします。 100円で缶コーヒー1本をお家で。 500円でフラットホワイトをお店で。 1000円でミルを使って豆を挽いて。 おいしいコーヒーを飲むことができます。